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コラム/2013-08-17

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彼(彼女)への執着が手放せないあなたへ

「別れた彼への執着が手放せず、何にもする気が起きません」心から相手を
愛していたからこそ、別れた後にずっと引きずってしまい苦しくなる・・・。

でも「何とかそこから抜け出したい」というお悩みを抱えてお越しになる人も
いらっしゃいます。

この「執着してる状態」というのは、意識の前面(図)に相手への想いが
貼り付いて離れない状態です。

つまり、もう終わった思い出や記憶が「今、ここ」にあるかの様に思考の大部分を
占めちゃってる訳ですから、新しい恋や新しい出来事という刺激を受け付けなく
なってる状態と言えます。

そして何故そうなっちゃっているかといいますと、相手への心残り(未完了の想い)
が沢山残ってるからです。

「〇〇という気持ちをわかってもらえなかった」
「本当は××して欲しかった」
「本当は△△したかった」
「本当はこうなりたかった」
「本当はこう言いたかった」
「本当はこう言って欲しかった」

こういった、心残り=遂げられてない思い、が執着を生みます

しかも相手とは別れてしまってる為に、思いを遂げる事ができないので、
中々執着が消えない訳です。

では、どうすれば執着を手放す事ができるのでしょうか?

まずここで考えて頂きたいのは、必ずしも「執着を手放さないと次には進めない」
という事はないという事です。

例えば、先日サッカーのラモスさんが心屋仁乃助さんとの対談の中で
「亡妻の事は一生忘れない。死ぬまで心の中にいる」という事を言ってました。

彼の「執着を引きずったまま生きていこう」という強い決意を感じました。

ですから、
「執着を完全に断ち切ってから、次の恋に進む」事もできるし、
「執着が多少残っていても、次の恋に進む」事もできる。
「執着を敢えて手放さず、それと共に生きて行く」という選択肢もある。

要はどれが正しいではなく、あなたがどれを選ぶかです。

しかも今はその選択を選んだとしても、人は時と共に考え方も変化してゆきます。

だから「執着を手放さねば」一辺倒ではなく、取りあえず今はどういう方向性で
行こうか?をまず決めるのがいいと思います。

ただ、執着があまりにも強すぎて日常生活に支障が出るレベルなら、
「執着を思い出に変える方法」をやってみるのもいいかも知れません。

<執着を思い出に変える方法>

①相手への心残りを紙に書き出し、それを呟く
 「本当は〇〇という気持ちをわかって欲しかった」
 「本当は××して欲しかった」等の心残りを全て書き出す
 ※書き出す→呟く→書いた紙を破る、を毎日繰り返す

②相手への内観を行う
 相手に「してもらった事」、「して返した事」、「その恋愛から学んだ事」
 を書き出して行きます。それを毎日繰り返し「ごめんね」とか「有難う」
 とかを呟いてみます。

これらを続ける事で、意識の前面(図)に貼り付いた相手への想いが
少しずつ後方(地)に退き、「今、ここ」にあった執着が過去の思い出へと
徐々に変わってゆくでしょう。

兎に角、無理に急いで執着を断ち切ろうなんて考えたら余計に苦しくなりますから
執着を敢えて持ったまま次に進むか、思い出に変わったら次に進むか等、
あなたに一番合ったやり方で少しずつ歩んで行って下さい。



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