メンタルの悩み~どこへ相談するか迷っている方へ①
メンタルの悩み~どこへ相談するか迷っている方へ①
目次
~様々なメンタルのお悩みの例~
「うつっぽい」
「不安が止まらない」
「性格を変えたい」
「自己肯定感が低い」
「夫婦関係・対人関係で悩んでいる」
「恋愛でいつも同じパターンを繰り返してしまう」
「依存症の様な気がする」
「摂食障害を改善したい」
「過呼吸・ドキドキで倒れそう=パニック障害?」
「対人恐怖?」
「特定の物が怖い」
「見捨てられ不安が強い」
「強迫性障害では?」
「発達障害では?」
「子供が不登校で家で暴れている」
「モラハラ・パワハラ・DVで悩んでいる」
「自傷行為、希死念慮が止まらない」
「過去の出来事を後悔している」
「アダルトチルドレンでは?」
「(傷ついた)インナーチャイルドを癒したい」
「HSPでは?」
「生きる意味が見いだせない」
「どっちを選んだら良いのか?自分で決められない」
「感情を抑えられない」
「人格(パーソナリティー)障害かも?」
「双極性障害(そううつ病)かも?」
「過去のトラウマがフラッシュバックする=PTSD?」
「声が聞こえる=統合失調症?解離性(同一性)障害?」
etc・・・。
私は基本的には、どんなメンタルのお悩みでもお断りしませんので、
この10年間の約4,000名の方のカウンセリングを通して、
人が抱えるほぼ全てのメンタルのお悩みの改善・解決のお手伝い
を差し上げて参りました。
ただ、初めて相談機関を利用される方は
「私の悩みはまずどこへ行ったらいいんだろうか?・・・
精神科?心療内科?カウンセリング?」とお悩みになると思います。
そこで今回からはお悩み・症状別にどこへ相談に行けば良いのか?
の目安になる様な記事をお書きしてゆきたいと思います。
#精神科・心療内科とカウンセリングの違い全般については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
メンタルの悩み~どこへ相談するか迷っている方へ②
~精神科・心療内科とカウンセリングの違い~
お医者さんは「病気の診断」「脳」「薬」のプロですので、
「~症」や「~障害」と診断を下し、薬を処方する所です。
逆に「心」や「心理」等といった曖昧な(非科学的な?)ものは
扱わない医師の方も多いと思います。
ですから、
「薬をのみ続けたり、症状が襲って来る度に薬を飲んででも、
今すぐ、その辛さを軽減したい」
という方には合っていると思います。
一方、心理カウンセリングは「心理学」をベースにしていますので、
薬を使わずに主に対話によって今のお悩みや症状の基となっている
「思考」や「感情」、「行動」等のパターンを見出し、
それを変えてゆく事を促し、結果としてお悩みや症状の消失・軽減
を目標にします。(心理学の学派によって微妙に違いますが・・・)
例えば、
拒食症(神経性食欲不振症)によって命の危険がある様な
低体重・低栄養状態に陥った人は悠長にカウンセリングをしている場合
ではなく、一刻も早く入院し点滴を打たないといけないでしょう。
逆に命の危険がおさまった拒食症の人には、
その基となると考えられるトラウマを癒したり、
拒食症を維持してしまう様なボディーイメージや思考・感情・行動等の
パターンを変えてゆくカウンセリングが有効だと思われます。
※料金の面では、
病院(メンタルクリニック)では当然保険適用されますが
心理カウンセリングルーム(臨床心理士・公認心理師等)では
保険適用外となります。
それでは次回は、
「まず、医者(精神科・心療内科)へ行くべきお悩み」
についてお書きしたいと思います。
#精神科・心療内科とカウンセリングの違い全般については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
メンタルの悩み~どこへ相談するか迷っている方へ③
~まず、医者(精神科・心療内科)へ行くべきお悩み~
①急性期の統合失調症、うつ病、双極性障害(そううつ病)等
⇒所謂「精神病」と分類される疾患に襲われ、
「聞こえて来る”声”に取りつかれている様な状態」、
「しんどくて起き上がれず、話す元気も無い」
「躁状態で手が付けられない」
等といった、「対話ができない状態」の場合は、
対話を基にするカウンセリングよりは
先にお医者さんに行かれた方が良いと思います。
※1:私の場合はこういった状態の方がお越しになった場合は
お医者さんに行かれる様に促します。
※2:但し、「解離性(同一性)障害」や「複雑性PTSD」や
「パーソナリティー障害」や「ある種の発達障害(神経発達症)」
と「統合失調症」、
「ASD(自閉スペクトラム症)」+「ADHD(注意欠如・多動症)」
と「双極性障害」
は判別が付きにくい場合もあり、誤診では?と思われるケースに
何度か遭遇しました。
ですからできればセカンドオピニオンを採られた方が良いと思います。
②診断書が必要な場合
⇒精神障害者保健福祉手帳の交付や休職・休学をされる場合は、
医師の診断書が必要になります。
その様な場合はまずは医師の診断をお受け下さい。
※3:私の場合は「①」「②」以外の症状・ケースでしたら
全て対応差し上げる事ができます。
それでは次回は「まず、心理カウンセリングへ行くべきお悩み」
についてお書きしたいと思います。
#精神科・心療内科とカウンセリングの違い全般については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
メンタルの悩み~どこへ相談するか迷っている方へ④
~まず、心理カウンセリングへ行くべきお悩み~
①薬では良くならないのでは?と感じるお悩み
⇒お医者さんは基本、薬で治療する場所ですので、
以下の様な場合は、カウンセリングの適用範囲であると思います。
例:
「自己肯定感が低い」
「夫婦関係・対人関係で悩んでいる」
「恋愛でいつも同じパターンを繰り返してしまう」
「依存症の様な気がする」
「摂食障害を改善したい」
「対人恐怖?」
「特定の物が怖い」
「見捨てられ不安が強い」
「発達障害では?」
「過去の出来事を後悔している」
「アダルトチルドレンでは?」
