コラム/2020-08-24
やる気を出す方法④(ノル)アドレナリンのフル活用(4)
<前回からの続き>
前回は、
「(ノル)アドレナリンをフル活用しやる気を起こす」
ポイントの一番目の
①脳に危機感をもたらし、闘争/逃走反応を引き起こす
についてお書きしました。
今回は残りの2つのポイントである、
②その危機感を繰り返し生起させる
③興奮→抑制(リラックス)のリズムを作る
についてお書きしたいと思います。
ポイント②「その危機感を繰り返し生起させる」
前回の自問によって
(1)最悪の自分(とその時の感情)
(2)家族や周りの人との最悪の関係性(とその時の感情)
(3)最悪の未来(とその時の感情)
の答えを導き出したら、
それを紙に書き出してみましょう。
そして、
「最悪の感情」が出てくるまで
何度も書くなり、読むなり、想像するなりしてみましょう。
というのも、
やる気を起こさせる「(ノル)アドレナリンの投射時間や作用時間が
一日中続くとは想像し難いからです。
但し、
それだけだと「慣れ」や「耐性」が生じる可能性もありますし、
ホメオスタシスによって「セロトニン」や「ドーパミン」
を求める行動を取る様に脳が働く可能性もあります。
(特に(ノル)アドレナリンをフル活用する場合は、
その前駆体であるドーパミンがどうしても必要になるでしょう)
ですから、
ポイント「③」として
③興奮→抑制(リラックス)のリズムを作る
必要があると思います。
即ち、
「最悪の感情」を引き出しておいて、
30分~1時間やらなきゃいけない事に集中する、
→その後5分~10分は、セロトニンやドーパミンを引き出す行動、
例えば好きな音楽やTV・you-tubeを見る、好きなお菓子を食べる、
性的な興奮を得る・・・等をし、
→時間が来たら再び「最悪の感情」を喚起させ、
やる気を引き出して事に当たる・・・
を繰り返す訳です。
また週に半日~1日はドーパミンが出るワクワクする活動をする、
等も有効だと思います。
※因みに私の場合は、「このまま死んだらもの凄く悔いが残る」
という、恐怖によって「(ノル)アドレナリンを活用し、
やらなきゃいけない事(例えば事務作業)にも30分位集中して、
5分間コーヒーブレークやネットで趣味のページを見て
セロトニンを出し・・・という日々を繰り返しています。
それに加えて、ドーパミンを補う為に週1日、
見た事の無い景色や花を求めて山野を歩き回るといった
ワクワクする活動を行っています。
<次回へ続く>
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