人生で大切な8つの事①自他の(先天的な)特性を知る
人生で大切な8つの事①自他の(先天的な)特性を知る
<前回からの続き>
今回は私が思う
「人生で大切な事」の1つ目についてお書きします。
<①自他の(先天的な)特性を知る>
私は、
人生の悩み苦しみの大部分を占めるであろう「生老病死」をはじめとする、
仏教で言うところの”四苦八苦”は、
刺激に対する敏感さが強ければ強い程、
不安が強くなり、心の傷も深くなるので
より感じ易くなると考えています。
加えて(刺激に対する敏感さが強ければ強い程)、
無意識の防衛反応から来るパニックや鬱、等の症状が出現する確率や
自他を(精神的/物理的に)傷つけてしまう等の所謂”問題行動”が出現する確率
も増えるでしょう。
そこで、
以下の3つを把握する事が必要になると思います。
(1)敏感さの度合いを知る
例えば、
すぐに不安になったり、落ち込んだり、動揺したり、傷ついたり、
”カッ”となったり、逃げたり、固まったり等は敏感さが強い人の特徴です。
もしあなたやあなたのご家族や近しい人がそんな自分の事を
「弱虫・意気地なし」とか「気が弱い・気が小さい」「あかんたれ」
「癇癪持ち」「逃げ癖がある」「根性無」「緊張しい」等と
否定的に見ているのであれば、
”私やあなたのせいではなくて、遺伝や幼少期の環境のせいだ!”と、
まずはそんな特性を否定しないで頂きたいです。
(2)敏感さの方向性を知る
次に、
あなたやあなたのご家族や近しい人が「何に対して敏感か?」
を把握しておく事も役に立つでしょう。
例えば、
あなたのお子さんが、食べ物の好き嫌いが激しく、
現実に目を瞑って、面倒くさい事を先延ばしにするのであれば、
五感(特に味覚・嗅覚・触覚等)から入って来る刺激に敏感
なのかも知れませんし、
快/不快感情にも敏感なのでしょう。
更には、
大きな声や音に”ビク”っとなるのであれば、
聴覚からの刺激にも敏感である可能性が高いでしょう。
また、
あなた自身や配偶者が”他人の迷惑を省みずに、
自分の思い通りにならないと癇癪を起こす自己中人間だ”
と感じられるのであれば、
「自分の快/不快感情」には敏感で、
「他人の快/不快感情」にはそうではない
のかも知れません。
要するに、
ここで言う”敏感さの方向性”とは
「五感のうちのどれが敏感か?」「快/不快感情には?」
とか
敏感さのベクトルが「自分の快/不快」に向いてるのか?
「他人の快/不快」に向いてるのか?(それとも両方共なのか?)
という意味です。
(3)安定の方向性を知る
敏感さが強い人は、心が不安定になり易いはずです。
ですから、
心を安定させる必要性も、より高くなるでしょう。
以前から何度もお書きしてます様に、
私は「心を安定させる方向性」として
・「S型」=不快刺激のシャットダウン(独り)で安定
・「D型」=快刺激を得て安定
・「О型」=人との交流で安定
の3つがあると考えています。
そして
自身やご家族、周囲の人のストレスの解消法に意識を向けると、
その人にとっての最適な比率が見えて来るでしょう。
例えば
「私はS=4,D=2、О=4くらい必要だけど、
夫はS=5,D=4,О=1くらいかな?」
等々。
<次回へ続く>