あなたは本当に弱いのか?
あなたは本当に弱いのか?
目次
「いつも人間関係がうまく行かず、その度に仕事を変わり、
転職ばかりして来ました」
「長年過食に襲われ続け、結婚しても状況は良くなりません」
「イジメられて中学で不登校になり、通信制の高校へ行きましたが、
そこでも続かず結局、高認のテストを受け大学に入ったけど
また休みがちです」
こういった「同じ挫折」を繰り返し何も進歩が無いように感じておられる人は、
往々にして「自分は弱い」とか「何てダメなんだ」と思いがちでは
ないでしょうか?
もしあなたがそうならば、
あなたは本当に「弱くてダメな人」なのでしょうか?
僕はそうは思いません。
何故ならば、
普通の人だったら、心が折れてもおかしくない状況を
何度もくぐり抜けて来てると思うからです。
ー「職場の人間関係がうまく行かず、辞めてしまうけど
その度に次の仕事を見つけてきた」
→心が本当に弱くて折れていたら、次の就職先を探す事もしないでしょう
ー「ず~っと過食に襲われながらも学校に行き、仕事をし、結婚し、
家事・育児をしてる」
→もし心が弱くて折れていたら、投げやりになって学校を辞めたり、
仕事もせず、結婚もしてないのかも知れません。
ー「イジめられて不登校になったけど、通信制の高校へ進学し、
それも辞めちゃったけど、諦めずに高認を受けて、大学に進学した」
→もし途中で心が折れていたら、中学から引きこもりになっていても
おかしくないでしょう。
ボクシングの選手に譬えると、
防御が甘いからか、テクニック不足からか何度もまともにパンチを喰らって
倒される訳です。
要するに少々「どんくさい」(失礼!(笑))訳です。
でも、その度に10カウントを聞かずにカウント8で立ち上がり
ファイティングポーズを取る。
観衆は最初は「何だ、このへぼボクサー!下手過ぎだわ」なんて、
鼻で笑っている訳です。
でも、そのうち何度倒されてもノックアウトされずに
必ずカウント8で立ち上がり続けるその姿を見て
観衆たちは驚嘆の表情を浮かべ始める事でしょう。
「何だこいつ!倒れても倒れても起き上がるぞ!
何て根性だ!見た事無い様なタフな奴だ!」
やがて観衆たちはダウンしても立ち上がるその姿に畏敬の念さえ感じて
拍手を贈り始めるのではないでしょうか?
「凄い!感動した!頑張れ!・・・」
場内は全てそんな挑戦者の虜になって行くでしょう。
もしあなたが「自分は弱い」と思っているのであれば
そんな想像をしてみませんか?
だって本当に弱い人であれば、10カウントを聞いてそれっきりで
次の動きができないのではないでしょうか?
でもあなたは、次に進もうとしてまた立ち上がる・・・。
だからこそカウンセリングを受けたり、ブログにヒントを求めたりし続ける。
まだ試合を捨てずに戦い続けている訳です。
並はずれた「打たれ強さ」を武器にして。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
心の免疫力を高める質問
例えば、風邪に感染しちゃった場合は、炎症を抑えたり熱を下げる薬などを
のみますよね?
でも、最終的には自分が持っている「身体の免疫力」でウイルスや菌を
やっつけているはずです。
僕は「こころ」にも本来同じ働きがあると思っています。
そして「何故こんな事になってしまったんだろう」と”過去”を悔やんだり、
今の苦しみばかりに目を向け続ける事は、 「心の免疫力」を高める事には
繋がらないと思います。
→例えば、風邪やインフルエンザに襲われても
「何故ウィルスに感染したんだろう?私は何てダメなんだ」
「苦しい、苦しい、もう私の人生には希望は無い」なんて思わないですよね?
そうじゃなくて、充分休養したり栄養を摂ったりと「身体の免疫力」を高める為の
努力をしますよね?
それと同じであなたを襲ってる「不安ウィルス」、「やる気をなくさせるウィルス」
「うつウィルス」や「過食ウィルス」、「不登校ウィルス」等に対抗する為に
「心の免疫力」を高めて行くのを考えてみてはどうでしょうか?
実際、僕達カウンセラーの仕事は「心の免疫力」を引き出す為のお手伝い
とも言えるかも知れません。
例えば、表題の「心の免疫力を高める質問」で言えば、以下の3つの質問は
僕も現場でよくさせて頂きます。
①「今ある”免疫力”に焦点を絞り、それを引き出す質問」
→例:「7年間も”落ち込みウィルス”に襲われていたのに、何とか踏ん張って
仕事や家事をなさってるのは、あなたの中のどんな”力”があるからですか?」
※これはSFAの「コーピング(サバイバル)クエスチョン」と呼ばれるものです。
②「一足飛びに”未来の希望”に焦点を絞り、”免疫力”を呼び覚ます質問」
→例:「寝ている間に奇跡が起きて、朝起きた時には、あなたを襲っていた問題が
解決してたとしたら、奇跡が起きた事を何から気付きますか?
