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コラム/2014-08-16

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自己中、我儘になってはいけないと思ってる人へ

うちのルームに相談に来られる人に
「あなたは自己中、我儘って言葉は嫌いですよね?」とお聞きすると
まず間違いなく「はい」とお答えになります。

世の中の風潮としても「自己中人間」「あの人って我儘ね」とか
「空気を読めない奴」等と、あたかもそれが悪い事の様に言われています。

それは恐らく自分自身が自己中、我儘な人の被害を受けたのか
「自己中、我儘にならない様に戒めて来た」人達が創り拡がったものだと思います。

僕は、以前の記事にも書きましたが、クライアントさんによっては
もっと「自己中、我儘になる」様にお勧めしています。
というのも、物事には「中庸」という考え方があって
何でも極端に走ってしまうとうまく行かないと考えるからです。

例えば、普段から「自己中、我儘」の度が過ぎていて周囲の人を傷つけたり、
迷惑を掛けていても一向に気にしない人・・・。
(この様な人はまず相談に来ないですが(笑))

こういった人には、極端に走らない様に「自己中、我儘になるな!」
というのは当てはまるでしょう。

でも「鬱になって周りに迷惑を掛けてる自分はダメな人間だ」とか
「過食を止められない自分は、なんて弱い人間なんだろう」等と、
他人への配慮過多や客観的に過度の自己批判をし続けると、
その苦しみから中々抜け出す事が難しくなるでしょう。

※「自己中、我儘」の定義を「他人への配慮の欠落」「客観的に自省する能力の欠如」
 と仮に定めると、その正反対ですね。

そして、そういった人が「自己中、我儘になってはいけない」と思い込んでると
増々極端な「配慮過多」や「自己批判」のループに絡め捕られてしまいます。

ですから、そういった人には
「もっと我儘、自己中になって、他人の事なんてどうでもいいと思って行動したり
鬱や過食になって何が悪い!と開き直って下さい(自分を責めないで下さい)」
等とお伝えする事がよくあります。

そして「自己中、我儘」をワザと行って頂く事で、極端に傾いていた思考や行動が
「中庸」に戻れば楽になる人も多くいらっしゃいます。



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