コラム/2020-07-03
人に嫌われるのが怖いあなたへ③
<前回からの続き>
今回からは、
「嫌われるのが怖くて苦しい」状態から抜け出す為の具体的なヒント
をお書きしたいと思います。
私はここで大切な事としては、自分を客観視する事だと思います。
そしてこの「客観視」の方法は大きく分けて2つあると思います。
1つは
「他人(第三者)の目線で自分を客観視する」
ということで、
2つ目は
「自分の中の子供の部分を親目線、大人目線で客観視する」
というものです。
今回は
2つの「客観視」の方法のうち、
「他人(第三者)の目線で自分を客観視する」
というやり方をお書きしたいと思います。
以下、
具体的なそのやり方をお書きしたいと思います。
<「他人(第三者)の目線で自分を客観視する方法>
①あなたと全く同じ性格・傾向を持ち、
全く同じ職場・人間関係で同じ状況で苦しんでいる親友がいる
と想像します。
②但し、その親友は思い込みが激しく否、信念が強く、
根拠の無い慰めや推論が通用しない人だとします。
③そんな親友から
「今朝挨拶したら、いつも笑顔で挨拶を返してくれる先輩のSさんが
仏頂面でしかも低い声で”お早う”と言った・・・。
昨日先輩に失礼な言い方をしちゃったからかな?
きっと嫌われたんだ・・・どうしよう?」
というLINEが来たと想像します。
④親友であるあなたはどう返信するでしょうか?
⑤「きっと気のせいよ。
S先輩はあなたの事嫌ってなんかいないと思うわ・・・」
→これでは、
何の根拠もない慰めになってしまい、親友は納得しないと思います。
⑥そこであなたは、
親友が納得する様な根拠や証拠を集めて返信する必要が出てきます。
⑦例えば、
「S先輩は最近彼氏とうまくいってないって言ってたわ。
もしかしたら夕べまたけんかしてイライラしてたのかも知れないわ。
それにS先輩は大事な仕事は他の人ではなくて、
いつもあなたに頼んでるよね。
きっとあなたの事を誰よりも頼りにしてるんだと思うわ。
そんなあなたを嫌っても、S先輩にはメリットが無いと思うけどな・・・」
等々。
⑧この様に、
親友が納得する様な根拠・証拠を挙げながら、
返信の文章をLINEに打ち込みましょう。
(スマホが無い方は、手紙での返信として紙に書き出しましょう)
⑨その書き出した文章を、
あなたの悩みへの親友からの返信として、何度も読んでみましょう。
次回は
「自分の中の子供の部分を親目線、大人目線で客観視する」方法
をお書きしたいと思います。
<次回へ続く>
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