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コラム/2012-11-09

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感情について②感情の無理なコントロールや抑え込んではいけません

 前回、感情は「暴れん坊の子供」と似ていてそれを抑え続けると、心身症や
うつ病・神経症になると書きました。

 そして「自分の中で暴れてる子供達を無理やり力で抑え込むんじゃなくて
どうすれば子供達は落ち着いて静かになるでしょうか?」と問いかけをしま
した。

 私の答えは愛情を込めてその子達に「どうしたの?」と寄り添って話しか
ける、その子達の「気持ちになって感じてあげる」という事です。

 例えば、心身症で胃痛が酷ければ暴れる子供が胃をねじったり、蹴ったり
締め上げたり・・・と想像するとどんな感じがしますか?

 もし”締め上げてる”感じがすれば、実際に枕やクッションを力一杯締め
上げてみて下さい。

 そして顔が真っ赤になる位に締め上げている時の自分の気持ちを感じて下
さい。

 どんな気持ちで締め上げていますか?何と言って締め上げていますか?
⇒ その言葉を出しながら、締め上げてみて下さい。

 そして、その言葉は本当は誰に向けたかった言葉ですか?
 そして締め上げられてる側としては、どんな気持ちですか?
 何て言い返したいですか?⇒それを言ってみましょう。
(できるのならば、お互いに会話続けてみて下さい。)

⇒これが「暴れる子供の気持ちになって感じてあげる」という事です。

 さらに心身症を通り越して、もっと子供達を抑え続けた状態(うつ病・
神経症等)の時は、その子供に寄り添って話しかけてみましょう。

 まず自分の頭の中にある言葉(思考)に注意してみて下さい。

 その中で繰り返し出てくる自分(や誰か)を責めている言葉や、自分を縛
っている言葉に注意してみましょう。
(例えば「私はダメだ」とか「こんな自分が許せない」、「あいつだけは
 許せない」、「私は〇〇であらねばならない、さもないと・・・」等)

 それを実際に何らかの感情が湧きあがって来るまで、何度か口に出してみ
ましょう。

 感情が出て来たら眼を瞑って、それが身体のどこにあるか(喉?胸?
みぞおち?下腹?)を探って、色や形を感じてみましょう。

⇒それにピッタリのあだ名(〇〇ちゃん)を付けてあげて「〇〇ちゃん、
こんにちわ。何でも話してみて。今どんな気持ち?」と声に出して話しか
けてみます。(※できるなら会話を続ける)

⇒これが「愛情をもって、寄り添って話しかける」という事です。

 きっとあなたの中の暴れていた子供達は「自分の身になってくれたり」
「自分に寄り添ってくれた」あなたに大きな気づきのギフトを与えてくれる
はずです。



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