PTSD、トラウマから自分を解放させるワーク

PTSD、トラウマから自分を解放させるワーク

今回はトラウマ(心の傷になった出来事)・PTSD等で苦しまれている方に、
ごく短時間で楽になる方法をお伝えします。
★注意!トラウマを扱うので危険性があります。
もしご心配な方は必ずご相談の上、行うようにして下さい。

<トラウマ・PTSDの辛さから抜け出す方法>

①落ち着ける場所で”トラウマ”になった場面を思い出す

②左上か右上にその場面が浮かんで来たら眼を開けたまま、その場面をイメージ
し続ける

③ゆっくりと左上⇒右上⇒左上と眼球を動かす

④ゆっくりと眼球を動かしながら、イメージでその場面から自分が抜け出して
客観的に見ている状態にする

⑤眼球を動かしながら、その場面を白黒の静止画にする

⑥眼球を動かしながらその場面を遠く(小さく)してゆき、最終的には点に
なって見えなくなるまで遠ざける(音や声も同様に徐々に小さくしてゆく)

⑦終わったらもう一度その場面を思い出してみて、感情が変化したら成功。
(変化がなかったら、繰り返して行う)

※注意:眼球運動+イメージが難しければ分けて行ってもよい(例えば、
 その場面を想起して眼球運動を行った後に、眼の動きを止めて、客観視
 ⇒白黒の静止画⇒場面を遠ざけて消す)

<根拠・理論>

①眼球運動はEMDRと呼ばれ、アメリカの心理学者シャピロが開発し、
多くの臨床的な効果を上げている。正式にはきちんとした手続きを踏む
べきものだが、元々はシャピロ博士が、嫌な記憶を思い出した時に眼を
動かして行くと、それが軽減される事を発見し、臨床効果が先で、理論
付けは諸説あるが、はっきりとは解明されていない

②イメージを変えてゆく方法は、アメリカのベトナム帰還兵のPTSD治
療で多大な貢献をしたNLPの手法の中のサブモダリティーチェンジと
いう技法。外界を認識する脳神経回路のサブモダリティー、つまり視覚
であれば、サブの要素である色や大きさ、主客等を変える事で、全体と
しての認識の仕方が変わり、それに伴い認知(捉え方)が変化し最終的
に感情が変化する

 

#PTSD/複雑性PTSD,トラウマ/発達性トラウマ障害の
カウンセリングについては
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

 

 

EMDR、FAP、TFT、フォビアについて

 

トラウマや恐怖症等の治療に有効とされているものの中に、
EMDR、FAP、TFT、フォビア等の手法があります。
(※僕はTFTは使えませんが)

それぞれごく簡単に言うと、

EMDRはトラウマや恐怖等の場面を思い出して目を左右に動かしてゆきます。

FAPはそういった場面を思い浮かべながら指をギュッとつまんでいきます。

TFTはそういった場面を思い浮かべながら指で”ツボ”を叩いて(タッピング)ゆきます。

NLPのフォビアはそういった場面を白黒の動画で思い浮かべ高速で逆回転
させてゆきます。

それぞれ人にもよりますが、
トラウマの解消やPTSD、恐怖症、パニック等には即効性の高い手法です。

但し「何故有効なのか?」といった理論はそれぜれに提示されていますが、
実際の所は不明です。

僕が思うにそれらに共通しているのは、トラウマや恐怖、パニックの場面を
避けずに安全なやり方でイメージしてゆき、脱感作してゆく、という部分です。

例えば、EMDRではトラウマになった出来事の場面を思い浮かべて、
目線を動かし続ける事で、文字通り「直視せず」に脱感作してゆく。

また、FAPやTFTでは、同様に「ツボ叩き」や「指つまみ」で
「注意をそらしながら」脱感作してゆく。

フォビアでも同様にトラウマになった場面の映像を白黒にしたり、高速で逆回転
させたり、その出来事の始まる前や終わった後を思い浮かべ、
出来事の真っ最中は映像化しない、等により「生々しくない」記憶として思い出す。

