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コラム/2015-05-08

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KYって・・・イジメ問題に一言

今回は思った事を勝手に書いてしまいます・・・いつもか(笑)

「空気が読めない奴」、「あの子って、変!」、「あいつ、キショイ!」

今も昔も周りと少し違った個性を持った、所謂”少数派”の人は、
学校でも社会でもイジメられたり、排除されがちだ。

そして、そういった”少数派”の人達の心はどんどん傷つけられてゆく。

「イジメを無くそう!差別を無くそう!」と
高らかにスローガンだけ掲げてみても、効果は期待できない。

一方、少数派の人も「自分は自分でいいんだ」と、
その逆境に立ち向かおうとするが、その道はとても険しいものになるだろう。

教育界が「イジメや差別を無くそう!」と躍起になっても無くならない
のは何故だろう?

それは理屈で「イジメは良くないものだ」とか「相手の気持ちを考えなさい」
なんて言ったところでイジメる側、差別する側には「理屈じゃない感情」がある
からだと思う。

「屈じゃない感情」・・・それは恐らく「恐怖」なのかも知れない。

もしそうならイジメる側が持ってる「恐怖」の感情とは何だろう?

それは例えば、
「私は太ってる」、「僕は頭がよくない」、「気が弱い」、「根暗だ」、
「家が貧乏だ」、等から始まって、「私の目は一重だ」、
「私はファッションセンスがない」、「僕の髪はどうしようもない程の天パーだ」
等の細部に至るまで・・。
恐らく自分自身がひた隠しにしたい「個性」というコンプレックスが
露呈する事を極端に恐れていてそれが「恐怖」という感情になっている
のではないだろうか?

そして、その「恐怖」の感情を避ける為に
「変なのは私じゃなくて、あの娘が変なのよ!」と、投影してしまう・・・。

もしそうだとすれば殆どの人が持ってる、この「恐怖」を何とかする事
が先決だと思う。

ただ、そうなると事は大事になるだろう。

だって、その恐怖は「世間体」や「社会の常識」、「社会の流行」
といったものから来ている事になるからだ。

「人として”正しい”考え方、生き方」、「”正しい”性格・個性」、
「”正しい”振る舞い方」、「”正しい”体型・ルックス」、
「”正しい”ファッション」、「”正しい”趣味」・・・(笑)。
そういった価値観に対抗して行かなければならない。

勿論、最低限の社会のルールは守らなければならないと思うが、
そういった”正しさの規範”が余りにも多く作られ過ぎているのではないだろうか?

そして、そういった”正しさの規範”がこの資本主義社会の中で、
誰かが利益を得る為に今もどんどん作られているとしたら?・・・

もしそうなら、マスメディアや企業、政治家から始まって
資本主義社会の在り方そのものを変革してゆく必要があるのかも知れない。

「みんな、そろそろ気付こうよ!」って言っても難しいか(笑)

政治家だって経営者だって、みんな心の中に「恐怖」を抱えている限り難しいな。

だとすれば早急の変革よりも、まずは家庭教育や学校教育から始めた方が良い
かもしれない。

そういった事の一助になる活動を将来的にはしたいな。

※僕はそのメリットも享受しているから資本主義がダメだとは思っていません。
 ただ、その在り方やデメリットの部分が問題で、
 それは資本主義という枠内の中でも変え得る事ができると信じています。



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