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コラム/2016-01-05

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「自分だけ親から愛されなかった」と思ってる人へ②

今回は前回の続き(補足)として
「兄や弟は可愛がられていたのに、私だけ全否定された」と感じてる方へ
書いてみたいと思います。

前回の記事で、親自身が「満たされない想い」を
「特別に愛する我が子」から満たしてもらおうと甘えた結果として、
「特別に厳しく、冷たくする」といった事を書きました。

ただ、中には「弟(兄、姉、妹)は母から可愛がられたのに、
私だけ全否定された」と感じている方もいらっしゃいます。

他の兄弟姉妹は優しくされて、自分だけ厳しくされた・・・。

それは一体何故なのでしょう?

勿論様々な理由があるでしょうが、その一つとして
親自身の満たされない想いを子から満たしてもらう方法は
子によって違うからという理由があるのではないでしょうか?

例えば彼や夫に自分の要求を通そうとしたり、コントロールしたり、
所謂”依存”して満たしてもらおうとする時の事を考えてみませんか?

或る時は、「デレッ」と優しくしてみたり、
また或る時は「ツン」として怒ったり拗ねたフリをしたりしますよね?

でも「甲斐甲斐しく優しくする事」も「怒ったり拗ねたりする事」も
どちらも相手を支配・コントロールし、甘えたり要求を満たしてもらう為
の手段ですよね。

もしかして、それと同じ事を親は子供に対して行っていたとすれば・・・。

例えば、弟には優しくこまめに世話をする事で、
逆にあなたには全否定し厳しく接する事で、子供達を支配・コントロールし、
親自身の満たされない想いを満たしてもらおうとした・・・。

もしそうなら、「弟は愛されたけど私は愛されなかった」ではなく、
親は二人の子供に違った方法で依存したと言えると思います。

つまり、子によって「アメ」と「鞭」を使い分けているが、
どちらもその目的は「コントロール・依存」な訳です。

※その証拠に、子は親に酷い育て方をされたと思っていても、
 親は愛情をかけて育てたと感じていたり年老いて来ると、
 全否定してたはずの娘に依存して来たりする事がある様です。

では何故子によってアメと鞭を使い分けたのでしょうか?

これはあくまで僕の想像ですが、
親にとって、より「親しみを感じる」子を自分と同一視して
「満たされない想い」を抱えた辛さ・悲しさ・怒り等を
より直接的にぶつけてしまったのではないでしょうか?

つまり、より親しみを感じる子には「鞭」を使って依存しようとし、
そうではない子には「アメ」を使って依存しようとした・・・。

もしそうなら「兄妹の中で私だけ全否定された」という事の意味は
「兄妹の中であなたは”特別に愛された子”であり、
 親にとって”一番親しみを感じた”」という事になります。

ただ、「そうかなあ」思っても、しんどさが消えないのであれば、
お気軽にご相談下さい



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