これらはまさに、(認知)行動療法で言う所の(イメージを使った)暴露療法
(イメージ・エクスポージャー)だと感じます。

しかもトラウマ場面を「直視しなかったり」、「注意をそらしたり」
「生々しくないイメージに変えたり」し、
SUD(主観的障害単位を計ってゆく、といった形で安全に脱感作を行ってゆく。

まあ、これらが単なるイメージ・エクスポージャーの変種であれ、
それらの開発者が謳ってるような大脳生理学的な理論に基づいている
のであれ、クライアントにとっては「効果があれば理屈なんてどうでもいい」
わけです。

そして僕の様なブリーフセラピストにとっては
「エビデンス(実証された根拠)より効果が大切」だと思っています。

※とはいえ僕の場合は必要だと判断したクライアントさんには
 他の種類のイメージ・エクスポージャーを主に使う事が多いですので、
 フォビアを除いてこれらの技法は余り使いませんが・・・(笑)

 

#PTSD/複雑性PTSD,トラウマ/発達性トラウマ障害の
カウンセリングについては
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

 

 

トラウマからの解放・治療~EMDR(眼球運動)他について

 

先日NHKのEテレ(教育テレビ)で「トラウマからの解放」という番組を
やっていました。

番組で取り上げられていたEMDRは眼球運動やタッピング、聴覚等の両側性刺激を
与える事で脳の情報処理を活性化し、脱感作してゆくという理論に基づいた
比較的エビデンス(臨床的根拠)があると言われているトラウマ治療です。

(※元々はシャピロ女史が、嫌な記憶を思い出した時に眼を左右に動かしたら、
 何故か楽になった、という経験から生み出されたものなので理論は”後付け”です)

トラウマが原因でASD(急性ストレス障害)やPTSDを発症してしまっている人には
EMDRも一つの選択肢だと思います。

但しどんな療法であれ、トラウマを扱う場合は慎重を要します。

もし、臨床現場で迂闊にトラウマ場面を思い出すように促してしまうと、
フラッシュバックが生じて、更に”トラウマの上塗り”をしてしまい
「二次被害」が起きる危険性があるからです。

それを防ぐ為に、EMDRにしてもきっちりとしたプロトコル(手順)がありますし、
「”その事”が起こった日の最初に心に引っ掛かってる場面を思い出して
頂けませんか?」等と、いきなりトラウマ記憶の本丸には突入しない様に
誘導してくれると思います。

かと言って、細心の配慮を払わないとEMDRと言えども「二次被害」が起きる可能性
はゼロではないと思います。

(※実際、うちのルームに他所でEMDRを受けて落ち込みが酷くなった方が
  来られた事があります)

加えてEMDRは解離性障害に見られる様な”凍りついた”外傷記憶
(恐らく海馬を通さない扁桃体経由の情動記憶)を両側性刺激によって、
通常の、海馬を通した記憶として再処理・統合する働きがあると思われますので
”解離された”記憶も通常の記憶として浮かび上がって来ます。

