どうすれば雑談ができる様になれるのか?②
どうすれば雑談ができる様になれるのか?②
<前回からの続き>
今回は、
以前(5月13日)お書きした様な
「感覚過敏によって雑談が苦手になっている人」
に向けて、
それを克服するヒントをお書きしたいと思います。
<雑談ができる様になる為のヒント②感覚過敏の場合>
(1)自分がどんな友人を求めているか?を把握する
(生まれつきの)感覚過敏、特に自分にとっての快/不快に対する過敏さ
によって、雑談が苦手になっている人は、
まず自分がどんな友人とどんな関係になれば”快”を感じるか?
を書き出してみましょう。
例:
「趣味の話が楽しくできる人」「勉強でわからない所を教えてくれる人」
「悩みを打ち明けられる人」等々。
(2)相手に意識を向けて評価してゆく
例:「A君は趣味の話が合いそうだけど、性格が合わなさそうだから
表面的な趣味の話だけに留めておいた方がいいかも?」
「B君はどこか冷めた感じだけど、勉強はできるし、
教えてもらえる関係になれるかも?」
「C君は趣味は合わなさそうだけど、面倒見が良くて素直そうだから
悩みを聴いてもらえる関係になれるかも?」
等々。
(3)自分の目的に合いそうで、自分の評価が高い人
とコミュニケーションを取る
ターゲットとなる相手とコミュニケーションを取る時には、
たとえば、
興味の無い話題(=不快)やわからない部分(=不快)が会話の中で出て来た
としても、
「この人と友達になったら、趣味の話を沢山話せたり、
一緒にイベントへ行ける様になるかも?」等と
自分にとっての”快”に意識を向けて、
そうなった時の”快”の想像に切り替えて、
”不快”を引きずらない様にしましょう。
更に五感が極端に敏感で、相手や周囲の情報を拾いすぎて
話の内容に集中できなくなる人は
(相手の話の内容+)「自分にとって心地よい刺激」を一つ選んで
それに集中しましょう。
例:「相手の人の優しい表情」、「安心感を感じさせる相手の声」、
「窓から入って来る心地よい風と鳥の鳴き声」、等々。
次回は、
「(プチ)トラウマによって雑談が苦手になっている人」に向けて、
それを克服するヒントをお書きしたいと思います。
<次回へ続く>