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コラム/2014-01-05

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「例外」,「ユニークな結果」①どんな辛い時でもマシな時はある

うつ不安パニック過食強迫不登校引きこもり依存症・・・。

ご自分や家族がどんなに辛い状態に襲われていたとしても
必ず「少しはマシ」な時期や日や瞬間があるはずです。

そして、そうした「少しはマシ」な時をSFA(解決志向ブリーフセラピー)では、
”例外”と言います。

SFAでのカウンセリングの成否は、その”例外”を見つけて頂く事にかかっている
と言っても過言ではありません。

そして”例外”が見つかったら、
「なぜ例外が起きたか?」を徹底的に考えて頂きます。

その例外が起きた原因は、例えば「いつもと違う考え方や行動をしてたから
 なのか?」或いは「いつもと違う事が周りで起きていたり、”問題”が起きる
 シチュエーションとどう違っていたか?」といった、例外を作ったであろう原因
 を分析して頂きます。

そして「これが原因かも?」と思えたものがあれば、再現できるものは
試しにもう一度やってみて「うまく行って例外がまた起きれば続ける」
「うまく行かずに例外が起きなければ再び例外を探し、原因分析をし
”これが原因かな?”と思える事をもう一度試してみる」・・・という繰り返し
が大切です。

そうして行けば、必ず”例外”的にマシな時間が増えていきます。
そして「例外がもはや例外では無くなった時を解決と言う」のです。

例えば、あなたが過食に襲われていたとして、”例外”を探って行くと
 「太るから普段はご飯を食べないけど、ご飯を食べちゃた時は過食衝動は
 そんなには強く襲って来なかった」のであれば、「ご飯を食べてみる」と
 ”例外”を起こせるかも知れません。

また例えば、あなたのお子さんが引きこもりに襲われていて、
 「普段は食事を作って部屋の前に置いておくのだが、たまたま夫婦で旅行に
 出かけて帰って来たら、子供がコンビニで食べ物を買って食べた(外出した)
 様子だった」というのであれば、余裕があればまた旅行に行くか、
 もしくは食事を作らずお金だけ渡しておく、という方法も試してみる価値がある
 でしょう。

もし万が一例外がみつからなければ以前お書きした「ミラクルクエスチョン」
等で半強制的に(笑)”例外の日”を作り出して頂く事もあります。

そして、このミラクルクエスチョンやナラティブ・セラピーの「ユニークな結果」
というものは、問題を抜け出した輝かしい未来に目を向ける事に役立つ考え方です。

次回はナラティブ・セラピーの「ユニークな結果」についてお書きしたいと思います。



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