誰が一番最初に気付きますか?」
※これは、SFAの創始者の一人のインスー女史が好んで使った質問です
③「”問題”の意味付けを変えて、”免疫力”を思い出す質問」
→例:「もしあなたを襲ってた”問題”が、それを乗り越える事で学びや成長する、
或いはそれを乗り越える”力”を身に付ける為に、生まれる前のあなたの人生計画
通りに決めて来た事だとすれば、何を学ぶ為だと思いますか?
或いは、どんな”力”を強化する為だと思いますか?」
※これは「生きがいの創造」の飯田史彦先生のご研究をヒントにした、僕のオリジナル?
の質問です。但し、飯田先生の文脈をお話した上で「心にスッと」入りそうな
クライアント様向けです。
皆さんも、どうか「①」~「③」を参考にして、ご自分に合った”質問”を
作られて、自分に問いかけてみませんか?
もし難しければ、いつでもお問い合わせ下さい。
相手を思いやるのではなく自分を思いやる
◎職場の人間関係で悩んで「このままじゃダメだ!自分のせいだ」と思い込んで
「自分の性格を変えたいんですけど」と相談に来られる方。
◎親に愛されずに育ち、その事を根に持ってしまってる自分を責めて、
うつや依存、過食等様々な症状で苦しんで相談に来られる方・・・。
→もうこれ以上、相手を思いやる必要はありませんよ!人のせいにしてもいい
んですよ!あなたは悪くないから。
世間一般で流布してる「その通り!」と思う言葉や考え方は、全ての人に
当てはまるとは限りません。
◆「他人に優しくしなさい」
→もう充分優しくて、逆に自分に厳しくし過ぎて自分を追いつめて苦しいのなら
''必要無い考え方''です。
あなたがもしそうなら、自分に優しくしてあげましょう。
◆「相手の”せい”にせず、自分で責任を持ちましょう」
→虐待を続けた親、自己中の上司、浮気を続けたり愛情のかけらも無い夫・・。
それでも相手のせいにしてはダメですか?
あなたがもしそういった理由で自分を責めて苦しいのなら「相手の”せい”」
にしましょう。
自分が被害者であったり今自分が苦しんでいるのに、自分の事をそっちのけ
にしたり、自分の事を責めたりしながらも尚相手や周囲の事を思いやる人達・・。
とても素晴らしいし、頭が下がります。
でもそれが為にもっと苦しくなるのなら「相手の事を思いやる」のを止めて
「自分の事を思いやる」事が必要です。
要するに、相手が落とし穴を掘ってあなたをはめたんです。
あなたは悪くないのにはめられたんです。
それでも自分のせいですか?自分が悪いのですか?
そうされても自分の事を責めて苦しんだあげくに、うちに来られるお客様が
多いです。
そして僕達カウンセラーやお医者さん達は穴に落とされて苦しんでるあなたを
励ましながら、ロープを投げ込む事しかできません。
そのロープを掴んで這い上がって来るのは、あなたの持ってる力が必要です。
自分を責めていてはロープを登る力が発揮できません。
相手を思いやっている暇もありません。
どうか怒りや憎しみの力を使って「バカヤロー!この野郎!」と言いながら
その怒りや憎しみを力に変えてロープを登って来て下さい。
まず穴から脱出する事が先決です。
そして本来、あなたが持ってる優しさや気遣いは、穴から脱出して
体力が回復してから発揮すればいいんです。
それまでは、穴に落とされた自分を思いやってあげましょう。
ただ、あなたが(誰かに洗脳された為に)「自分を思いやるなんてできない」
という思考パターンから抜け出せないのであれば、どうぞご相談に来て下さい。
僕はロープを投げる事と「そこに手を掛けて、次は右足をその窪みに掛けて!」
と励ます事しかできませんが・・・。
#人間関係の悩みのカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
自己承認の大切さ
~自分の活躍,努力を認めてあげるセルフカウンセリング
◆「子供時代に親に甘えられる状況じゃなく逆に親を助け自分は我慢を続けてきて
大人になってからも他人の事を優先し続けて、鬱になってしまった自分を責めてる」
◆「親の虐待や学校・職場でイジメを受けて、不安や恐怖に耐えながら、学校や
仕事に行き続けたが、不安や恐怖で心が折れそうになってる自分を責めてる」
師匠の矢野先生も以前のブログで書いておられましたが、
ーそんな「普通の人にはできないような対処や我慢、努力」をして来た人には
「もう頑張らなくてもいい。あなたは充分頑張って来た。誰かに頼っても
それは依存じゃない。こんなに頑張ってきたあなたが幸せになれない訳がない」
と強く承認して差し上げる事しかできません、と。
