コラム/2014-09-22
婚活がうまくいかない人へ②~無意識が反対する理由
前回の記事で、婚活がうまくいかない原因の一つとして
A:無意識が結婚にストップをかけている
B:無意識が自分にとって「しんどい相手」を選んでしまい
それで途中でうまくいかなくなる
等といった、無意識の働きが縁遠くさせている場合もあるという事を書きました。
そこで今回は
「無意識が結婚に抵抗する4つの理由」と
「その解消の為のヒント」をお書きしたいと思います。
<無意識が結婚に抵抗する4つの理由>
①結婚すると自分のダメな部分が浮き彫りになったり、
自分がしんどくなってしまったらどうしよう?という恐怖
→例えば
「本当の自分を知られてしまったら、どうなっちゃうんだろう?」とか
「仕事も続けたいけど、家事と両立できるのか?」とか、
「旦那に甘えてしまうんじゃないか?」とか
「まだまだ依存心の強い私に子育てができるか?」等々。
→こういった人の特徴としては「自信がない」とか「本当の自分を見せちゃいけない」
「(甘えたいけど)甘えちゃいけない」、「(どんなにしんどくても)頑張らなきゃ
いけない」等といった無意識の刷り込みがある場合が多いです。
もしあなたがこのタイプなら、
あなたの親友や家族は、あなたの長所や魅力についてどう言ってくれるだろうか?
について考えてみたり、或いは今迄の人生で最初は自信がなかったけど、
何とか達成してきた事、乗り越えた事を思い出して行く。
更に
わざと「本当の自分を見せる日」や「頑張らない日」とか「他人に甘える日」を
作る事を頑張る(笑)のも役に立つかも知れません。
※但し職場では頑張り過ぎたり友人には甘えられないのに、旦那さんの前でだけ
ダラけてしまったり甘えてしまう人は、旦那さん以外の人に甘えたり気を使わない様に
頑張る日を作るのがいいでしょう。
②結婚してみたら、相手が自分の期待通りの人ではなかったらどうしよう?
という不安
→もし期待通りの相手じゃなかった時にあなたは自分や相手の事をどう感じる
でしょう?
→例えば「”どうせ”私は愛されない」、「”どうせ”私はわかってもらえない」、
「”どうせ”他人(旦那)は離れてゆく」、「”どうせ”他人(旦那)は大切に
してくれない」等。
→こういった人の特徴としては、
上記の様な「”どうせ”私は(他人は)」という無意識の刷り込みがある場合が
多いです。
そしてこの”刷り込み”は、子供時代の親との関係や父母の関係を見ていた為に
無意識に入っちゃうケースが殆どです。
(※自身の過去の恋愛で、できちゃうケースもあると思いますが)
→もし、あなたがこのタイプなら、
「”どうせ”〇〇という、その考え方は果たして本当だろうか?」と考え
そうじゃない証拠を書き出してみる事が役に立つでしょう。
③結婚したら、誰かに迷惑を掛けてしまうんじゃないか?という心配
→その「誰か」というのは大抵は親だと思います。
親想いの優しい子供であればある程、親から離れて自分の家族を持つ事に
無意識がストップをかけるケースが多いでしょう。
→もしあなたがこのタイプなら、
次の様な事を考えてみるのも役に立つかも知れません。
→結婚とは親からの自立です。
そして、自立の為には一旦親を捨てる(切り離す)必要があります。
(だから、”捨てられた”父親が結婚式で泣いたりしますよね?(笑))
そして親を切り離し「親と関係なく幸せになる!」と決心し、
まず自分達の新しい家族を作りあげます。
そして自分達が幸せになってから、余裕があれば再び親に目を向ければいい訳です。
自分自身が幸せにならないと親をみる余裕なんてできません。
余裕がないのに「自分も親も」なんてやってると共倒れになっちゃうと思います。
或いは、こんな想像も役に立つかも知れません。
→あなたは将来、娘を授かったとします。
あなたそっくりの、親想いの優しい子です。
そしてその娘は適齢期になってからも中々結婚しようとしません。
心配になった母親であるあなたは娘に聞きました。
「もしかして、私達の事が心配だから結婚せずに傍にいようとしてくれてるの?」
娘は何も答えませんが、”当たり”の様です。
そんな時あなたは「有難う!ずっとこれからも傍にいてね!」と言うでしょうか?
「私を見捨てないでね!」と言うでしょうか? 何て言ってあげますか?
・・・そんな事を想像してみるのもいいかも知れません。
④過去の恋愛への執着や離別の時の心の傷が癒されていない
→どうしても忘れられない人がいて、その人と比べてしまったり(執着)
離別の苦しみがまだ癒えていなかったりすると、前へ進もうとしても
無意識がストップをかけてしまうでしょう。
→もしあなたがこのタイプなら、
悲しみが癒えるまでは無理に前へ進もうとせずに
その過去の相手に言えなかった言葉や、本当はして欲しかった事等の”心残り”を
紙に書き出しては破り捨てるという”儀式”を心が落ち着くまでやってみませんか?
※但し”死別”した相手は書き出した紙を破り捨てずに身に付けておくのがいいでしょう。
そして、前へ進もうと思える様になれば、「私、どうしたらいいと思う?」とか
「今度の相手はどうかな?」等と心の中のその人に聞いてみて、
あなたの良き”アドバイザー”になってもらう事もできるでしょう。
紙面の関係で詳しくは書けませんでしたが、「無意識が結婚に反対してるのかも?」
と思われた人も「私の場合はそうじゃないと思うけど、何故だか縁遠い」と
思われた人も、必要であればお気軽にお問い合わせ下さい。
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