「ネガティブになる事ができる能力」を活用しませんか?

「ネガティブになる事ができる能力」を活用しませんか?

◆「先々の事を考えすぎていつも不安になります」
◆「些細な事が気になって仕方がありません」
◆「物事をいつも悪く考えてしまい苦しいです」

こういったお悩みをお持ちの人は大抵「このネガティブな性格を改善したい。
ポジティブになりたい」と思う方が多いのではないでしょうか?

そんなあなたに「ネガティブになる事ができるのは素晴らしい長所の一つですよ」
なんて言うと「何を馬鹿な事を!」と怒られるかも知れませんね。

でも僕から言わせれば、そんな素敵な能力を使わないでポジティブ
(何がポジティブなのかはわかりませんが(笑))になるなんて勿体ないと思います。

もしあなたを苦しめてるそういった不安や恐怖が無くなればどうなるでしょう?

例えば、不安や恐怖を作り出す脳の扁桃体という部分が損傷しちゃうと
「何も恐れず怖くない」というMAXポジティブになれるでしょう。

でも、そうなっちゃうと赤信号でも平気で横断歩道を渡るでしょうし
高いビルから平気で地面に飛び降りようとするだろうし、
強盗に銃で脅されても少しもひるまないでしょう。

 そうなっちゃうとどうなると思いますか?

そうですね、答えは「すぐ死んじゃう」という事です。

つまり先々の不安を感じる事や些細な事を気にする、常に最悪の予想ができる等は
人間が生きてゆく為にはとても大切な能力なんだと思います。

例えば警察官やセキュリテーソフトの開発者や将棋名人、弁護士、或いは
山本五十六等の参謀本部の偉い人等はこうした能力が無ければ務まらないと思います。

こんな事を言うと「そうなのかも知れないですが現に今、その性格のせいで
苦しいんです!」とまた怒られそうです(笑)。

僕が言いたいのは、その「ネガティブになる事ができる能力は失うと勿体ないので
それを無くすのではなく何かを付け加えませんか?」という事です。

ここで是非考えて頂きたいのは、上に挙げた「ネガティブになれる能力を
活かして活躍してる人達」「今はまだ活かしきれてないあなた」との違いです。

恐らく「先々の不安や些細な事、最悪の予想等を充分吟味する」所までは同じ
だと思うのですが「それらの”情報”を基にして、そうならない為の対策を
考えて実行する」という事をするかしないかだけだと思います。

もしこの推測があなたに少しでも当てはまるのであれば「不安や恐怖の予測に
基づいた、対策を考えて実行する能力」を付け加えて磨いて行きませんか?

もし、それが加わって身に付けば”鬼に金棒”だと思います。

そうなれば、山本五十六やジェームズボンド並の凄い人になれるかも
知れません・・・。別になりたくないか(笑)


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