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コラム/2020-10-12

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自分を犠牲にしてまで相手に尽くす人へ⑥

<前回からの続き>

前回、

「共依存的な状態から脱却する方法」として有効だと考えられるのは、

A:あなたのその素晴らしい共感力を今迄とは違う対象に集中させる

B:(愛情ホルモンである)オキシトシンや(快感物質である)ドーパミンを 
  今迄とは違う対象や方法で得る

の2つであると考えられるとお書きしました。

前回では、
そのうちの「A]についてお書きしましたが、

今回は「B」について詳しくお書きします。




<共依存的な状態から脱却する方法>

B:(愛情ホルモンである)オキシトシンや(快感物質である)ドーパミンを 
  今迄とは違う対象や方法で得る

(1)(愛情ホルモンである)オキシトシンが分泌される対象を変える


  ・感動する様なドラマや本、アニメ、DVD、映画等を観る時間を増やす
   (対象=ドラマや映画の登場人物)


  ・運動したり、自分で自分をマッサージしてあげる
   (対象=自分)

   
  ・大きな鏡の前で、鏡に中の自分に慰めや労いの言葉を口に出してあげて、
   自分を自分で抱きしめてあげる
   (対象=自分)


  ・家族や友人と電話やオンラインで話をする
   (対象=家族や友人)


  ・ペットを飼ったり、植物を育てる
   (対象=ペットや植物)

(2)(快感物質である)ドーパミンを今迄とは違う対象や方法で得る


  ・美味しいものを食べたり、買い物したり、趣味や興味がある事に
   没頭する時間を増やす
   (対象=自分)


  ・「その相手を助ける必要が無くなったとすれば、
    何をしたい? 何を得たい? どうなりたい?」を考えて、

   その答えを目標にして、それに向けて努力してゆき、
   少しでも進捗が見られたら自分へのささやかなご褒美を用意する
   (対象=自分)


  ・”その相手”以外の家族や友人が喜んでくれそう(助かりそう)
   な事をしてあげる
   (対象=家族や友人)


  ・今居る場(会社・学校等)で、周りの役に立つ事を積極的に行ってゆく
   (対象=会社や学校等の所属集団)


  ・ボランティアをしたり、寄付や募金をする
   (対象=社会)

いかがでしたでしょうか?

今回迄、自分を犠牲にしてまで相手に尽くす人へ向けてお書きして来ましたが、

その苦しみから抜け出せない方は、

<共依存的な状態から脱却する方法>の「A」、「B」を色々試してみられて、
効果があるものだけを続けられるのが良いかと思います。


それでもまだ苦しい場合は、いつでもご連絡下さい。



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