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コラム/2019-08-04

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相手(の怒り)に支配される人①

「何で言われた通りにできないんだ!」等と上司に怒鳴られ

「す、すみません・・・」と委縮したら、

「いつも、すみませんばっかりで本当に反省してるのか?!」
 机を叩かれて増々委縮してしまう。


「こうなったのもあなたのせいよ!」等と妻に睨まれ

「・・・」と黙り込んでしまうと

「あなたは都合が悪くなるとすぐそうやって黙る! 何とか言いなさいよ!」
 と増々妻がキレる。


そういう”パターン”を繰り返し、行き詰まっておられる方もいらっしゃる
と思います。

もしあなたや周りの方に少しでも当てはまる様でしたら、
その”パターン”から逃れる為のヒントをお伝えしたいと思います。


①あなたが本当に相手を怒らせたのでしょうか?

「もし私が相手の立場だったら、同じ様に激昂するだろうか?」
と自問してみませんか?

そして、もしその答えが「否」だったらあなたが相手を怒らしたのではなく、
相手が何かの”目的”を持って怒りを利用した、
と考えられるのではないでしょうか?

例えば、
相手が誰か他の人や何かの出来事に対して腹が立っていて、
その怒りをぶつける相手としてあなたをターゲットにした・・・。

これを八つ当たりと言います。

また例えば、
あなたに怒りをぶつける事によって、相手自身の劣等感を埋め合わせたり、
支配欲や自己顕示欲を満たしたり、優越感を得ようとしている
のかも知れません。

或いは、
相手は周囲の人へ力を誇示する事で承認欲求を満たそうとしたり、
更なる支配を目論んでいるのかも知れません。

つまり、
そう思われる場合は相手は、それらの目的を果たす為に怒りを使った
と考えられるのではないでしょうか?

※奥さんや彼女さん等、女性の場合は
 「わかって欲しいのにわかってくれない」
 「大切にして欲しいのにそう思えない」
 等といった欲求不満が怒りとして表出してしまう場合も多いと思いますが、
 これも「自分の欲求を充足させて欲しい」
 といった目的があると言えるでしょう。

②相手はあなたを支配・コントロールしたいのかも知れません。

「①」の様に「何でそこまで怒るのだろう?」と思える場合は、
相手の目的を果たす為にあなたが必要なので、
あなたを支配・コントロールし続ける必要があります。

少しだけ話が逸れますが、
この「自分の欲求充足」の為に相手を支配・コントロールし続ける方法
としては、怒りによって恐怖を与える以外にも、
「相手の同情を喚起させる」
「相手に罪悪感を抱かせる」
「相手を脅す」
喉といった”上級テクニック”(笑)もあります。

例えば、
 「おもちゃを買って欲しい」という目的を達成しようとしている駄々っ子が
 母親に
「何で買ってくれないんだよ!」と暴れる
(怒り)
「友達はみんな持ってるのに・・・僕だけ仲間外れになっちゃうよ(涙)」
(同情・罪悪感)
「お母さんなんて嫌いだ!死んでやる!」
(脅し)

さて本題に戻りますが、
ここでは
「怒りによって相手を支配しようとしている人」を取り上げていますので、
支配・コントロールパターンが固定化された相手という事になります。

そういった固定化されたパターンを動かすのは非常に難しくなると思います。

ですからあなた側のパターンを変えてゆく方が労力が少なくて済むでしょう。

それでは、
どうすれば自分側のパターンを変えてゆく事ができるのでしょうか?

次回はその事について書きたいと思います。
(次回「相手(の怒り)に支配される人②」へ続く)



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