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コラム/2016-01-18

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「受け取る為に与える」から「与える為に受け取る」へ

時に自分を犠牲にしてまで他者の事を助け続けたり、
与え続けようとする人・・・。

そんな方は「共依存」と呼ばれたりします。

では、何故そこまでしてしまうのか?

それは例えば幼い頃、誰か(親である事が多い)を助けたり支えたり
する事で愛情や承認、称賛等が得られると思い込み、それをやり続けた。

でも、与える量よりも受け取る量が少なかったり、
受け取る事を自分に許さなかった場合には、当然受け取る量<与える量
となってしまい、「もっと受け取りたかった・・・」という未練が残ります。

その無意識のパターンは大人になってからも残り続け、
その不足分を”受け取る”為に周りの人達に「もっと与えよう」
と頑張り続けちゃう。

でも他者に与えても与えても、皆が皆それに応えて与え返してくれるとは
限らない。

だからその不足分をもっと受け取りたいが為に増々「与えよう」とし、
増々不足分が大きくなってしまいます。

言ってみれば、収入が減る一方なのに支出がどんどん増えてゆく状態ですね。

そして手持ちのお金が無くなっても、支出を抑える事ができないので、
借金する事になっちゃう。
言わばその借金が「自己犠牲」です。

そうして、時にその不足分を夫や彼氏だけから補おうとし、
「私をもっと愛して!もっと認めて!」と集中砲火してしまう人もいます。

つまり、周囲の他人には「与え続け」
夫や彼氏に”だけ”は「受け取る事を求め続け」て時に爆発してしまう
事もあるでしょう。

一方そうではなくて、夫や彼氏にも「与え続ける」人もいます。

そんな人は誰からも受け取れず、やがて枯渇してしまうでしょう。

あなたがもしそういった「共依存」と呼ばれるパターンを持っている
のであれば、どうすればいいのでしょうか?

それは、「受け取る為に与える」「与える為に受け取る」という方向に
意識をシフトする事が役に立つと思います。

共依存的な人は与える事が好きないわば心優しい愛の人だと思います
もしそうなら、その良さを消し去る必要はないと思います。

でも、受け取らずにどんどん与え続けたら、
与えるものがなくなっちゃいますよね?
だから、「どんどん与える為にどんどん受け取る」(笑)

例えば、アフリカ難民に援助したいと思っても手持ちのお金が少なければ
援助も少ししかできないけれど、
沢山収入を得て沢山資金を持っていればそれだけ沢山援助する事ができます。

かのマザー・テレサは「与える人」だという認識をお持ちの人が多い
でしょうが、僕はそうは思えません。

だって、受け取らずに与え続けていたら、
あの過酷なインドの中であんな長年持たなかったはずです。
恐らく途中で疲弊し枯渇していたのではないでしょうか?

想像するに、マザー・テレサは世界中のボランティアや慈善団体等から
沢山受け取っていたから沢山与える事ができたのではないでしょうか?

もしそうなら「(沢山)与える為に(沢山)受け取ろう」
意識をシフトすれば、あなたもマザー・テレサの様な人になるかも知れません。

「でも、そんな事中々できない!」とか「どうやってそれをすればいいの?」
という方はお気軽にお問い合わせ下さい。


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