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コラム/2014-01-14

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子供が勉強しなくて困ってるお母様お父様方へ

「いくら勉強しろと言っても子供が勉強しなくて困っています」

「勉強しろと言っても聞かないし、最近は反抗的になって
 こっちも腹が立ってしまいます」

今も昔もそういったお悩みを抱えられてるご父兄は多いと思います。
(※僕が塾の講師時代もよくそういったご相談を受けていました)

では、そういったお悩みの原因はどこにあるのでしょうか?

僕の経験上、主に以下の2つのパターンが考えられると思います。

①自分自身の悔いや心残りを(無意識のうちに)子供に映し出してしまっている

親御さん自身が学歴の面等で社会に出てからご苦労なさったりすると、当然
 「子供には同じ苦労は味わわせたくない」と考えるのが親心ですよね?
 そして、勉強しない子供を見てると「何故勉強しないの?苦労するよ、
 後になって後悔するよ!」と思いますよね?
 そう考えると、親御さん自身の「悔しさ」や「腹立たしさ」、「後悔の念」等
 が押し寄せて来て自分が苦しくなる訳です。
 (大抵子供は苦しくないでしょうし、親自身が自分への後悔や腹立ちを
  無意識的に子供にぶつけてしまい、苦しくなってしまう事が多いと思います)

②自分自身の信念を(無意識のうちに)結果として子供に押し付けてしまっている

親御さん自身も親から「勉強しろ!勉強ができない人間はダメだ!」等
 といった教育を受けられて、苦しくても素直にそれに従って来られた・・・。
 (でも本当はしんどかったかも知れないし、もっと遊びたかったり、甘えたかったり
  褒めて欲しかったかも知れない)
 そうした自分の親から受け継いだ「信念」を無意識のうちにそのまま我が子に
 適用しようとする。
 所が、子供はそれに反発する。そうすると親は「私は遊びたい、甘えたいのを
 我慢して苦しくても、勉強を頑張って来たのに、何であんたはそれができないの?!
 腹が立つ!」・・・。とまあ一種の嫉妬的な感情がそこにあるのかも知れません。

では、どうすればその”親御さんの悩み・苦しみ”が軽減するのか?
そのヒントをお書きしたいと思います。

まず「①」の場合は、親御さん自身の「後悔や自責の念」に焦点を当てて
「本当に悔しい思いをして来たね」と、胸の中に子供時代の自分がいると想像して
語りかけるのもいいと思います。

そして「でも頑張ったね!それへの反骨心でこうやって家族を持って大切な子供を
授かったね!偉いよ」等と今迄の自分自身を認めてあげて労ってあげるのもいい
でしょう。

そうして親御さん自身の”苦しみ”が和らいで来れば、子供への関わり方が変化
子供がその”苦しみ”を背負わなくなって変化する事も充分考えられます。

次に「②」の場合は、まず親御さん自身が譬え勉強できない”自分”でも
”学歴がない自分”でも許して認めてあげる事が大切だと思います。

その為には「勉強できなくてもいい」、「遊んでもいい」、「楽しんでもいい」
「甘えてもいい」等と自分自身に「許可を与える」事が役に立つでしょう。

そうして行けば、親御さん自身を縛っていた”信念の呪縛”が解けて、
子供への関わり方が変化し、結果として子供の行動も変化して来ると思います。

ただ、もし「うちには当てはまらない」とか「そうは言っても勉強してもらわないと
困る」というお考えであれば、「子供が勉強しない」という”問題”は家族関係の
コミュニケーションのある種のパターンの中で”問題”が維持していると思われ
ますので”問題”を維持するパターンを変えて行く働き掛けが効果があります。

いずれにしてももし必要であれば、うちのルームでカウンセリングと言うよりも
心理学に基づいたコーチング的なお手伝いが可能ですので一度お問い合わせ下さい。
(※そうした場合は、親御さんへのコーチング・アドバイスになりますので
子供さんは来られなくても構いません)



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