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コラム/2021-10-01

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アダルトチルドレンの世代間連鎖②連鎖を止めるヒント

<前回からの続き>

今回は、
アダルトチルドレンの世代間連鎖(伝達)を食い止めるヒント
をお書きしたいと思います。

前回、”連鎖するもの”として、


①遺伝的要因

②後天的要因 

(1)パターンによる伝達

(2)自己否定的な考え方の伝達

(3)自己否定から逃れる為の条件の伝達

があるのでは?といった私見をお書きしました。

だとすれば、

「自分が毒親にならない為」
「我が子をアダルトチルドレンにしない為」
連鎖を食い止めるにはどうすれば良いのでしょうか?




<アダルトチルドレンの世代間連鎖を食い止めるヒント>

①自らの遺伝的要因(変えられない部分)を認識する

→遺伝的要因は防ぎようが無いので、自らがどの様な特性・傾向
 を持っているか?
(例:不安になり易い、思い通りにならないとイライラする、
 一度に沢山の事ができない、退屈が嫌、等)自己分析をし
 それを否定せずに認める

②遺伝的要因に基づいた環境調整を行ったり対策を練る

→例えば、
 不安になり易いのであれば、寄り添ってくれる存在を見つけたり、
 医者やカウンセリングの力を借りた対処策を考える。

 或いは、
 イライラした時の吐き出し方や対処策をアンガーマネージメントや
 カウンセリングから見出す。

 また、
 一度に沢山の事ができずにパニックになるのであれば、
 スケジュールを立てて「一度に一つずつ」行うようにしたり、
 退屈が嫌なのであれば、自分の欲求を満たす時間を敢えて設ける、

 その為には、夫や親、公的機関の助けを借りて、
 時間的な余裕を作り出す、等。

③親を模倣した”パターン”を変える

→例えば、
 支配・コントロール欲を子供で満たそうとする親を見て育った場合、
 違う形でそれを満たす方向を考え実行する。
(会社での地位や自分の目標や趣味で自らをコントロールし、
 その欲求を満たそうとする、等)

 或いは、
 望む刺激が得られないうっぷんをお酒や暴力で晴らそうとしてた親を見て
 育った場合は、仕事や趣味や交遊、運動等で、刺激を満たす事を考える、等。

④自己否定的な考え方を変える

→自分ができない部分や、妻として母親としてダメな部分に注目する
 のではなく「できた部分」「ダメではない部分」に注目し、
 それを毎日書き出してゆく。

 或いは認知行動療法等のカウンセリングで改善してゆく、等。

⑤自己否定から逃れる為の”条件”を緩めてゆく

→認知行動療法や、再決断療法(ビリーフチェンジ等も含む)等によって
 「白」か「黒」かの考え方を「グレー」(ま、いっか!)に持ってゆく。




以上、お独りでは難しい場合はお気軽にご相談下さい。



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