陰キャラで悩んでいる人へ
陰キャラで悩んでいる人へ
目次
「他人と話す時に何を喋ったらいいのか?・・・
変な事言ってしまって嫌われたらどうしよう?
と怖くてオドオドしてしまい、最近ではクラスメイトの目も見られなく
なってきた。
休み時間の間、独りでポツンと居る私の事をきっとみんなは
”陰キャ”だ!と思ってるに違いない・・・。」
テレビ番組やユーチューブ、SNS等のメディアでは
今の時代の必然なのか、意図的なのか、”陽キャラ”がもてはやされる時代
だと感じます。
反面、
”陰キャラ”だと思い込んでしまっていたり、周囲にそうみなされた人は
人知れず悩んでいらっしゃると思います。
今回からはそんな”陰キャ”で悩んでおられる方に向けて
お書きしてゆきたいと思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
陰キャラはダメなのか?
今の時代、
”陰キャ”を否定し、”陽キャ”を肯定する風潮が強くなっている
と感じます。
それでは、本当に”陰キャ”はダメなのでしょうか?
昔の文豪や作家、芸術家、その道の職人の多くは、繊細で無口な人、
つまり”陰キャ”な人が多かったと想像します。
また、
昔の日本の所謂”村社会”においては、
無口な子も明るく元気な子も等しく容認されていたのでは?
と思います。
ところが戦後の欧米化と資本主義の浸透によって、
”村社会”という構造や価値観が崩壊し、大家族制度も解体して
”個の時代”が到来しました。
そうなってくると、
味方になってくれたり個人を守ってくれる協力的な集合体が無くなり、
最早競争相手である他人に対して、
個々人が己を守ってゆく必要が生じるであろうと想像できます。
それ故、
一足早くそうなったであろう欧米の民族と同様に”社交”によって、
”敵”の攻撃を避けて己を守ってくれる”味方”を増やしてゆく必要
が生まれるでしょう。
その時代の流れからすると、社交的な”陽キャ”は推奨され、
非社交的な”陰キャ”は受け入れられにくくなるのも頷けます。
ただ、それはあくまでも単なる時代の要求であって、
相対的な価値観にしか過ぎない事を意識するべきだと思います。
(日本の昔の価値観では「男は黙って・・・」とか
「女は(はしゃがず)大人しくおしとやかに・・・」だった筈です)
しかもその目的は「己を守ってくれる味方を作る事」だとすれば
”陽キャ”、”陰キャ”に関わらず可能であると思われます。
”陰キャ”の人を排除しようとする人達(例えばクラスの自称”陽キャ”グループ)
にも問題があると思いますが、
繋がり・絆を強く持つ事に必要なオキシトシン等のホルモンは、
”敵”とみなした相手をより強く排除する傾向がある様ですので、
”陰キャ”=敵とみなされた人はたまったものではありません。
ですから”陰キャ”で悩んでいる方は”陽キャ”の人を
「己の保身のみ考える、資本主義に毒され欧米に洗脳された人達」
と思って良いですので、
兎に角ご自分を否定されない様にして頂きたいと思います。
次回は「何故陰キャラになるのか?」を私の考えに基づいて
お書きしたいと思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
何故陰キャラになるのか?
今回は、
「何故陰キャラになるのか?」
を私の推測に基づいてお書きしたいと思います。
<陰キャラになる原因(推測)>
①感覚過敏による易刺激性を有している
持って生まれた先天的なもの、
または後天的な対人関係におけるトラウマチックな出来事によって
他者の反応を脅威とみなしてしまう
②ドーパミンよりセロトニンを希求する傾向が強い
脅威に対する防衛反応としては、
「闘争」「逃走・回避」「服従」等が考えらます。
(持って生まれて)ドーパミンを求める傾向が強い人は
「戦って勝利する、支配する」(=ドーパミンが出る)、
「服従してでも仲間との楽しみを享受する」(=ドーパミンが出る)
という方向へ行くと考えられます。
これは「闘争」と「服従」といった防衛反応で、脅威から身を守り、
同時に快の刺激(ドーパミン)を得る、
という”陽キャラ”的な反応だと言えるでしょう。
※昔のヤンキーが「目が合った」事が気になり(感覚過敏による脅威)
いちゃもんをつけて喧嘩を売ったり(闘争反応)、
先輩には逆らわず(服従)、仲間と楽しむ、等は典型的な例だと思います。
一方、セロトニン(安心)を求める傾向が強い人は、
感覚過敏によって生じた他者からの脅威に対して、
「逃走・回避」という防衛反応を採る事によって安心を得ようとして、
結果として”陰キャ”とレッテルを貼られるのかも知れません。
※この「セロトニン希求型」の人が、他者からの脅威に対して
「服従」という防衛反応を採った場合は、相手に合わせ過ぎる事で
人間関係で疲れ果て、誰かと一緒に居る事に楽しみを見出すどころでは
無くなってくると思います。
③脅威に対して逃走・回避という防衛の仕方を採る
「②」でお書きした様に、ドーパミン(快の刺激)よりもセロトニン(安心)
を求める傾向が強い人は、
(他者に対する)脅威に対しては「逃走・回避」
という防衛反応を採る事が自然であると考えられますので、
結果的には「他人との関わりを避ける”陰キャ”な奴」とみなされる事
が多いでしょう。
ただ、「それでも人と楽しく関わりたいので”陰キャ”を改善したい!」
と思っておられる「ドーパミン希求」の部分も
(セロトニン希求と)同じくらい有している人は、
どうすれば良いのでしょうか?