「(傷ついた)インナーチャイルドを癒したい」
「HSPでは?」
「生きる意味が見いだせない」
「どっちを選んだら良いのか?自分で決められない」
「人格(パーソナリティー)障害かも?」
「過去のトラウマがフラッシュバックする=PTSD?」
②自分以外の人による悩み
⇒例えば、
「子供の不登校・引きこもり、家庭内暴力で困ってる」
「夫のDV・モラハラ・ギャンブル依存に困っている」
「どこの職場でもパワハラやいじめに遭う」
「彼が最近冷たい」
等。
こういった第三者によって引き起こされるお悩みは
当然その相手に薬を飲ませる訳には行かないでしょう。
カウンセリングの場合は「自分の対応や言動を変える」事によって
相手のそれらを変える「家族療法」というのがありますので、
”問題”があるご主人やお子さん、彼氏さんがお越しにならなくても、
それらの問題行動が無くなってゆく、というお手伝いができます。
それでは次回は
「メンタルクリニックの薬物治療と心理カウンセリングの併用」
についてお書きしたいと思います。
#精神科・心療内科とカウンセリングの違い全般については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
メンタルの悩み~どこへ相談するか迷っている方へ⑤
~メンタルクリニックの薬物治療と心理カウンセリングの併用~
例えば、
「私は骨折し易く、しょっちゅう怪我をしてしまう」
という方がいらっしゃったとします。
骨折したら、当然麻酔や痛み止め使ったり、ギプスで固定したり、
ボルトを入れたりすると思います。
そして、それらの物理的な処置に加えて、
「骨折しない様な工夫」や「骨折しない様な体作り」等を
併せて行ってゆくのはどうでしょうか?
メンタルの問題でも同様に、例えば
「パニックが起きそう」な時には頓服的に薬を用いながら、
パニックにならない様な、思考・感情・行動のパターンに変えたり、
トラウマを処理したりする心理学的なサポートも併用する方が
より根本的な治癒に繋がってゆくと考えられます。
ですから、今お医者さんの薬だけでカウンセリングは受けてなく、
でも「そんな自分を変えたい」という方には、薬物療法に加えて
心理カウンセリングを併用されるのが良いと思います。
(※可能であればお医者さんにご相談の上で)
次回は、「どういったお医者さんやカウンセラーを選べば良いのか?」
についてお書きしたいと思います。
#精神科・心療内科とカウンセリングの違い全般については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
メンタルの悩み~どこへ相談するか迷っている方へ⑥
~どういったお医者さんやカウンセラーを選べば良いのか?~
①メンタルクリニック編
メンタルクリニックでは保険点数の都合もあり、
医師が行う「精神療法」は5分で終わるケースも少なくありません。
これだとほぼ薬を処方する為の見立ての問診になってしまうかも知れません。
また、誤診が起きやすい症状もありますので、
「トラウマや発達障害(神経発達症)が絡んでいないか?」
等の的確な見立てが必要だと思われますが、
残念ながら、この辺りの経験が少ないお医者さんもいらっしゃる様です。
(また、解離性同一性障害(多重人格)に懐疑的なお医者さんも
いらっしゃる様です)
更には、医学は科学ですので心理学的な教育は殆ど受けませんので、
共感してもらえなかったり、中には傷つけられたと感じるケースもある
かも知れません。
但し、
心理学を取り入れられたり、トラウマ処理等の利益度外視の丁寧な精神療法
をなさるお医者さんや発達障害や複雑性PTSD等についてご経験豊富な
お医者さんもいらっしゃいますので、
該当しそうな方は、そういったお医者さんを探されるのも良いと思います。
②心理カウンセラー編
心理学的知識、脳神経科学的な知識、精神疾患の知識とそれらの経験
を欠いているカウンセラーは論外ですが、
それらの教育を受けて来られた臨床心理士や公認心理師の中でも、
性格的な問題で共感力に欠けたり、クライアントさんをコントロール
しようとしたり、依存させてしまう様なカウンセラーもいらっしゃる様です。
また「心理学のどの学派で教育を受けて来たか?」によって、
傾聴主体(ロジャーズ派等)であったり、認知行動療法主体であったり等、
その心理士(師)が得意とする技法があります。
そうなると
例えば、傾聴によって性格改善できるのか?と言うと難しいでしょうし、
認知行動療法でトラウマ処理できるのか?という問題が生じるでしょう。
(もっとも最近は認知行動療法もマインドフルネス等、感情を扱ったり
EМDR等のトラウマ処理の技法も積極的に取り入れる方向には
行ってますが)
ですから、
ちゃんとした知識と経験を有し共感力が高く、
決して得意な技法を押し付けずにクライアントさんに応じた柔軟な技法
が使える様なカウンセラーを選ばれるのが良いと思います。
※メンタルクリニックでのカウンセリングについて
最近、メンタルクリニックで公認心理師がカウンセリングを行うケースも
増えて来てると思いますが、
「精神科医師等と臨床心理技術者が”共同”で精神療法を行う場合は
診療報酬制度の対象であるが、
臨床心理技術者が単独で行う精神療法は、診療報酬制度の対象外である」
(要は保険が効かない)とされています。
それ故、医師の指示に従ってのカウンセリングになりますので、
心理師の自由度が少なくなるであろう点や薬物療法との併用が主体となる
であろう点、対応できるお悩みが制限される点、等が考えられます。
いずれにしましても、
ご自分に合ったお医者さんやカウンセラーが見つかる様に
根気よく探されるのが良いと思います。
※もし、
「自分に合った所が中々見つからない」という方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご連絡下さい。
#精神科・心療内科とカウンセリングの違い全般については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
精神科・心療内科で
なぜ誤診(らしきもの)が起きるのか?
