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コラム/2013-05-09

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うつ病や神経症の方の底力~集中力と柔軟性

ここの所、立て続けに「自分の悩みを何としてでも克服しよう」という強い意志で
様々な事を勉強したりチャレンジされて来られたクライアント様がご来談されました。

うつや心身症を克服する為に、筋トレや整体、鍼灸、ヨガ、瞑想、心理学
 スピリチャル等あらゆる事を継続して勉強し、実行なさって来られた。

その甲斐があって「どん底」を自分の力で脱出されて来られた方々々・・・。

その凄い努力に本当に頭が下がる思いです。

僕自身も高校時代に「実存的な悩み」を抱えて以来、密教、仙道、ヨガ
哲学、スピリチャル、チベット仏教、心理学と「自分にとっての真理」を求めて
20年以上遍歴をしました。

この前、坂本先生が「釈迦はうつ病だったのでは?」ブログに書いて
おられました。(※勿論今となってはそうなのか否かはわかりませんが)

うつ病や神経症の人は大抵「その症状に集中してる状態」なので、本来は
人並み外れた集中力をお持ちの方が多いです。

釈迦は四苦八苦を感じ、苦を無くす為に思索し「執着が苦の原因だから執着を絶とう」
と厳しい修行をし、その後苦行を止めて瞑想して悟りを開かれた。

つまり「苦に集中=うつ?」「苦の原因追究に集中」「克服に集中」
集中する対象をうつ?から別のものにうまく移行させて行った。
(※これも”集中力”のなせるワザですね!)

そして、釈迦の凄い所は、あれだけ何年も”集中”していた苦行を
「これだけじゃあダメだ」とあっさり捨てる柔軟性だと思います。

これは、集中力が強い人には非常に難しい事だと思います。

ただ「うまく行かないのであれば違う事をしろ!」というのが原則ですので
自分の悩みを克服する事に集中しても上手くいかないのであれば
「何が効果があって、何が効果が無いのか?」と考える事に集中
効果がある事は続け、それが見当たらなければ、効果がありそうな別の方法を探す事
に集中して行けば、いつかは辿り着けるはずです。

僕達の業界でも心理学の一つの学派に集中しておられる方から見れば、
「目の前のクライアントさんに効果があるものなら、色んな学派から理論や技法を
拝借してオーダーメイドで組み立てますよ」なんて言うと非難轟々かも知れません。
(※僕は、目の前のクライアントさんに集中する訳で、
  理論や技法に集中するものでは無いと考えています)

実際、悪口を書かれた事もありましたが、この前、北翔大学の村瀬嘉代子先生のご著書
をお読みして「僕と同じ考えだ!」(失礼(笑)と我が意を得たりで嬉しくなりました。

また僕の師匠の矢野先生も癌になられてからは、心理学のみならず、
エネルギーワークや量子物理学などを研究されておられます。

兎に角、集中力と集中する対象を「より自分にとって有益な方向へと
変えて行ける柔軟性」をこれからも大切にして行きたいと思います。



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