感覚過敏
統合失調症⑱寛解に向けて~心理療法(3)
<前回からの続き> 今回は、 統合失調症の方への心理療法②として、 「大脳資質と辺縁系の機能と連携の強化」についてお書きします。 <統合失調症の方への心理療法②> ②大脳資質と辺縁系の機能と連携の強化 (私の仮説に依れば […]
統合失調症⑯寛解に向けて~心理療法(1)
<前回からの続き> 前回までに 私が想像する「統合失調症」の原因として、 ・「遺伝的に、或いは生育環境等によって感覚過敏を有している」 ・「愛着形成が成されなかった、或いは消失した為に、 他人との交流や日々の生活は、 […]
統合失調症⑬本当の?原因<仮説(4)>
<前回からの続き> 今回は私の想像のまとめです。 ③「統合失調症の本当の原因と考えられるものは何なのか?」 前回までにお書きした事をまとめますと、 私が考える統合失調症に至る原因としては、 A:遺伝的に、或いは生育環境等 […]
統合失調症⑫本当の?原因<仮説(3)>
<前回からの続き> 前回、 「遺伝的に或いは生育環境的に”感覚過敏”、特に聴覚・視覚から入力される 不快刺激に対する敏感さを有していた人が、 何らかの事情で愛着形成が成されなかった場合、 不快刺激に対して、ありとあ […]
統合失調症⑪本当の?原因<仮説(2)>
<前回からの続き> 前回、 統合失調症の発症をダムの決壊に譬えて 「貯水量が限界値を越えてダムが耐えきれず決壊してしまった状態が 統合失調症なのでは?」 更には、 「統合失調症発症の一因とされる脳の神経伝達物質の機能障 […]
愛着形成と愛着の回路③何故愛着障害になるのか?
<前回からの続き> 前回お書きした様に、 乳幼児期に愛着形成がうまく成されないと、 愛着スタイルが「不安定型」(「回避型や両価型」,「無秩序型」) の所謂「愛着障害」に陥ってしまう可能性が高まります。 そして、 成長して […]
”問題や症状”への集中から脱出する為のヒント②
<前回からの続き> 前回お書きした「①」によって、 トラウマ等の心の傷や不安を解消できれば、 集中する対象を”問題や症状”に繋がるものから別の対象に移行させましょう。 但し、その前に今現在の心を安定させる必要があると思い […]
”問題や症状”への集中から脱出する為のヒント①
<前回からの続き> 前回までに、 「(先天的・後天的に)”感覚過敏”を有してると情報(刺激)過多に陥り易く、 そうなると脳が混乱し、心が不安定になる。 そして脳の働きとして、混乱を収拾させる為に何かに集中する事 に […]
何故”問題や症状”となる対象に集中し続けるのか?
<前回からの続き> 前回、 「情報(刺激)過多に陥ると脳が混乱し、心が不安定になる。 そして脳の働きとしては、混乱を収拾させようとする。 その一つの手段(傾向)として何かに集中する事によって心を安定させる。 ところ […]
何故並外れた集中力を持っているのか?
<前回からの続き> 前回、例に挙げた様な ”醜形恐怖”や”強迫性障害”、”不安障害”等で苦しんでいる人達は (恐らくそれ以外の”症状や問題”を抱えている人の多くも)、 「並外れた集中力を有し、それを”症状や問題”に向け続 […]
どうすれば他人との適切な距離感が取れるのか?①
<前回からの続き> 前回、 「他人との距離感がわからなくて 傷ついたり傷つけたりを繰り返してしまうのか?」 の原因について、 「感覚過敏を有している為、相手の自分へのネガティブな情報を拾う。 ⇒心が傷ついて、より敏感に […]
何故他人との距離感がわからなくなるのか?
<前回からの続き> 今回は 「何故他人との距離感がわからなくて 傷ついたり傷つけたりを繰り返してしまうのか?」 について、 私なりに考える原因をお書きしたいと思います。 <他人との距離感がわからなくなる原因> ①生まれ […]
何故他人を支配・コントロールしようとするのか?
<前回からの続き> 前回お書きした例の様に、 親子や兄弟姉妹、夫婦、恋人、友人、上司と部下等の人間関係の中で、 一方が他方を支配・コントロールする関係が出来上がり、 支配されている側が苦しまれているケースは少なくないです […]
トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント⑦
<前回からの続き> 前回の「E」で、「未来の自分」になってその感覚を感じたら、 今度は未来⇒今にフィードバックしてゆきましょう。 <トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント> F.未来⇒今にフィードバックする […]
トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント⑥
<前回からの続き> 前回の「D」で、 本当は自分が今、何が好きで何がしたいか?という欲求を 取り戻す事ができれば、次は”未来”に目を向けてみましょう。 <トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント> E.未来に […]
トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント⑤
<前回からの続き> <トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント> D.”今”に生きる 「C」の過去の清算が済めば、 自分の欲求に従って”今”に生きる方向へシフトしてゆきましょう。 (1)”その子”がして欲しい […]
トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント④
<前回からの続き> <トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント> C,”過去”を清算する 前述した「A」「B」によって、大脳皮質の”親”機能が強化されて、 辺縁系の”子”の不安・恐怖や心の傷がケアできる様にな […]
トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント③
<前回からの続き> <トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント> B.自分の中の”親の部分”が安全基地となる 上記の「A」の方法等によって”親の部分”を強化できれば その部分が安全基地としての機能を果たせる様 […]
トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント②
<前回からの続き> 今回からは、 トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒントの詳細 をお書きしてゆきます。 <トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント> A.自分の中の”親の部分”を強化する トラウ […]
トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント①
<前回からの続き> 前回までに 「自分の欲求がわからない人」「自由に生きられない人」は、 「自分の欲求に従って自由に生きる事に不安や怖れを感じているから 自分の欲求がわからなくなってしまっている」のではないか? そして […]