他人と自分を正確に比べる②他人に意識を向け評価してゆく
他人と自分を正確に比べる②他人に意識を向け評価してゆく
前回お書きしたやり方で、
「自己評価の巾を拡げ」、
「劣等感を感じる部分を細かく分ける」
事ができれば、
次は
他人に意識を向けて、他人を正確に評価してゆきましょう。
<ちゃんと他人と比べるには?②>
②他人に意識を向けて評価してゆき、自分と比べる
(1)他人(劣等感を感じる相手と部分)を評価してゆき、
自分と比べる
自分が、審査員や面接官になったつもりで、
特に”劣等感を感じる相手”を評価してゆきましょう。
例1(顔が可愛くないと思い込んでいる人):
「A子は、顔も小さいし、輪郭も整っている。
髪の毛もサラサラだし、目が大きくて鼻も小さくて、
口はアヒル口でやっぱ可愛いなあ~。
ただ、運動部に入っているせいか、首は少し太いかな。
そして、ファンデでごまかしてるけど、
私より色黒の様な気がするなあ。」等。
(2)評価する”部分”を拡げてゆく
特に劣等感を感じる相手に対して、
劣等感を感じる部分以外も評価してゆきましょう。
例2(暗くてコミュ障と思い込んでいる人):
「B子は私と違ってクラスの中心的な人で、
明るくて話も面白いし、友達もたくさんいる。
でも、時々”グサっ”と来る事を言う事もあるし、
グループの子の陰口を言ってるのを聴いた事もある・・・。
私と比べて感受性が低くて、思いやりが無い人なのかな?」等。
(3)評価する”相手”を拡げてゆく
劣等感を感じる相手以外の人(クラスや部活、職場、グループ等の
他のメンバー全員)も評価してゆきましょう。
例3(頭が悪いと思い込んでいる人):
「同じクラスのC子は、全教科勉強ができて、
可愛くて性格も良くて、私がかなう部分は一つも無い様に感じる
・・・。
クラスの他のメンバーは?
・・・D子は頭はいいけど、歌や楽器の演奏は私より下手だし、
E子は、頭はいいけど、他人を馬鹿にした感じが嫌だな。
私より性格が悪いのかな?
F子は、テストの成績はいいけれど、英語の発音が
私から見たらイマイチかな?英語が苦手なのかな?。
そしてG子は・・・」等。
<次回へ続く>