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コラム/2016-01-20

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断れない人へ

「友達に食事を誘われて、気乗りしないけど断れずに行って、
 疲れてしまった」

「周りの人からの頼みを断れずに引き受け続けて”何で私にだけ!”
 と腹が立ってしんどくなった」

人からお願いされたり、頼まれたり誘われても断れずに
何でも引き受けてしまう人は往々にして
逆に人に「頼み事やお願い事ができない人」が多い様に感じます。

もしあなたがそうなら、
「断れずに何でも引き受ける」=相手に与える
「相手に頼み事やお願いができない」=相手から受け取れない
となってしまい、あなたの中の「愛情」は入って来ずに出て行く一方
になり、やがて枯れ果ててしまうでしょう。

そして相手は増々あなたから受け取ろうとしたり、
そんなあなたから「受け取りたい」という人が周りに増えてしまい、
あなたは増々枯れ果ててしまうかも知れません。

それを防ぐには「(愛情を)受け取る」に意識を傾けて
意識の偏りを防ぐ事が大切だと思います。

それと同時に、これ以上の愛情の流失を防ぐために
「相手に与えない」、即ち「断る事」も必要だと思います。

でも「断り慣れ」していない人は最初は凄く抵抗があると思います。

そういった方は、まず相手からお願いされたり頼まれたり、誘われた場合に、
反射的に「はい」と返事をする代わりに「ちょっとだけ待って」とか
「少し考えるから」等と言ってみる練習から入りませんか?

そしてそれが言えたら、「考える」のではなく
「相手が喜ぶか否か?」に関係なく
「自分がしたいかしたくないか?」と自分の気持ちを感じてみませんか?

そうして「嫌だ」と感じたり、「違和感」を感じれば
思い切って断る練習をしてみませんか?

そして、断る事ができた時に次の様に考えてみて下さい。

「私は今あの人の申し出を断ったけれど、 あの人の事が嫌いなのかな?」
と。

そうすれば
「私は今回は断ったけれど、別にあの人の事が嫌いになった訳ではない」
と気が付くかも知れません。

もしそう感じたのであれば、相手もあなたと同じ様に
あなたが相手にお願い事をして万が一断ったとしても、
あなたが嫌いだから断った訳ではなく
相手も断る自由がある事にも気が付けるかも知れません。

それに気が付く事で、「断られたらどうしよう?」の怖れが減り、
「(愛情を)受け取る為に相手にお願い事をする」=受け取る事
がよりスムーズにできる様になると思います。

つまり、愛情の流失を少なくし、逆に流入を増やす事ができる様になって、
あなたの中の「枯渇しそうな愛情」が満たされてゆくと思います。



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