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コラム/2021-10-20

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刺激過多+刺激不足から来るメンタル不調改善のヒント

<前回からの続き>

今回は
(望まない)刺激過多+(望む)刺激不足から来るメンタル不調(前述のC群
 改善のヒントをお書きします。




<刺激過多+刺激不足から来るメンタル不調改善のヒント>

①環境調整


②意識のベクトルを変える


③安全基地の確保


④不安に向き合う


⑤思い込みから脱する


⑥刺激の得方のバリエーションを増やす


⑦未来の大きな刺激(理想・目標)を意識する


⑧刺激の得方のベクトルを変えてゆく


→「望まない刺激を減らす」(=①~⑤)、「望む刺激を増やす」(=⑥~⑧
の二本立てになります。




<C群>


1.「上司に書類のミスを指摘されてから何度も何度もチェックするのを
 やめられなくなって、”遅い!”とまた叱られる・・・。

 おまけに”捨ててはいけないものが入ってないか?”と
 ゴミを捨てる時にも何度もチェックする様になった・・・」
 (所謂「強迫性障害」

①環境調整:

「その上司に今の状態を正直に話す」「病院へ行って診断書をもらう」
「部署異動や転職を考える」等。

②意識のベクトルを変える:

「上司に叱られない様に」といった方向に偏ってるベクトルを
 例えば「みんなに喜んでもらえる様に」という方向へベクトルを変える

 或いは、「自分のミス・失敗」に向けているベクトルを
 「今日一日の中での成功・ちゃんとできた事」に向ける

 更には、「捨ててはいけないもの」をチェックするのではなく、
 「絶対に捨てた方がいいもの」を選んでゴミ箱に入れてゆく、等。

③安全基地の確保:

 強迫で悩んでいる事を職場・家族・友人・恋人・カウンセラー等に
 打ち明けて、味方・理解者を作る、等。

④不安に向き合う:

「もし確認をしないと最悪どうなってしまうのか?」
「もしそうなってしまったらどうするのか?」書き出す、等。

⑤思い込みから脱する:

 例えば、「完璧に拘る事」メリット・デメリットを書き出したり、
「完璧にしなければいけない理由」と、
「そこまで完璧にしなくてもいい理由」書き出してみる、等。

⑥刺激の得方のバリエーションを増やす:

 この例での得たい刺激は「安心」「認められる事」と推測できるので、
 それらを得られる事を箇条書きで書き出す
(例:長風呂に入る、自然の中でまったりする、ペットと触れ合う、
   資格の勉強をする、家族の役に立つ事やボランティアをする、等)

⑦未来の大きな刺激(理想・目標)を意識する:

 これも想像して、書き出してみる。
 (例:優しい男性と結婚する、郊外の広いお家に住む、等)

⑧刺激の得方のベクトルを変えてゆく:

 「⑥」「⑦」で書き出した事に繋がる「小さな一歩」を目標にして
 それを実行する時間を徐々に増やしてゆく




2.「頭が痛いと”脳梗塞かも?!”と不安になって病院で検査しても異常がない。
 お腹が痛いと”ガンかも?!”とまた病院で検査する・・・。
 次から次へと体の不調に目が行ってしまい、病院通いをやめられない。」
 (所謂「心気症」)の例は省略しますが
同様に「①」~「⑧」の方法を考えてみて下さい。

※これらはあくまで一例にすぎませんので、
 一人で難しい場合はお気軽にご相談下さい。



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