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コラム/2020-09-14

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不安を止められない人へ①

「頭痛がする・・・もしかしたら脳梗塞かも?!
 今度は腹痛だ・・・癌だったらどうしよう・・・」


「明日会社へ行って、また部長に怒られたらどうしよう?・・・」


「電車に乗って、またパニックが出たらどうしよう?・・・」

一つの不安が去っても、また次の不安が出て来る・・・。

そして、

一日のうちの起きている時間の殆どが不安に襲われてしまっている・・・。

そんな「不安を止められない」事でお困りの方もいらっしゃる
と思います。


私は、数多くのそういったお悩みを抱えた方のカウンセリングを通して、

「不安を止められない人の多くは(不安に対する)感受性が強く、
 しかも、
 一つの事に集中する能力が高い人ではないか?」

と考える様になりました。


つまり、
持って生まれた(遺伝的な)特質によるものが大きいのでは?
と感じています。


もし、あなたがそういった特質を持っているとすれば、

感受性が強い為に扁桃体が興奮し易く
しかもそれ(不安)に集中してしまう事で、
(ノル)アドレナリンが”出っ放し”状態となり、

慢性的な(ノル)アドレナリン不足が生じているのかも知れません。


そして同時に、

ホメオスタシス(恒常性)によって心を安定させるセロトニンも”出っ放し”
になり、やがて不足してしまうのかも知れません。


だとすれば、抗不安薬やSNRI・SSRI(抗うつ薬)を服用し、
セロトニンやノルアドレナリンの脳内の流量を増やそうとしても
焼け石に水になってしまう場合もあるかもしれません。

何せ一日中”出っ放し”な訳ですから・・・。




そういった特質をお持ちの方は本来であれば、

ホメオスタシス(恒常性)の働きによって
きっちりとしたスケジュールを立てたり
怠りなく準備をする事に集中して、心の安定を図ったり、

同じ運動や行動を繰り返したり興味のある事に集中したり、
快楽を求め続ける事で、セロトニンの流量を増やそうとしたり、
(ノル)アドレナリンの材料である、ドーパミンを増やそうとしているのでは?

と思います。

所が、何らかのきっかけでそれらの行動が妨げられる事(=ストレス)で、
不安に集中してしまい、
慢性的にセロトニン不足ドーパミン不足→(ノル)アドレナリン不足
に陥って、

より不安が強くなり、→よりそれらの神経伝達物質が不足し、
→より不安が強まる、

といった悪循環が生じているのでは?
と考えたりします。

もしそうであるのであれば、一体どうすれば良いのでしょうか?


次回からそのヒントをお書きしてゆきたいと思います。

<次回へ続く>



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