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コラム/2012-09-10

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不安・パニックから自分を解放させるワーク

今回は不安(やパニック)に襲われている方の為に、そこから抜け出すヒント
をお書きします。尚、最初にお断りしますが、私自身と被験者数名での効果を
確認しましたが、必ずしも100%の効果は保証できません。
 それと比較的安全な方法ですが、危険性がゼロではありませんので、ご心配
な方は信頼できるカウンセラーや精神科医の指示に従って判断して下さい。

<不安・パニックの辛さから抜け出す方法>

◆考え方:不安は人間が生きてゆく上で必要なものです。「予期不安」があるから
危険を避ける為の準備や「対処行動」ができるのです。つまり不安は「あなたに
とって怖い事や不幸を避ける為の準備をしなさい」と親切にも教えてくれているのです。

※かと言って、ずっと不安が続いたり、パニックになったりするのは辛いですよね。
 その辛さを脱する第一段階は「不安が教えてくれてる意味を知る」
 という事です。 

①不安の教えてくれている意味を知る:「私のこの”不安”が的中したらどんな
 怖い事や不幸が起きるだろう?そして、そうならない為に”ある事を準備せよ”
 ”ある行動をせよ”と教えてくれてるとしたら、それは何だろう?」と自問する。

②不安のパートの統合:クッション(椅子・座布団でも可)を向い合わせに置き
 一方に座り、向いのクッションに”不安”が座ってると想像し、それを五感で
 感じる(どんな色・形・大きさ?、声や音は?伝わる温度や感覚は?) 
 ⇒それを想像してどんな気持ちですか?

 
 試しに”不安”に話しかけてみましょう!⇒(声に出して)「不安さんは私に
 何を伝えようとしてくれてるの?どんな準備や行動をして欲しいの?」(不安
 さんに変化はありましたか?)

 
 次に場所を移って不安さんのクッションに座り、不安さんに成り切ってみまし
 ょう!(不安さんになったつもりで)さっきの質問に”僕は〇〇という事を伝え
 たいんだ”という形で答えてあげて下さい。(万一答えが浮かばなくても潜在意識
 はわかってるし、繋がってるので、テレパシーで送るイメージをする)

 
 元の席に戻ってさっきの言葉(またはテレパシー)を受け取り、今の自分の
 気持ちの変化を感じる。

 
 (”不安さん”が心配して一生懸命伝えてくれてたんだなと実感できたら)
 ”不安”さんを自分の好きな色の光の珠に変えて実際にそれを掌に乗せて自分の
 体の中に入れる動作をイメージと共に行う。

 
 (イメージで身体の中に入ったら)「不安さん、私の事心配してくれて有難う。
 今までは無視しようとしてごめんね。本当は私の為を思って伝えようとしてくれ
 てたんだね。今受け取ったよ。有難う!」と言って、その感触を十分に味わって
 下さい。


③準備と行動のステップ:「ではその”安心感”を今既に完璧に持ってるとしたら
 私はどんな違った行動や考え方をするだろうか?」若しくは「その”安心感”
 を得る為に私ができる小さな一歩は何だろうか?」と自問し、その中で無理なく
 できる事をやってみましょう。


<根拠・理論>

①不安・パニックへの対処パターンとして「それを避ける事をやって来た」という
 前提に立つと、(MRIのブリーフセラピーで言うと)それこそが”偽解決”
 (もっともらしいけれど、逆にその問題を維持してしまってる解決方法)なので、
 パターンを崩す解決の方向としては、”避ける、逃げる”の反対の”見つめる、
 対峙する”事と言える。
②ここでは、パートの統合としてゲシュタルト療法のエンプティチェアを使った
③統合されたパート(ゲシュタルト)はチャンクアップされたままで、簡単に
 言うと”現実離れや夢見の状態”になってるので、今度はチャンクダウンし
 現実に即した形の目標を作る必要があるのでSFAの「目標設定」の部分を
 取り入れた。

※注意:トラウマ体験等の、過去の出来事に根差した不安・パニックは、
 以前の記事の「PTSD・トラウマからの解放」のワークを行って下さい。



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