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コラム/2015-09-08

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引きこもり”の子を持つ親御さんへ~ニート?自宅警備員?

「うちの息子が学校を出た後、就職がうまく行かず数年間自宅に引きこもって
 いて困っています」

子供さんの所謂引きこもりで困られてご相談に来られる親御さんも多いです。

そういったケースの多くでは、
親は「自分の育て方が間違っていたのではないのか?」と自分を責め
疲労困憊状態に陥っている事がよくあります。

一方子供の方も自分が親に迷惑を掛けている事や自立しなきゃいけない事等は
言われなくても百も承知だと思います。

ですから、いくら親が子に腫物に触る様に気を使っていたとしても、
或いは子の為に仕事を休んでこまめに世話を焼いたとしても
子は恐らく自責や自己嫌悪から逃れる事は難しいでしょう。

つまり、親も子もどちらも苦しい状態です。

親御さんのお話を伺ってみると、中には完全に自室にこもった切りで
家族と全く顔を合わせないというケースもありますが、

多くの場合は、家族と顔を合わしたり、一言二言会話したりしている
という場合もあります。

中にはたまにコンビニへ行ったり、家族と一緒に食事を摂る
という場合もあります。

そういった場合は「息子さんはお母様とたまに会話するんですね!
ならば引きこもりではなく、今流行の”ニート”ですね」と申し上げます。

僕は「家に居続けるきっかけとなる何等かの出来事やトラウマチックな出来事
は確かにあったのかも知れない。けれども、それがいつまでも続いてるのは
社会に出る勇気がくじかれ自信が持てないパターンが持続してるからだ」
と考えます。
(※勿論、統合失調症等の精神病や発達障害が疑われる場合は別ですし、
  トラウマが強すぎる等他の理由もあるでしょう)

もしそうなら、「引きこもりの息子」、「引きこもりの僕」と
定義づけてしまったら「引きこもってる息子を持つ親」は増々自分を責め
「引きこもって親に迷惑を掛けてる自分」も増々自信を無くし
 家から出る事も遠のくでしょう。

親も親戚やご近所に「うちの子は引きこもりです」とは言いにくいけれど
「ニートでぶらぶらしてます」の方がまだマシだろうし、
子の方も少しは救われるかも知れない。

ですから、お子さんが少しでも家族と接触があったり、
ネットやスマホを通じてでも外の世界との関わりが少しでもあるのなら
「引きこもり」ではなく「ニート」だと認識を改めてみる事が良いと思います。

さらに子に自信を持たせる為の意味づけの変更として、
子に役割を与えるのもいいかも知れない。

子を心配した親がこまごま世話をしたり、小遣いをあげると、
子は「自分は何の役にも立ってないろくでなしだ」と増々自分を責め
より自信を失うかも知れない。

だから、子に少しでも自信を与える為に
「あなたは家に居てくれるだけで役に立ってるよ!」というメッセージを
”家に居てくれなきゃ困る(笑)”くらいの勢いで伝える事
も役に立つかも知れない。

例えば、パートから帰って来てすぐに息子の所へ行きこう言ってみる
のはどうだろう?

「今日も一日有難う!」

息子「・・・??」

「最近はこの辺は空き巣が多く物騒でしょ?あんたが家に居てくれるから
  安心して外に出られるわ!」

息子「・・・」

「お父さんと相談したけど、あんたを自宅警備員、兼ハウスキーパー
  として雇いたいの」

息子「えっ?!何言ってるの?・・・」

「”気い遣い”のあんたやから、何もしないのに小遣いもらうのは
  申し訳ないって思ってたでしょ?」

息子(・・・否定はしない)

「じゃあ、この雇用契約書にサインして!じゃあ、明日からも自宅警備と
  そうねえ明日はトイレ掃除をお願いね。毎月末にはちゃんと給料払うからね!」

※「雇用契約書」を交わした段階で最早ニートでもなくなりますので、
 正式な書面に仕事内容毎に時給を明記しておきましょう

これは「例えば」の話ですが、
この様に「何の役にも立っていない僕」という意味づけのせいで
社会に出る勇気や自信を阻害するといったパターンが繰り返されているご家族には

「少しは役に立ってる僕」という意味づけに変える事は有効かも知れません。

但し、この方法でも難しい場合やお子さんが全く顔も合わせてくれない、
等といった場合はお気軽にご相談下さい。



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