統合失調症⑲寛解に向けて~心理療法(4)

統合失調症⑲寛解に向けて~心理療法(4)

<前回からの続き>

前々回にお書きした方法(①前頭葉の機能を回復させる)

前回お書きした(②大脳資質と辺縁系の機能と連携の強化)
充分に成されれば、

「感覚過敏」の環境調整「愛着形成」
(必要があれば)「トラウマ処理」等へ移ります。




③「感覚過敏」の環境調整・「愛着形成」・「トラウマ処理」

(1)「感覚過敏」への環境調整


 できるだけ不快な音や声、他人の気配等を感じずに済み、
 視覚的にも非刺激的な場所を確保する、

 或いは、イヤーマフ・ノイズキャンセリング、サングラス等を駆使しして
 本人にとっての不快刺激をできるだけ防御する、等


 
(2)「愛着形成」


 本人自身の「大脳皮質」と「辺縁系」の間で愛着形成を図ってゆく

 その詳細は以前にお書きしましたので、今回は割愛させて頂きます

(3)「トラウマ処理」


 必要があれば、
 EМDRでも、TAゲシュタルトでも、NLPのスイッシュでも、
 その人にあった方法でトラウマの処理を行います

 これも以前にお書きしましたので、割愛します




以上、
ここまで統合失調症について、その考えられる原因と寛解に向けての
方法・手段をお書きして来ました。

本疾患で悩まれておられるご本人やご家族の方の中で、
ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡下さい。