次回は、そんな方に向けて
「陰キャラの改善?の仕方」をお書きしたいと思います。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
陰キャラをやめたい人は
どうすれば良いのか?~上
前回までのお話で、私の推論での”陰キャラ”になる原因として、
A.感覚過敏による易刺激性を有している
B.ドーパミンよりセロトニンを希求する傾向が強い
C.脅威に対して逃走・回避という防衛の仕方を採る
といった3つの要素を挙げました。
これらは遺伝的な要因、もしくは幼い頃からの反応パターン
だと考えられますので、変える事は非常に難しいと思います。
でも、
「そんな私を変えたい(=”陽キャラ”になって人との関わりで楽しみを
見出したい)」という「ドーパミンを求める割合が比較的多い人」
はどうすれば良いのでしょうか?
今回からはそういった方に向けてのヒントをお書きしたいと思います。
<”陰キャラ”を変える為のヒント~上>
①自分のどんな部分も否定しない
「なんで私は他人の顔色を気にし過ぎてしまうんだろう?」(A)
とか
「お母さんからも、”なんであんたは友達の輪に入れないの?
みんなと仲良くして学生生活を楽しみなさい”と言われる・・・。
それができない私って、ダメだなあ・・・」(B)
とか
「友達を作りたくても、どう声を掛けて何を話したらいいのか?
わからないので話し掛ける事もできない私は意気地なしだなあ・・・」(C)
等と、
変える事が困難、或いは難しい部分を否定すると、より自信を失い、
益々人と関わる事への脅威が強くなり、益々逃走・回避してしまうでしょう。
ですから変える事が難しい部分も
「これは私のせいではなくてお母さんの遺伝だ!」
等と、否定しない事が先決だと思います。
②変え難い部分と変えられる可能性がある部分に仕分けする
例えば
「感覚過敏」の部分や、それによって「脅威を感じ易い」部分は
変えられないでしょうが、
「ドーパミンを求めたくても求められない」部分(=変えられる)は
「脅威を和らげる」(=変えられる)事で
「逃走・回避」という防衛の仕方(変えられる)を変えてゆく事
は可能です。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
陰キャラをやめたい人は
どうすれば良いのか?~中
<”陰キャラ”を変える為のヒント~中>
③白黒(全か無か?)思考を手放す
自分の事を”陰キャ”とみなしてしまう方は、
その時点で白黒思考が垣間見られます。
だとすれば、
目指す”陽キャ”も完全を求めてしまう可能性が大きいでしょう。
また
「クラス(職場)の全員、誰一人からも嫌われたくない!」
とか
「みんなから”陰キャ”と思われたくない!」
等も白黒思考が入っています。
そういった自分を追い込む白黒思考の手放し方のヒントとして
部分に分けて整理する事が役立つと思います。
例えば、
「クラス(職場)の中で、誰と関係を結びたくて誰はどうでもよいのか?」
(どうでもよい人からの評価は手放しましょう)
また、
自分の中で”陰キャ”の部分と”陽キャ”の部分を分ける事も必要でしょう。
例えば、
”陰キャ”=「影子」、”陽キャ”=「陽子」等と決めて
「影子」が出現するTPO
(例:”絵を描いたり、好きな英語を勉強している時、
一人で漫画や本を読んでいる時、等)
「影子」の性格(長所)
(真面目で几帳面、好きな事にとことん集中できる、等)
「影子」が役に立っている事
(例:「影子」が出て来てくれるお陰で他人に煩わされずに、
勉強したりまったりと休息が取れたり、ゆっくり考えられる、等)
「陽子」が出現するTPO
(例:”推し”の歌を歌って踊っている時、親友と好きなアニメの話題で
盛り上がっている時、等)
「陽子」の性格(長所)
(気の合う友達と自分の好きな事を話すのが好き、楽しい事が好き、
美味しい物が好き、等)
「陽子」が役に立っている事
(例:「陽子」が出て来てくれるお陰で楽しい時間を過ごせて
ストレス解消になっている)
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
陰キャラをやめたい人は
どうすれば良いのか?~下
<”陰キャラ”を変える為のヒント~下>
④周りの人を評価してゆき、ターゲットを決める
例えば、
自分の中の「陽子」が「この場所で友達を作りたい」
とか
「この人と楽しい会話をしたい」と思える場や相手を選んでゆきます。
(例:例えば”推し”のサークルのオフ会の中で、
AちゃんとCちゃんとは仲良くしたいな)
但し、
自分の中の「影子」にも聞いてみて、
「影子」の反対が無い事が条件です。
でないと
「陽子」と「影子」の葛藤で「陽子」の個性が発揮できず
キャラ変は失敗に終わるかも知れません。
⑤自分の中の様々な部分に力を与え、バランスを取る
例えば、
「陽子」がお気に入りの場所・相手に対しては
「陽子」の個性をもっと発揮してもらう。
(例:もっとその相手とのLINEや会話を増やしたり、
遊んだりして距離を縮めたり、好きな服や髪形をしたり、等)
※「影子」の防衛反応が引き出されない程度に、
「影子」に確かめながら少しずつ行う事
「影子」を疎かにしない様に、
「影子」がリラックスできる時間を必ず確保する事
以上、
”陰キャラ”からの卒業のヒントをお書きしましたが
お一人では難しい場合はお気軽にご連絡下さい。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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