人に嫌われるのが怖いあなたへ⑭

人に嫌われるのが怖いあなたへ⑭

<前回からの続き>

ここまでお書きして、

「自分の中の親の部分や大人の部分と言われてもピンと来ない」
と感じる方もいらっしゃると思います。

もしそう感じるのであれば、

もしかしたら幼い頃の親との愛着形成がうまく行っておらず、
親イメージの内在化ができていないからかも知れません。


だとすれば、

今現在の人間関係の中で
「愛情を感じる相手」「信頼できる人」を探してみましょう。


例えば、

「恋人や配偶者」

「先生や師匠」

「上司や先輩」

「カウンセラーやお医者さんやコーチ」

・・・そういった人たちの中で(あなたの評価に基づいて)
最も信頼できそうな人に自己開示していき、

あなたの気持ちや存在を否定されず受け止めてもらう経験を
積んでいきましょう。


その上で、

「もし、あの人なら何て言って励ましてくれるだろうか?」
とか、

「論理的な〇〇先生なら、どの様に分析して下さるだろうか?」

等と想像してその答えを書き出してみて、

それを自分(の中の子供の部分)に語り掛けて共感してあげたり、
励ましたり、労ったり、客観的な意見を述べてあげるとよいでしょう。

たとえ幼い頃に親との愛着形成がうまく行っておらず、
アダルトチルドレン愛着障害だと感じていたとしても、
「もう遅い」という事は決してありません。




以上、

14回に渡って「人に嫌われるのが怖いあなたへ」というテーマで
お書きしてきましたが、今回でこのシリーズを終えたいと思います。


もし、一人では難しい場合や、まだまだヒントが必要だとお感じの場合は
お気軽にお問合せ下さい。


お読み頂き、有難うございました。