そしてこの作用によって「凍りついた外傷記憶」を開放し、過去の記憶として
脳内で再処理されてトラウマから解放されるのだと考えられますが、

同時に、通常の記憶としてはそれを保持する事が余りにも辛い為に折角作られた
その部分の記憶を遮断(解離)する壁(解離障壁)を壊してしまう事になるでしょう。

この事が特に問題になるのは「解離性同一性障害(多重人格)」等が
トラウマによって発生した場合です。

解離性同一性障害がみられる場合は、基本人格(自我)を強化する前や
各人格の記憶の共有を全く進めずに、いきなり解離障壁を壊してしまう事は
非常に危険だと思います。

何故なら、解離させるしか仕方がなかった程の辛い記憶があったからこそ
解離障壁が作られ、別の人格が生まれた訳ですから・・・。

では、どうすれば安全にトラウマを開放できるのか?ですが、

安全面から言えば、トラウマに焦点を当てないブリーフセラピーや
ナラティブプラクティス(セラピー)等が一番だと思います。

但しそれらは、全てのトラウマに有効だとは思えませんし、重篤の場合や緊急を要する場合は、やや疑問があります。

次に、イメージが得意な人はNLPやゲシュタルト療法が効果がある場合が多いですし
勿論認知行動療法も効果があるでしょう。

また身体感覚に敏感な人はソマティック・エクスペリエンスや
センサリー・モーターサイコセラピー等も効果的だと思います。

そしてエビデンス不足かも知れませんが、EMDRと同様で比較的新しいTFTやEFT
等もいいかも知れません。

但しどの療法を選ばれても、大切な事は”セラピストの配慮”だと思います。

クライアント様のお話の中で安全面を一番に考え「二次被害」を起こさない様な
配慮ができるかどうか、だと思います。

例えば、クライアント様への質問やお話の中で「トラウマ記憶のどの部分なら
安全に扱えるか?」を考え「ではその場面ではなく、その出来事の
タイトルだけ思い浮かべる事はできますか?」とタイトルや見出しから入ったり、

いつでもそこへ逃げ込める安心できる安全なアンカーを予め作っておく
(NLP的ですね(笑))、或いはクライアント様の呼吸や表情、動作に的を絞り
「危ないな!」と感じたら「今・ここ」に素早く戻す方法を採る
(ソマティック的です)等。

もし、トラウマの解放やPTSD治療をしてくれるセラピストをお探しの人が
いらっしゃれば「そちらでは二次被害を防ぐ為に、どの様な工夫をされていますか?」
とお聞きになってもいいと思います。そしてもし解離性同一性障害がみられたら
その事も伝えておいた方がいいでしょう。

(※因みにうちのルームでは安全面を最重視し、お客様に合わせて最も効果的な手法を
 組み合わせてトラウマやPTSDの解消のお手伝いを数多くのお客様に差し上げて
 おります)

 

#PTSD/複雑性PTSD,トラウマ/発達性トラウマ障害の
カウンセリングについては
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

 

 

トラウマになってる人を心の中から消す方法

 

うちのルームにも家族や他人によって様々なトラウマを負わされた方が来られます。

ー 親から肉体的・精神的な虐待をされて来られた方

  子供時代の酷いイジメの傷が癒えない方

  会社の上司からのパワハラでうつ状態に陥った方

  レイプ等の性的な被害を受けられた方 ー

何かの拍子でその加害者の顔が思い浮かんだり、その時の場面が蘇って繰り返し
酷い恐怖に襲われたり身が凍り付いたり、心臓がバクバクとなってしまう・・。

こういったPTSDの様な状態になってる方は、自我境界(エゴ・バウンダリー)
の中に繰り返し加害者のイメージや声、感覚等が自動的に侵入して来てしまってる
状態です。

そして過去の出来事のはずなのに、何度も何度も「今、ここ」で起こってる
かの様な錯覚に陥れられます。

こういった自我境界へのイメージや声、感覚等の侵入を起こらない様にする為には
「加害者を自我境界の外へ押し出す」事が必要です。

その為の方法としては、
「加害者をロケットで飛ばす方法」等が有効です。(勿論イメージの中でです)

ー イメージの中で、向かい側の席に加害者がいると想像し、
  ロケットを背負わせて、宇宙に飛ばしてしまいます。

勿論、これはあくまで一つの方法ですので、あなたに合った方法を
色々考える必要があります。

ポイントは「自我境界から完全に追い出す」事ですので、それを行った後に
その加害者が心の中にもういない、二度と侵入して来れない、という感覚が
持てないとダメです。

例えば、うちのお客様の中では、加害者を刺し殺したり、銃殺したりして
土に埋めたり、船に乗せて島流しにしたり、いじめっ子やグルになってた教師を
学校ごと爆破したり、人工衛星のカプセルの中に入れて宇宙の軌道を
永遠に廻る様に打ち上げたけれど、また戻ってくる気がして宇宙に飛び出して
火炎放射器で人工衛星ごと燃やしたり、とその方によって様々な方法を行って
頂きました(勿論イメージの中でです(笑))

但しトラウマに触れる事になりますので、なるべく専門のカウンセラーの元
で行って下さい。

しかもイメージが苦手な方もいらっしゃいますので、この方法を試してみたい方は
お気軽にご連絡下さい。

 

#PTSD/複雑性PTSD,トラウマ/発達性トラウマ障害の
カウンセリングについては
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

これって、トラウマ?~①トラウマと回復力

 

トラウマ(心の傷)はそれの起因となった出来事を体験した人の自我の強さや
ストレス耐性、レジリエンス(精神的回復力)の違い等によって、
その傷の深さや持続時間が変わって来ます。