うちのルームにも、
「医者の薬を服んでも効かないと訴えたら薬を増やされて
より調子が悪くなった」
「出された薬が効かず、断薬したら調子が良くなったが、
離脱症状に酷く苦しんだ」
等と仰るクライアントさんも少なくはありません。
(私は薬に対して、とやかく言える立場ではありませんし、
ちゃんとしたお医者さんの方が多いとは思いますが)
ただ、クライアントさんのお話をお聴きすると、
誤診では?と思われる診断を下された方も少なくない印象があります。
(今通っておられる医療機関にご不満があるから来られる方も多いからですが)
例えば「双極性障害Ⅰ型」と診断された方が
恐らくADHD+ASDではないか?と感じるケース、
或いは「双極性障害Ⅱ型」と診断された方が
恐らくはADHD(orASD)+うつではないか?と感じるケース、
更には「境界性パーソナリティー障害」と診断された方が
恐らくは複雑性PTSD+愛着障害ではないか?と感じるケース、
果ては「統合失調症」と診断された方が
恐らくは複雑性PTSD+解離性(同一性)障害ではないか?と感じるケース、
等、様々なクライアントさんと出逢ってきました。
(何度も申し上げますが、ちゃんとした見立てをなさっておられる
お医者さんもいらっしゃいます)
そして万が一誤診があって、その診断に基づく薬が処方された場合は、
当然効果は無いでしょうし、副作用や減・断薬時の離脱症状に
苦しまれる方も出てこられるでしょう。
それでは何故誤診(と考えられる状態)が起きるのでしょうか?
それは当たり前ですが、「心(脳)」の中を診る事ができないからです。
最近でこそ、脳画像診断などの技術が進歩して来ましたが、
外科や内科の様に”病巣”を特定し、そこの処置を行えばよい、
という訳にはいかないからです。
精神科医療の診断は、ほぼ「DSМ」や「ICD」といった
国際的なマニュアルに基づいて行われます。
例えば「これとこれとこれの症状があれば、うつにしましょう」
等といった具合です。
大変失礼な言い方をすれば、
「右下腹部が痛い」「悪心、嘔吐、食欲の低下」がみられる
→「盲腸と診断しましょう」と開腹手術を行う様なもの、
或いは、盲腸でも癌でも便秘でも潰瘍でも「腹痛」と診断し、
「痛み止めの薬を出しましょう」
というのと似ているかも知れません。
私の場合は、病歴は勿論、成育歴や家族歴等を細かくお聴きした上で
見立てて行きますので、少しは精度が増すと思います。
(勿論、診断を下す事はできませんので、あくまで推測です)
ただ、お医者さんの場合は、
診療報酬の点数が患者さんのお話を5分を超えて聞いた場合に
「精神療法」として加算され、
次に加算されるのは30分を超えた場合らしいです。(再診時)
ここでもし、一人の患者さんに30分以上お話していると
経営が厳しくなるのかも知れません。
ですから畢竟「5分診療」になるお医者さんが少なくないのかも知れません。
以上の事からもお医者さん選びは重要だと思います。
本当に患者さんの事を考えて、きっちりとお話を聞いた上で、
薬の「少量処方」からお始めになるお医者さんもいらっしいますので、
「医者に行こうか?カウンセリングを受けようか?」と迷われておられる方は
どうかその辺りを考慮して、信頼できる医師やカウンセラーを選ばれます様に。
※心理カウンセリングの場合は、副作用も離脱症状もありませんが、
「トラウマの再演」等には注意が必要です。
※クライアントさんに薬物療法が必要だと感じられた場合は
お医者さんのご紹介も差し上げます。
#精神科・心療内科とカウンセリングの違い全般については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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