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コラム/2022-12-23

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他人からの支配・コントロールにはどう対処すれば良いのか?

<前回からの続き>

前回、
「”他人を支配する人”は過度の感受性の強さに加えてドーパミン分布密度が
 低いので、他人を支配し意のままにコントロールするといった
 強い快の刺激が無いと安心・満足できないので「闘争」を選び”支配者”
 になる可能性がある」(ドーパミン作動性神経がメインに働いている)

逆に
「”支配されてしまう人”は過度の感受性の強さに加えてオキシトシン受容体の
 分布密度が高い為、「服従」を選び相手に奉仕し支配されるのでは?」
(愛情システム)

といった私の推測をお書きしました。

もしそうだとすれば、
”支配者”から”支配されている人”はどう対処してゆけば良いのでしょうか?

今回はそのヒントをお書きしたいと思います。




<他人からの支配・コントロールへの対処法>

①相手(”支配者”)の快刺激を思い切り満足させてあげる

例えば、
「あなたのお陰で私は不自由の無い生活ができる」
とか
「あなたは仕事もできて稼いでくれるしあなたと結婚して良かったわ!」

等と記念日でもないのに相手の喜ぶ物をプレゼントする等々。


相手にとっては「感謝」や「承認」「賞賛」は大きな快刺激になりますので、
ウソでも演技でいいので、思い切り満たせてあげましょう。




②愛情システムを他の人に向けてゆく

あなたの類まれな「愛情深さ」を向ける方向性を変えてゆきましょう。

例えば、
「あと余命半年だとすれば、誰に何をしておかないと悔いが残る?」
等と自問してみましょう。

そしてその答えが
「年老いた母に恩返しをしたい」
とか
「できるだけ我が子の傍に居てあげたい」
だとすれば、
その事に意識をシフトしてゆきましょう。




③相手の快刺激を満たしながら徐々に距離を取る


上の「①」だけでは相手が図に乗って益々支配を強める恐れがありますので
徐々に距離を取ってゆきましょう。

そして距離を取る方向としては、「②」で得た”答え”の方向が良いでしょう。

即ち、
”支配者”である相手との時間を徐々に減らし、
”望む相手”との時間を増やしてゆきます。

但し、
相手(”支配者”)はそれに気づくと”許すまじ!”と攻撃をしかけて来るかも
知れません。

そこで、”望む相手”と「打ち合わせ」をしておきます。


例えば望む相手が母親であったら、事情を説明した上で
「お母さん、ここの具合が悪いとかあそこの具合が悪いとか急に寂しくなった、
 等と頻繁に私に電話かけたり、実家に呼び出して!」等と頼みます。

そして”支配者”には「ごめん!こういう事情なのでまた実家に帰らなきゃ」
等と申し訳なさそうに言い訳しながら実家に頻繁に帰る、等。


ところが、
それが度重なると”支配者”は快刺激が減って機嫌が悪くなってゆくでしょう。


そこで、”ご褒美”(快刺激)を用意します。

例えば、
「また実家に呼び出されたので帰らなきゃいけなくなった・・・。
 本当にゴメンね!あなたに迷惑ばかり掛けてるのに
 それを許してくれるなんて・・・。

 友達に話したら”本当に素敵な旦那さんね”と言ってたわ(快刺激=賞賛)。

 実家から戻ったら、あなたの好きな遊園地へ行こうね!(快刺激=報酬)
等々。

演技でいいので
「相手がこちらの思い通りの行動を採ってくれたらご褒美を用意」
しましょう。(イルカの調教と同じです(笑))


ただ、相手によっては通用しなかったり、
やり方によっては裏目に出る場合もあるかも知れませんので、
必要な場合はお気軽にご連絡下さい。



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