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コラム/2022-01-07

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虐待、暴言等によって生じる疾患

<前回からの続き>

前回お書きした様に、

「子供への暴力」「暴言」「面前DV」「性加害」「ネグレクト」等の
「マルトリートメント」(不適切な養育)によって子供の脳が変形し、
後に大きな”後遺症”とも言える症状が出現する事が明らかになってきました。


例えば、
それらの「マルトリートメント」が反復的に比較的長期間行われた場合は、
フラッシュバック・悪夢・パニック等のPTSD症状に加え、「感情調節障害」
(感情の制御不能)、「自己評価の障害」(私は生きてる価値が無い)、
「対人関係の障害」(他人への不信・孤立、親密な関係を断ち切る、一方では
 助けてくれる人を求める)等の3つの要素が合わさった「複雑性PTSD」
になったり、

うつ病、不安障害、境界性パーソナリティー障害、解離性障害、依存症
果ては、双極性障害様の状態、統合失調症様の状態、発達障害様の状態、
になる可能性も指摘されています。


特に、この「マルトリートメント」が行われている家庭においては
「愛着の形成」が成されていない場合が多いと想像されますので、
所謂「発達性トラウマ障害」の状態になる人も多いのでは?と考えられます。


※私見ですが、ASDやHSP等で見られる生来の「感覚過敏」を持って生まれた
 子供は、「マルトリートメント」に対しても過敏に反応する筈ですので、
 より容易に”後遺症”が残るのでは?と考えます

 

それでは、
「もしかしたら私が生き辛いのはそのせいかも知れない」
とお感じになった方はどうすれば良いのでしょうか?

それについては次回お書きしたいと思います。

<次回へ続く>



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