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コラム/2014-11-15

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条件付きの愛と条件付きの価値

もしかしたらあなたは子供時代に母親の言う事を聞いた時だけ褒められたり
認めてもらえたのかも知れない。

親の期待に応えた時だけ、親から見て「良い子」であった時だけ
怒られなかったのかも知れない。

或いは親の愚痴を聞いたり、親を助けた時だけ感謝されたり、優しくされた
のかも知れない。

そうやって、あなたの親は
「私の言う事を聞いた時だけ愛してあげる」とか

「私の期待に応えた時だけ、私の望む良い子であった時だけ認めてあげる」とか

「私を助けてくれたり、味方してくれたらあなたに優しくしてあげる」

等といったメッセージを幼いあなたに送り続ける。

これが「〇〇してくれた時だけ愛してあげる」という”条件付きの愛”。

あなたは本当は「テストが悪かろうが良かろうが、期待に応えようが応えまいが、
良い子であろうがなかろうが、助けてくれようがくれまいが、
私にとって大切な子よ!」と抱きしめて欲しかった事だろう。

でもあなたの親は、それをするには余りにも若く未熟で、
それを表現する術を知らなかった。

もしかしたら、はなからそういう能力がなかったのかも知れない。

素直なあなたは、やがて自分の価値に”条件”を付け始めた

「私は自分の考えや気持ちを後回しにして、
相手の言う事に従って初めて価値が出る」

「相手の期待に応えて初めて価値が出る」

「相手を助けて初めて価値が出る」・・・。

「その為に頑張らなきゃ!譬え自分がどんなに苦しくても。
でないと私の価値がなくなっちゃう」

そうやって大人になったあなたは、いくら頑張っても「条件付きの価値」
いつまでも追いかけ続けられて、力尽きそうになる。

そして、親から得られなかった「無条件の愛」を恋人や旦那に求めても得られない
苦しみをまた味わう。

あなたは、その「無条件の愛」を今更親に求めても恋人や旦那に求めても
得られない事に気付き絶望するかも知れない。

では、誰に求めればいいのか?

あなたを無条件で受け入れて愛してくれるのはあなたしかいない。

子供時代の傷ついたあなたの心を癒す事ができるのはあなた以外はいない。

子供の時、そんな親のせいで苦しんだのであれば、確かに親が悪い。

でもあなたはもう様々な経験を積み、もしかしたら当時の親より、
色々な事がわかっている大人なのかも知れない。

これからは、あなたが「”無条件の愛”を自分に向けるのか?」
それとも「条件付きの愛を向け続けるのか?」

「傷ついた子供時代の自分を放っておくのか?」それとも
「今の自分が癒してあげるのか?」をあなたの責任で選ぶ事ができる。

もしあなたが「自分で自分を無条件で愛したい。無条件に価値がある事を認めたい」
と決めたなら「子供時代の自分を癒してあげたい」と決心したなら、
いくらでもそのお手伝いができます。

僕がかつて自分にそうした様に、沢山のお客さんにそうして来た様に、
あなたの決心の後押しと、その方法をあなたにお伝えする事ができます。



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