例えば、大きな事故や災害、暴行等の恐怖体験をした人達全員が
トラウマからPTSDを発症する訳ではありません。

譬え心の傷を負ったとしても、比較的早く傷口がふさがる人もいるでしょう。

逆に、子供時代に親から言われた何気ない一言に傷ついてしまい、大人になっても
その傷が癒えず、繰り返しその時の情景が思い出され、胸をグサッとえぐり、
現実生活に支障をきたしているのなら、それは立派なPTSDだと思います。

ですから周りの人から見て「そんな事にいつまで捉われてるの?早く忘れなさい」
と思う様な出来事であっても、本人の心の傷が癒えないのであれば、
誰が何と言おうともそれはトラウマだと思います。

そして特にそういった、周りの人からしてみれば「そんな事くらいで・・・。」
と思うような出来事でトラウマが生じた人は「私が弱いからだ」とか
「そんな事くらいで、いつまでも悩んでる自分はダメだ」と自分を責めて
しまっている人が多いと思います。

でもそんな人は、どうか自分を責めないで下さい。周りの人達も責めないで
あげて下さい。

子供の時は自我やストレス耐性は大抵弱いですし、個人差もあります。
決して、その人のせいではありません。

但し自我やストレス耐性を強化したり、特にレジリエンスを高める事は
いつからでも可能です。

トラウマを負った人への心理療法での援助として、
「トラウマを引き起こした記憶の安全な書き換え・解消/統合」、
「レジリエンスを高める為に、その出来事の意味づけの転換、目的志向・未来志向
へと焦点を変える」等、様々なサポートができます。

 

 

これって、トラウマ?~②憎しみや恨みを手放せない

 

「バレエダンサーを目指してた十代の頃、事故に遭い片足に障害が残り、
夢を諦めざるを得なくなった。松葉づえの姿の私を見て、”バカだなあ!これで
諦めがついただろ?”と人の気も知らないで、ニヤッと笑った父の姿がトラウマに
なった。今でも許せない! 父のせいで、私はもう何もかも嫌になって、
嫁にも行けず仕事もできない。今でも父と会うとむしずが走り殺意さえ感じる」

これは、あくまでも架空の話ですが、誰かから傷つけられてその人に対する
憎しみや恨みを何年も手放せずに苦しんでいる人もいます。

そういう人には、「怒りの解消」や「トラウマ記憶の書き換え」等の心理療法で
お手伝いするのですが、中には中々憎しみや恨みを手放せない人もいらっしゃいます。

憎しみや恨みは「その相手を忘れない為に抱き続ける感情」とも言えます。

確かに、事故に遭った時やお父さんに言われた時は心の傷が出来たと思います。

ただ問題なのは、憎しみや恨みを抱き続けるという事は、傷口が塞がりかける度に
自分でまた傷をつけてしまうという事と同じです。

それでは、当然心の傷がいつまで経っても治るはずがありません。

では、何故怒りや憎しみを手放せないのでしょうか?

その理由の一つは「被害者であれば、現実を受け入れなくて済む」から
という事が考えられます。

例えば上の例で言うと、父のせいにし続ける事によって現実を受け入れなくて済むし
自分の人生がダメになってる責任を自分で背負わなくて済むからです。

そうした人には「怒りの解消」、「トラウマ記憶の書き換え」に加えて、
前回お書きしたレジリエンス(精神的回復力)を高める為に、
その出来事の意味づけの転換、目的志向・未来志向へと焦点を変えるといった
サポートが必要になって来ます。

もしあなたが誰かを憎み恨み続けているのなら、こう問いかける事が
気づきをもたらすかも知れません。

 「私は、あの人を恨み続ける事によって、どんな現実から目を逸らしている
  のだろう?」

 「もしあの人を許したとしたら、自分に対するどんな責任を負わなくては
  いけなくなるんだろう?」

 

#PTSD/複雑性PTSD,トラウマ/発達性トラウマ障害の
カウンセリングについては
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

 

 

トラウマによる不登校・引きこもり

 

