コラム/2020-11-18
どうすれば子供への虐待を止められるのか?⑥
<前回からの続き>
今回は、子供への虐待を止めるポイントの3つ目として
③(子への攻撃行動にも働くと考えられる)ノルアドレナリン、
その分泌を抑えるガンマアミノ酪酸=GABA(ギャバ)
の生成を促進する
為の具体的なヒントをお書きしたいと思います。
<ガンマアミノ酪酸(GABA)の生成を促進する方法>
1.GABAの基(グルタミン酸)が多く含まれる食品の摂取
→野菜(トマト、じゃがいも、ナス、アスパラガス、きゅうり、メロン、
カボチャ、みかん等、)、魚や肉、卵、発酵食品(キムチ、納豆等)、
発芽玄米、蕎麦、チョコレート等。
2. 市販のGABAサプリメントを服用する
3. 一酸化窒素がGABAの放出を促す。そして一酸化窒素はアルギニン
から合成される。
故に一酸化窒素を増やすアルギニン
(うなぎ・にんにく・鶏肉・牛乳・大豆・ナッツ等、アルギニンサプリメント)
の摂取が有効と考えられる。(※黒こしょうに含まれるピペリンも有効)
更に、運動や半身浴も一酸化窒素を増やすと考えられる。
4. GABAはグルタミン酸から合成されるが、
その合成に必要なのがビタミンB6。
故にビタミンB6を多く含む食品やサプリメントを摂る事も有効。
(=かつおやまぐろ、鮭などの赤身魚や豚ヒレ、バナナや玄米)
5. 腸内細菌の活用
ビフィズス菌、ラクトバチルス・ラムノサス等
6. ハーブの活用
Kava、ヴァレリアン、ラベンダー、セントジョーンズワート、
カモミール 緑茶
7. GABAの体内合成を高める
瞑想やヨガ等
<次回へ続く>
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