コラム/2013-11-11
ネット依存やゲーム依存から抜け出すには?
最近、私のルームにもネット依存やゲーム依存に取りつかれてご相談に来られる方も
チラホラ増えて来ています。
私自身も息抜きに色んなサイトを見たりしますが、仕事や生活に支障が出る程では
ありません。
でも「依存に取りつかれてしまった方」は日常生活に支障が出るレベルなので
大変お困りになっておられると思います。
まず、そういった方に申し上げたいのは「人間誰でも何かの依存に取りつかれている
だからあなたは決して”ダメ”な人ではない」という事です。
例えば「会社や仕事に依存してる人」、「配偶者や恋人に依存してる人」
「お金や物に依存してる人」・・・等々。
人間は、皆それぞれの「欲求」を持っています。
でも、その欲求がいつでも叶う訳ではありません。
そうすると当然「欲求不満」になってしまい、ストレスを感じます。
それを昇華する為に、本来欲求しているものへの代わり(代償)として
「身近で手軽にすぐにできるものをしてみたら?」と”依存”が囁きかける
のだと思います。
では、どうすれば”依存”さんに対抗できるのでしょうか?
→そのヒントとして、まず”依存”を腸内の悪玉菌に譬えてみませんか?
悪玉菌は誰でもみんな持っています。
でもそれが増えすぎたり、善玉菌の働きが弱っているのが問題ですよね?
そこで、悪玉菌に対抗して毎日のお通じがスッキリ出る様に発酵食品や食物繊維、
サプリメント、オリゴ糖、ヨーグルト等を摂る訳です。
でも、自分にとって「合う合わない」がありますし、面倒臭かったり、
とても時間やお金がかかってしまうものは続かないですよね?
そこで、
A:「色々試してみて、自分に合うもの=効果があったもの」を選ぶ
B:「手軽でいつでもすぐできるもの」を選ぶ
C:「自分が好きで続けられるもの」を選ぶ
(※いくら善玉菌が増えるものでも嫌いなものは続きませんので)
という事になる事が多いのではないでしょうか?
(※そこで、毎朝ヨーグルトや野菜ジュースを1本!なんて、なったりもします(笑))
そしてこの「悪玉菌」を減らす為の戦法は「依存」にも使えます。
例えば、「A」を当てはめてみて、
今迄に「依存」が襲って来なかった時や襲って来てもすぐに去って行った時は、
いつだったのか?を思い出して、何を考えていた時、何をしていた時、
どんな状況の時には”善玉菌”が増えて”悪玉菌(=依存)”がおとなしくなって
いたのだろう?と考えてみます。
そして”その時”に効果があった事を続けてみます。
もしみつからなければ「色々試してみて、効果がなければやめて、
効果があったものを続ける」という試行錯誤をやってみます。
加えて、ここで注意をしないと行けない事は「B」の、
「手軽で、いつでもすぐにできるもの」で、なおかつ
「C」の「自分が好きで続けられるもの、没頭できるもの」でないと続かないでしょう。
ですからまとめますと、
①「効果があったもの、或いは色々試してみて効果があるものを探す」
②「その中で、手軽ですぐにできて、好きな事・没頭できる事を続けてみる」
という事の繰り返しが”悪玉菌(=依存)”に対抗する戦法になると思います。
もし難しければ、お気軽にご相談下さい。
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