気(メンタル)が弱い、自分はネガティブと思ってるあなたへ
気(メンタル)が弱い、自分はネガティブと思ってるあなたへ
目次
「友達が欲しいけど、どうやって話かけたらいいのかわからない・・・
あ~、こんな僕じゃあ一生友達ができないかも」
「グループの子達に言いたい事があっても、”嫌われたらどうしよう?”
と思って、いつも本音を言わずにニコニコしている私・・・
こんな気の弱い私なんて、これから先、生きていけるのかな」
「試験になると緊張し、実力を出せない。
そして試験の結果が悪ければ落ち込んで何も手につかなくなる・・・。
こんな弱いメンタルをどうすれば強くできるのだろう?」
「あ~なったらどうしよう、あれができなかったらどうしよう、
といつも不安になって心配ばかりしてしまう。
お母さんからも”あんたは何でそんなにネガティブなの?
もっとポジティブになりなさい!”といつも言われちゃう」
ほんの些細な事を気にしてしまい、それを悪く(ネガティブに)捉えて
不安や恐怖に襲われたり、自分を責めたり落ち込んでしまう・・・。
家族や周りの人からも「そんな弱気でどうすんの?
そんなんじゃあ生きて行けないわよ!」
とか
「もっとメンタルを鍛えなさい!」
とか
「もっとポジティブに考えなさい!」
等と言われて、
自分でも「そうだよね」と思うけれど、
そうできない自分に益々自信が無くなってしまう・・・。
そんなお悩みを抱えている数多くの方にお目にかかって来ました。
もしあなたがそういったお悩みを抱えているのであれば、
どうすればいいのでしょうか?
今回からはそんなあなたに向けて、
その”ネガティブな思考のループ”から抜け出すヒント
をお書きしてゆきたいと思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
何故気(メンタル)が弱く、
ネガティブ思考になるのか?
そもそも
「気が弱い」とか「メンタルが弱い」と感じるのは何故でしょう?
そういったお悩みをお持ちの方と数多く接して来た私から言えば、
それは「(一般的な人と比べて)気にし過ぎる=凄く気が付く」という能力
を持っているからと言えると思います。
では何故気にし過ぎるか?と言えば、恐らく「感覚過敏」という特性
を有しているからだと思います。(多くの場合は遺伝的・先天的に)
もしあなたが「感覚過敏」を有していたら、
相手のちょっとした表情・態度や声の感じの変化に気が付く等、
所謂「五感」という感覚器官が研ぎ澄まされている訳ですから、
ほんの些細な事が気になってしまうでしょう。
だとしても、
何故「ネガティブな部分」「不安を感じる部分」にそのベクトルが向く
のでしょうか?
それは、
人間や動物の感覚器官のターゲットの最優先事項は「安全」だからです。
例えば、
猛獣(危険)が迫って来ている時には、
美味しい木の実を見つける為に感覚器官を使ってる場合ではなく、
危険を察知し、それを回避する事が最優先事項になるでしょう。
ですから、
感覚器官を危険を察知する事に総動員して不安・恐怖を感じ、
「闘争/逃走」反応で危険から逃れる訳です。
(こんな時、”鈍感”であればあっと言う間に命が危険に晒されます)
そうして
危険から逃れて初めて、食糧を捜す事に感覚器官を使える様になる
のではないでしょうか?
もしあなたが
「感覚過敏」を有していたら、当然「気にし過ぎ」てしまうでしょうし、
まずは危険を察知しようとして「不安・恐怖」といった
所謂ネガティブな方向へベクトルが向くでしょう。
特に現代の社会では、ネットやTVを見ていても不安や恐怖を呼び起こす
大量の情報に嫌でも触れてしまうでしょう。
常に不安・恐怖が取り巻いている世界に生きている
「感覚過敏」を有したあなたは、
さながらそこかしこで銃撃や爆撃が繰り広げられて、いつ命を落とすか
わからない戦場にたった一人で居る様な状態だとも言えます。
そんな状況で「メンタルを強く!」とか「ポジティブに考えろ!」
なんて事が果たしてできるのでしょうか?
では、どうすればその”戦場”から脱出できるのでしょうか?
