コラム/2020-06-22
性格改善の方法⑧言動を変える(上)
~自分の中の変えられるものと変えられないもの~
<前回からの続き>
前回までは、
(2)の「ベクトルを変える」事によって性格改善する方法
をお書きしました。
今回からは
(3)「言動を変える」事によって性格改善するヒント
をお書きしたいと思います。
今回はまず「言(葉)」を変える事から。
(2)の「ベクトルを変える」事のうち、
「「(A)センサーの向きを変える」事に慣れて来ると、
自ずと喜びや相手に対する感謝が湧いてくると思います。
例えば、
「課長に褒められた。」→(嬉しい!)
「Bさんから昼食に誘われた(受け入れられた)」→(嬉しい!有難い!)
「主任から”無理しないでね”と声をかけられた」→(嬉しい!、有難い!)
「出来上がった書類を持って行ったら、 課長が”ニコッ”と微笑んで
”有難う”と言ってくれた(認められた)」→(嬉しい!)
そしてそう感じた場面では、思い切って喜びや感謝を表現してみませんか?
例「「課長に褒められた。」
→「お褒め頂いて嬉しいです。有難うございました」
「Bさんから昼食に誘われた(受け入れられた)」
→「誘ってくれて有難う!お陰で楽しかったわ!」
「主任から”無理しないでね”と声をかけられた」
→「お心遣い有難うございます。嬉しいです」
「出来上がった書類を持って行ったら、 課長が”ニコッ”と微笑んで
”有難う”と言ってくれた(認められた)」
→「こちらこそ、有難うございます!」
等々。
そしてこれからは
「今日一日、感謝を沢山表現しよう」
と決めて、なるべくたくさんの人に感謝を伝え、
もしできるのであれば、一日の中で
感謝を表現した回数をカウントしてみて、
「今日は10回だったから、明日は11回を目指そう」
等と目標を作ってみるのも良いかと思います。
(※この事に”集中”する事は、結果として「センサーの向きを変える」
=ベクトルの向きを変える事にも繋がります)
同様に、
「(B)センサーの取付け場所を変える」事にも慣れて来ると、
相手への気遣い・心遣いが生まれてくると思います。
そして、
その気遣いや心遣いを言葉にして相手に伝えてみるのも良いと思います。
例えば、
(今日は課長の”イライラセンサー”が強く働いてる。
お家で何かあったのかなあ?それとも仕事への責任感で
一杯一杯になってるのかな?)
→「課長、お忙しそうですが、何かお手伝い差し上げる事があれば
遠慮なく仰って下さい」
(Cさんは私と似ていて、高性能センサーを持ってそう。
課長に言われて凄く落ち込んでるよなあ~何か励ましてあげたいな。)
→「さっきの課長の言い方はちょっときつかったよね。
課長も仕事でテンパってるみたいだから・・・・
私はCさんと同じようなミスはしょっちゅうしちゃうし、
だからよく課長のストレスのはけ口に利用されちゃうの(笑)
ストレスのはけ口にされて凹んだ時はいつでも言ってね。」
等々。
そして同様に
「今日一日、気遣い・心遣い謝を沢山表現しよう」と決めて、
なるべくたくさんの人にそれを伝え、
表現した回数をカウントしてみるのも良いと思います。
「今日は10回だったから、明日は11回を目指そう」
等と目標を作ってみるのも良いかと思います。
(※この事に”集中”する事は、結果として「センサーの取付け場所を変える」
=ベクトルの向きを変える事にも繋がります)
次回は、
「言動を変える」の「(行)動」についてお書きしたいと思います。
<次回へ続く>
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