Google+ で検索

カウンセリング 大阪府大阪市 心理療法  返金保証 超短期  コーチング

コラム/2012-07-18

Top / コラム / 2012-07-18

大人の発達障害(ADHD・アスペルガー症候群等)

最近、「自分が発達障害かも知れない」という成人の方のお問い合わせ
ポツポツとあります。

近年「発達障害」という言葉が認知され始め、それについての情報も増えて来て
います。

それに伴って「場の空気が読めなくて皆から煙たがられている」とか、「自分の
気持ちがわかってもらえない、と彼女(彼氏)や妻(夫)から責められて困っている
」等、主に対人関係で苦労なさって”生き辛さ”を感じられてる方が増えてきてい
る、というよりも「診断を仰ごう」とする方が増えて来ているという感じがしま
す。

勿論、私は医師ではないので、診断して病名を付ける事はできませんが「少しで
も楽になるお手伝いならできるかも知れませんが・・・」とお答えしています。

発達障害は(真の原因は明らかではありませんが、少なくともどなたかが仰って
たような”親の愛情不足が原因”という説は賛成しかねます)脳の器質的な問題が
原因では?と言われており、病名が明らかになっても”治る”といった種類のもの
ではないと思います。

私は、発達障害も一つの「個性」だと考えています。

例えば、「相手の言葉の裏を読まず、額面通りに受け取る”個性”」は、ある人に
とっては「あの人は正直だ、ピュアだ」と好意を持たれるかも知れませんし、逆
に「相手の言葉の裏を読み過ぎていつも不安になる”個性”」を持った人から見る
と、羨ましくも感じるかも知れません。

もし、それを”個性”だと考えると、その個性を完璧に無くす薬ができたら、どう
なるでしょう?

私は個性・性格には自分にとって「都合が良い面」「都合が悪い面」の両面
が必ずあると思ってますので「都合の良い面」まで無くしてしまったら大変な
事になると思います。

でも、実際に「生き辛さ」を感じておられるご本人やご家族にとっては、当然
「治したい、なんとかしたい」と思われています。

もし、私がそのお手伝いをするご縁ができれば、具体的な「お辛い場面」に
的を絞り、その方の考え方が「楽になる」ような方向に変えて行き、その場面
辛くならないような言動が少しずつできるような訓練のお手伝いをします。

一方、「それも自分の個性なんだ」と受け入れられる事を目標に、その”個性”
の「都合の良い面」に的を絞り、自己否定への傾きを自己肯定へ傾くように
リードして差し上げたいと思っています。



コメント


認証コード(3432)

powered by HAIK 7.0.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional