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コラム/2021-03-17

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HSPの人の人間関係の悩み解消のヒント①基本編

<前回からの続き>

今回からはHSPの人の人間関係の悩みの解消のヒント
をお書きしてゆきたいと思います。


まず今回は「HSPの人の人間関係の悩みの解消のヒント」の基本的な考え方
からお書きしたいと思います。

<HSPの人の人間関係の悩み解消のヒント①基本編>


HSPの人(特に「愛着の問題」や「心の傷」がある場合)の人間関係の悩み
解消するヒントとしては、以下のポイントが重要だと思います。


「A」.「二分法的思考」(白黒思考・「全か無か思考」)をやめる


以前述べた様に、HSPの人の中でも特に「愛着の問題」や「心の傷」
を抱えている場合は、参照するファイルは恐らく「黒」の証拠
「否定された」「嫌われた」「怒られた」「私はダメ」等)ばかりが
沢山入っている筈ですので、

そのファイルだけを参照にして深く意味づけをしてゆくと
自分や相手は「白」が全くない「真っ黒」になってしまう訳です。

しかもそれは浅薄な考えから出た結論ではなくて、
沢山の(黒い)証拠から導き出された結論ですので、
それは容易には覆らないでしょう。

(その人を犯人だと裏付ける証拠が沢山集まれば、
 ほぼ犯人だと確定してしまい、弁護士が頑張っても覆らないのと同じです)

「B」.過度の一般化を避ける


(特に「愛着の問題」や「心の傷」を抱えた)HSPの人は

 「あの人は私の”全てを”否定してる筈だ!」
とか
 「”みんな”私の事を嫌っている」
とか
 「私は”良い所なんて一つも無い”ダメ人間だ!」

等と、過度に一般化してしまう事が多いでしょう。

それは、
HSPの人は深い処理(D)によって過去から今までの記憶のファイルを
参照しながら起きた出来事を深く意味づけしてゆくが故に、
確固たる結論を出してしまうからだと考えられます。

例えば、
「愛着の問題」や「心の傷」があるHSPの人の場合は

職場の上司が自分が作成したレポートを見て眉をひそめた

”相手がそういった反応を示した時”をキーワードに脳内の記憶を検索し
 似たような場面の記憶が入ってるファイルを開く

そして恐らくそこには”今迄の人生で否定されたと感じた場面”の記憶
 が沢山入ってる

そのファイルを参照に意味づけしてゆくので、「否定された」と感じる

→そして、尚も深い処理は続き「あの人も私のこういう所を否定した」、
 「あの人は私のああいう所をダメ出しした」
 「あの人もそうだった、この人も・・・」

そうなってゆくと、自分の全てが否定され全ての人が自分を否定している
 様に感じる(あらゆる人が自分のあらゆる部分を否定してるファイル
 を参照してるから、そうなります)

そして確固たる結論である「私に良い所なんてない」
 「みんな私を否定してる」
 等といった「過度の一般化」思考ができあがるでしょう。

「C」.相手の立場に立って考える


「D」.自分や相手を客観視する


→ここまでの流れで”私は”こう感じた」「”私は”こう受け取った」
 ”私は”こう思った」等の「私視点」でしか結論を出していない、
 悪く言えば「一人よがりな結論」しか出していないと言えると思います。

だとすれば「相手の視点」「客観視」をしない限りは、
「一人よがりな結論」を覆すのは難しいと思います。

「E」.新しい思考による行動を行う


上の「A」~「D」の実践によって感じ方、受け取り方、思考、結論
等が変われば、新しいそれらに基づいた行動を行ってゆくと
現実(の人間関係)を変化させてゆく事ができるでしょう。

次回は、「A」~「E」の具体的な実践方法をお書きしたいと思います。

<次回へ続く>



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