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コラム/2021-01-29

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HSPの辛い反応パターンを変える④

<前回からの続き>

今回は、
「ネガティブ処理のパターンを変えてゆく方法(中)」として、
前回のやり方でメモした自分の反応パターン(無意識下での処理のパターン)
を分析して、改善してゆく方法についてお書きしたいと思います。

<ネガティブ処理のパターンを変えてゆく方法(中)>

➉前回のやり方で書き込んだメモを用意する
 (もし、その場でメモが取れなかった場合は、
  強い感情反応が収まった後にメモしておいて下さい)

⑪そのメモを繰り返し読んで、自分の無意識下での「D・O・E・S」
 の処理のパターンを把握します(例の場合はS→D→O→Eのの順)

⑫特に「S」の感度の鋭さから生じる扁桃体の興奮に対して、
 ”どのフォルダーのどのファイルを参照して、
 感情に意味づけをしてゆくか?を注意して分析します。


→前述の例ですと、「相手(お母さん)の怒りフォルダー」の中の
 「私が相手(お母さん)を怒らせたファイル」を参照して、

 更に、「私の感情フォルダー」の中の「怒りファイル」を参照している 
 と考えられます

⑬フォルダーと、その中身であるファイルの内容を書き出してゆきましょう。
 そしてこの時に「他のファイルは作れないか?」と考えてみて、
 作れそうなら他のファイルも作ってみましょう。


→例:「相手(お母さん)の怒りフォルダー」に含まれるファイルで
   一番よく使うのは「私が相手(お母さん)を怒らせたファイル」
   だけど、他にファイルが作れないかな?

   そうだ!お母さんがこんな様子をしてる時は、
   可能性として「ストレスで疲れ切ってイライラしてる」
   や「腹が立つ出来事があった」時なんかもあるかも知れないから、
   その二つをファイルに加えよう!

   そして、「私の感情フォルダー」には「怒りファイル」以外にも
   どんなファイルがあるかな?

   あっ!そうだ、以前も同じようなシーンでキレちゃったけど、
   怒りというよりわかってもらえない悲しみの方がしっくりくるかな?
   じゃあ、「悲しみファイル」を加えよう、等々

⑭各ファイルを裏付ける記憶をファイル毎に書き出してゆきます。


→例:「私が相手(お母さん)を怒らせたファイル」の記憶は、
   あの時も、そして、あの時もそうだった・・・

   「ストレスで疲れ切ってイライラしてるファイル」の記憶は
   あの時とあの時と・・・・。

   そして、「怒りファイル」に入ってる記憶としては・・・
   あの時もむかついた、あの時もそうだ・・・。

   「悲しみファイル」の記憶は?・・・あの時も悲しかった、
   そしてあの時も・・・

⑮そうして整理し直したフォルダーとファイルの中身(それに纏わる記憶も)
 をそらで言えるくらい覚え込みましょう。

⑯そして、そのフォルダー名やファイルをスマホやメモ帳に書き込んで
 いつでも取り出して見られる様にしておきましょう

ここまでが準備です。

では、次はいよいよ実際の現場での本番に挑みます。

<次回へ続く>



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