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コラム/2023-05-29

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自己嫌悪・劣等感の正体④自己嫌悪から抜け出すヒント

<前回からの続き> 

今回は
「自己嫌悪から抜け出すヒント」をお書きしたいと思います。




<自己嫌悪から抜け出すヒント>

(周囲に関係なく)自分の理想像を創り、それとの差異を無くそうとする過程で

「理想通りの自分になれない、思うように行かない」時に感じるのが
自己嫌悪であるといった私の考えを以前お書きしました。


私はこの事自体は、
「自分の理想を追求し、それを目指して頑張る!」といった、
本来は自身の成長や自己実現に繋がる非常にポジティブなものだと思います。


現に、
誰が何と言おうと理想の自分を目指してストイックに努力を重ねる
大谷選手やイチロー選手、羽生結弦選手等は輝いて見えます。

なのに、
何故自己嫌悪ばかり感じ続けてしまう人が居るのでしょうか?


それは恐らく

A.自分の努力だけではどうしようも無い事柄が”理想の自分像”に含まれている

例えば、
「みんなから認めてもらう為に、できるだけ他の人の仕事を手伝った・・・
なのに仕事が増える一方で、一向に認めてくれたり心から感謝してくれる人
が出て来ない」


B.その”理想の自分”に至る過程に不快刺激が多かったり、快刺激が少ない場合

このタイプの人は、(以前お書きした様に)
敏感さから来る不安定さを
主に”セロトニンシステム”(不快刺激を無くす事で心を安定させる)

”ドーパミン・アドレナリンシステム”(報酬・快刺激によって心を安定させる)
によって安定させる傾向があるとすれば、

例えば
「住宅ローンの返済や子供達に好きな事をさせる為には
 出世して昇給しなきゃいけない」
と頑張っているお父さん。

その過程では、様々な不快刺激を感じるでしょうし、
その頑張りのゴールに大きな報酬(快刺激)が待っていると感じられるのか?

もし自分にとっての報酬がそれほどでもない場合は、
苦しい努力を強いられるでしょう。

おまけに「昇給・昇格」が自分の努力だけでは成しえないものだとすれば
 尚の事だと思います


だとすれば、

(1)自分の努力のみで達成できる可能性がある事柄を理想像とする

(2)その理想像に至る過程には不快刺激が少なく、
 そのゴールには大きな報酬が待ってる事

上記3選手はこのどちらも満たしているからこそ、
 自己嫌悪に打ちのめされる事無く、努力を積み重ねる事ができる
 のだと思います


例えば、
「稼いでセレブな生活をする」を理想とする、
他人と話す事が不快では無い人が、
売り上げに応じて歩合が上がってゆく営業マンになった場合、

上記の「(1)」「(2)」を満たしてる訳ですから
自己嫌悪に苛まれ続ける事は無いでしょう。


但し、
今自分が置かれている環境(学校や職場等)では
「(1)」「(2)」を満たす事が難しいと感じるのであれば、

「家族」や「趣味」、
「サークル活動やクラブ活動」、「将来の為の資格等の勉強」、
「独立起業の準備」、「異動・転職・転校」等の
「(1)」「(2)」を満たせそうな”理想像”にシフトしてゆく事も良いと思います。

もし自己嫌悪にトラウマが関わっている場合は、その処理も必要だと思います。

お独りでは難しい場合はお気軽にご連絡下さい。



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