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コラム/2021-10-29

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意識の向け先でメンタル不調が起きる

A:「幼い頃からお母さんは弟と差別して、私にだけ厳しかった・・・
  私なんて生まれて来なくても良かったんじゃないのか・・・」
  といつも気分が落ち込み、時に死にたくなる
  (抑うつ状態)


B:「周りの人とうまくやってゆけなくてまた仕事を辞めてしまった・・・
   こんな私じゃ、将来生きて行けないんじゃないだろうか?」
   と不安に襲われ続ける
  (不安障害)


C:「私はクラスの他の女子みたいに可愛くないし、太ってるし・・・
   みんな私の事を不細工で醜い奴と思ってるに違いない・・・」

  「あ~今日も鏡に映った自分の顔や姿を見て絶望してしまう。
   整形したいけど過食も止まらなくてどんどん太ってゆくし、
   このままじゃ、もう学校へ行けない!」
   (醜形恐怖・摂食障害)




私は、(全てとは言いませんが)
殆どの「~障害」「~症」と言われるメンタル不調は、
意識の向け先から生じるのでは?と考えています。


特に、(HSP的・ASD的な)「感覚過敏」を持っている人は
言わば「高性能センサー」を有している訳ですから、
そのベクトル(意識の向け先)をどこに持ってゆき、固定するか?
が、その人のメンタルを大きく左右すると考えています。


実際、私の数多い臨床経験(約5,000ケース)を振り返っても、
そういう視点から見れば、クライアントさんの大多数が(程度の差こそあれ)
感覚過敏を有しており、そのベクトルが苦しみを生み出す方向へ固定化
されていると感じています。


だとすれば、
その「高性能センサー」のベクトルの向き(「何に対して敏感か?」)
を変える事ができれば、多くの悩みや苦しみは解消する方向へ向かうのでは
ないでしょうか?




次回は、私が考える「(敏感な)意識の向け先=ベクトルの種類」
挙げてみたいと思います。

<次回へ続く>



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