コラム/2020-10-23
ワガママを我慢してる人へ⑤
<前回からの続き>
今回は、
「OKなワガママ」(許容されるワガママ)なのに、
「NGな我慢」(しない方がいい我慢)をしてしまって
苦しくなっている方へ向けて、
どうすればそこから脱する事ができるのか?のヒント
をお書きしたいと思います。
<無理な我慢から脱却する方法>
①自分が今言おう(しよう)としている事が「OKなワガママ」なのか?
「NGなワガママなのか?」をじっくりと考えてみる
「私がこれを言う(する)事によって、
相手の自由や権利を奪わないだろうか?」
と自分に問いかけてみましょう。
そしてもしその答えが「YES]なら、
「OKなワガママ」(=正当な自己主張)と言えると思います。
※注意:但し、「これしてくれないかな!?」と
怖い表情で睨みつけたり、語気を荒げて言う、
等の言葉以外の部分に、相手の選択肢を奪う”強制”
的なものを交える事は、(相手との関係性にもよりますが)
NGなワガママになる可能性もありますので注意しましょう
例:職場の同僚達と会食する事になりました。
同僚A子「私、イタリアンがいいなあ~」(OKなワガママ)
B子「この前彼氏と行った美味しいイタリアンの店知ってるわ」
あなた(昨日食べ過ぎて胃の調子が悪いなあ~イタリアンか・・・
胃にこたえそうだなあ。私は和食の方がいいけど、
みんなイタリアンがいいみたいだし・・・
ここはワガママ言わずにイタリアンで我慢しようかなあ~)
→ここでもしあなたが、”ワガママ”を言わずみんなに合わせて
「私もイタリアンでいいよ」と言ったとしたら、
「OKなワガママ」なのに、それを主張せず、
「NGな我慢」をする事になってしまいます。
何故なら、「実は私、今胃の調子が良くなくって・・・。
イタリアンは正直きついので、和食にしてもらえたら
助かるんだけど・・・?」
と主張する事は、相手の権利や自由を奪う事になりませんので、
「OKなワガママ」と言えるでしょう。
(相手もあなたのその主張を受け入れるか否か?
の自由を有していますから)
次回は、
<無理な我慢から脱却する方法>の続きである
「②」つ目と「③」つ目をお書きします。
<次回へ続く>
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