そのヒントを次回からお書きしてゆきたいと思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
気(メンタル)の弱さ、ネガティブさ
を受け容れる
前回、
「気が弱い」とか「メンタルが弱い」というのは、
「感覚過敏」という凄く気が付く鋭い感受性(多くの場合は遺伝的・先天的)
を持っているからだと思われる、と述べました。
そして本来人間や動物にとって、その鋭い感受性を働かせる最優先事項は
「危険や恐怖が迫ってないか?」なので、当然不安や恐怖といった
「ネガティブ」な方向へベクトルが向くのでは?と推論しました。
だとすれば、
それは「気が弱い」というよりも「気が鋭い」とも言うべきもので、
「ネガティブ」というよりも「危機察知能力が高い」と言えると思います。
しかもその特性は多くの場合は遺伝だと考えられます。
なのに、ご自身のその特性を否定的に捉え、
「私はなんて気が弱いんだ・・・」
とか
「僕はメンタルが弱すぎる・・・」
とか
「私はどうしてポジティブに考えられないんだろう?・・・」
等と
ご自分を否定し続ければ、「私って本当にダメだな」
と益々ネガティブな考え方へ傾いてしまうでしょう。
そして、その「気の鋭さ」が遺伝的なものであるならば、
変える事はできないでしょう。
変える事ができないものを変えようとする事ほど、苦しい事は無い
と思います。
ですから、まずご自分の特性を受け容れてみる事が大切だと思います。
以下にその具体的な方法をお書きします。
<自分の特性を受け容れる>
①「私って気が弱いなあ」「僕はメンタルが弱いなあ」「私はネガティブだ」
等とつい独り言を呟いたり、思ってしまったり、他人から言われた時に、
「私って気が鋭いんだ!」「僕って危機察知能力が高いんだ」等と
すぐに言い換えて呟いたり、頭の中で言い換える様にしましょう。
②逆にそう言って来る相手がいたとすれば、
「あの人は気が強いんじゃなくて気が鈍い人だ」とか
「あいつはポジティブというよりも危機察知能力が低い奴だ」等と
頭の中で変換する事を意識しましょう。
③それでも、その”特殊能力”を否定するご自分に気が付いたら、
あなたの親や祖父母等から「気が鋭い」人を捜してみましょう。
例えば、
「そういえばお父さんもちょっとの事でも気にする ”気が鋭い”人だ!」
だとすれば、それはお父さんからの遺伝の可能性が高いでしょう。
ですから「私ってなんでこんなにネガティブなの?」と感じたら、
「私のせいじゃなくってお父さんの遺伝じゃね?・・もうお父さんたら!」
等と人のせいにして良いですので、自己否定を止める事が大切だと思います。
それでは次回は、
この”特殊能力”を活かす事についてお書きしたいと思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
気(メンタル)の弱さ、ネガティブさを活かす
今回は、
「気(メンタル)の弱さ」=「気が鋭い」、
「ネガティブ」=「危機察知能力が高い」
といったあなたの特殊能力の可能性についてお書きしたいと思います。
<「気の鋭さ」「危機察知能力の高さ」を活かす>
①今迄の人生で、あなたのその”特殊能力”が役だったり
助けになった出来事を思い出す
例「接客の仕事をしてた時に”あなたはよく気が付くわね!”と褒められた」
「嫌な予感がして、大事な書類を念の為に再度チェックしたら、
間違い箇所を見つけてトラブルの発生を未然に防いだ」
「彼のいつもと違うよそよそしさに気づいて、
”私がどんどん彼に依存的になってきたから彼はうんざりしてるのかな?”
と感じて、彼に依存せず彼の事を優先する事を意識したら、
彼のよそよそしさは無くなり、元の彼に戻った・・・」等々。
②”特殊能力”に感謝する
「①」で思い出した出来事を書いてみて読み返したら、
「私の気の鋭さで褒められた・・・気の鋭さに感謝します」
とか
「私の危機察知能力で助かった・・・危機察知能力、有難う!」
等と感謝してみましょう。
③”特殊能力”を活かす可能性について考える
例:たとえば「私が持ってる”気の鋭さ”や”危機察知能力”を使って、
家族や周りの人で、困ってる人、危機に瀕してる人を見つけて
助けてあげよう」
とか
「この”特殊能力”を使って彼に何をしてあげたら彼は元気になるかな?」
とか
(もしあなたが就活中だったら、)
「私が持ってる”気の鋭さ”や”危機察知能力”を活かせる仕事は何だろう?
逆に活かせない仕事は何だろう?」
等と考えてみるのも良いと思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
最新コラム
- 2026年9月11日ブログ発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法②防衛反応の緩和
- 2026年9月4日ブログ発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法①動機付け
- 2026年8月28日ブログ発達障害は発達させる事ができる
- 2026年8月21日ブログ学習障害(LD)=限局性学習症について②原因