「うちの息子は前の学校で嫌な事があったみたいで不登校になり、
転校させたのに、そこでも学校へ行けなくなった・・。
どうしてなのでしょう?」

「うちの娘は保健室には行けるのに教室には入れません」

「うちの息子は不登校→外に出ない→部屋から出られない・・・
とどんどん悪くなっています」

うちのルームにも子供さんの不登校や引きこもりに悩んでおられる親御さんが
数多くお見えになります。

勿論、原因を探ってもわからない事が多いですし、
そもそも家族療法では原因自体を探る事はしないのですが、
親御さんのお話から「もしかしてこれは子供がトラウマを負ってる
んじゃないのかな?」と感じる事も時にあります。

トラウマというのは、ある場所や状況に置かれると自動的にその時
(トラウマを負った時)の記憶があたかも”今ここ”で起こってるかの様に
喚起され苦しさに襲われるといったフラッシュバックを伴う事があります。

例えばある子供が前の学校で嫌な目に遭って、不登校に襲われて
「転校したら大丈夫だろう」と転校した。

所が転校先の学校でも教室には入れず不登校が続いた。
でも、週1回のスクールカウンセラーとの面談時だけは登校してる・・・。

こういった場合親は「環境が変わったのに何故行けないの!?」と
子供やご自分を責めてしまう。

この例の場合は、もしかしたら
「学校の教室」に入ろうとしたり、「クラスの先生や生徒達」の顔を見た途端に
前の学校の「教室」や「先生や生徒達」に関する嫌な出来事が喚起されて
拒絶反応が起こっているのかも知れません。

同様に、保健室登校はできるのに教室に入れない、という場合も
「教室」や「先生や生徒達」によって何らかのトラウマが喚起されてしまう
のかも知れません。

更に、トラウマを負った子供が強迫的、妄想的な思考に支配されてしまうと
トラウマを喚起する場面がどんどん拡がってゆくのではないかと思います。

例えば、同級生によってトラウマを負った子供がいるとします。

その子は最初はその特定の相手を見るとトラウマが喚起されるので、
教室に入れなくなった。

次に学校に行く事を考えると、「学校=その相手」と
トラウマが喚起される範囲が拡がる。

更に家の近所で同じ学校の生徒を見ると、その特定の相手を想い出し、
家から出る事も怖くなる。

そして、家で学校の話題が出ると、その相手をまた思い出すので
今度は部屋から出られなくなる。

或いは、自分が住んでる地域全体にトラウマを思い出すスイッチが作られると
その地域に住んでる事自体が嫌になり、外に出られなくなる人もいるかも
知れません。

(※実際にこの様にトラウマを喚起する範囲が拡がった人は、近所は歩けなくても、
  全く見知らぬ土地なら平気という人もいらっしゃいます)

これはあくまでも僕の推測に過ぎないのですが、もし、あなたのお子さんが
「うちの子もそうかも?」と思われたのであれば、どうしたらいいのでしょうか?
ー
通常、この様なケースの場合はお子さんは面談に来られませんので、
まず親御さんに状況をお聴きして、家族療法を始めさせて頂きます。

(※家族療法では、不登校などの問題は子や親にあるのではなく、
  家族や本人を取り巻く人間関係のシステムの中に問題が維持されている、
  と考えますので親御さんだけでも、その問題を維持しているパターンを変える
  為のお手伝いができます)

そしてそのパターンが変われば、トラウマがあろうがなかろうが
問題は消滅してゆく事が多いです。

ただ、場合によってはトラウマを直接扱った方が早いというのが僕の考えです。

その場合に、お子さんと直接面談できない場合は、親御さんにトラウマを解消するのに役立つ様なヒントをお与えして、親御さんが家庭内でセラピストとなって頂くようにご協力頂く場合もあります。

(※これも一つの「パターンを変える為の介入」とも言えますが)

いずれにしても「親も子供も悪くない」、そして「遅かれ早かれうちの子には
トラウマを乗り越えて解消してゆく力がある」と
まずは親御さんが信じてあげる事が大切だと思います。

 

#人間関係(親子,子育て)の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#不登校の子供/親御さんへのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#引きこもりの子供/親御さんへのカウンセリングについては、
こちら

#不登校・引きこもり専門出張カウンセリングについては、
こちら

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。