実際、僕の所に来られるお客様の多くが「凄く頑張って来られたんだろうな」
とか「どれだけ我慢して来られたんだろう」とか「そんな酷い状況の中で折れない心
を持っておられる。どれだけ強い人なんだろう」と思える人ばかりです。
正直言って僕ならそんな状況になれば心が折れるだろうし、絶望して全てを投げ捨てて
逃げてるかもしれないな、と思えるような人生を歩んで来られた方も多いです。
だから、そういう方のお話を聴いていると承認というより尊敬の念を強く感じます。
ところが、他人の僕でさえ尊敬できるのにご本人達は逆に自己否定・自己卑下
してしまってる場合が殆どです。
その不幸の原因は、日本人特有の自分を貶める「謙譲の精神」もあると思うし
周りにその人の活躍や努力を認めてあげて”承認”してくれる人がいなかったから
かもしれない。
そして、矢野先生も常々仰ってた言葉が「人は認められないと動けない」
という事です。
勿論カウンセリングを受けに行かれたら、当然カウンセラーが強く承認してくれる
だろうと思います。
それをもし自分自身でやるのであれば「一人手紙カウンセリング」が役に立つ
かも知れません。
→ まずあなたがカウンセラーに手紙で相談すると考えて、今のあなたの悩みや状況、
頑張って来た事、耐えてきた事、優しさを発揮して来た場面等を全て書きます。
次にその手紙を受け取ったカウンセラーになった気持ちで返事を書いてあげます。
特に、あなたがどれだけ頑張って来たか?、どれだけ忍耐強いか?、
どれだけ人の事を気遣って来たか?、等を読み取って、思い切りその活躍や
努力を強く承認するアドバイスを書いてあげましょう。
そしてその"カウンセラーからの手紙”を受け取ったと思って読んでみましょう。
どうですか? さあ、恥ずかしがらずに一度やってみませんか?
私の人生は挫折・失敗ばかりと言う人へ
~挫折物語の続きを書く
人は「悪い事が3つ続くと心が折れる」と言われています。
うちに来られるお客様にも(もしかするとこれを読んで下さってる人にも?)
親の虐待や愛情不足、イジメ、不登校、中退、受験失敗、失業、引きこもり、
発症、等と3回どころか、5回、6回それ以上と挫折を経験されて来られた人が
いらっしゃいます。
そんなに挫折が続くと、心が折れてカウンセリングを受ける気力もなくなったり
全てを諦めてしまう人もいるでしょうけれど「何とか立ち直りたい」という
気力と勇気を振り絞ってご相談に来られます。
それだけでも凄い事です。その「何とかしたい」と前を向く力と、実際に記事を
読んで下さったり、ご連絡・ご来談頂く実行力は並大抵では無いと思います。
そんな、ずば抜けて心が強い人達ですが、お話をお伺いすると残念な事に
「〇〇で挫折しました。」「△△という失敗をしました。」
「××になっちゃいました。」「□□という酷い目に遭いました。」と、
挫折や被害、失敗の体験だけを次々と並べてお話される人が多いです。
勿論、どれだけ辛かったか?をお話しされたいのはわかりますし、こちらも
しっかりお聞きし受けとめます。
ただ、人生の挫折・失敗場面ばかり集めた「挫折物語」の主役を演じ続ける事
ほど苦しいものはないと思います。
でも「そんな事言っても、誰かに愛された事も無いし、何も成し遂げてない自分は
やはり挫折・失敗の人生です」と、思っている人もいると思います。
しかし、それは本当でしょうか?
万が一、本当に何も誇れる事も成し遂げた事も何も無いとしても、
それら数々の挫折や失敗を乗り越えたからこそ、こうやってここに来られている、
或いはこの記事を読んで頂いてるのではないでしょうか?
挫折や失敗して心が折れたままならそんな事はできないはずです。
そこで、そういう人には「挫折物語」の続きを書く事をお勧めします。
ー 「こんな挫折をした。」で終わらせず「こんな挫折をしました、けれど
こうやって何とか立ち直りました。」とか「こんな酷い目に遭いました、けれど
何とかこうやって耐えています。」等といった、
「〇〇からの~」とか「△△けれども~」とその続きを書いてみるという事です。
もしそれを書いてみると「そんな酷い事があっても、どうやって耐えたか?」とか
「どうやって心が折れない様に持っていったか?」等のさしずめ
「サバイバル物語」になるのではないでしょうか?
そしてそれを見直せば、あなたの中に気が付かなかった凄い力が宿ってる事に
気が付くかも知れません。
そしてもしそれに気が付く事ができれば、今目の前にある挫折や困難も
乗り越える力がある事に気付く事ができるかも知れません。
心の自然治癒力を高める~自我強化
うちのルームでも、
「楽になって来てるし、頭では面談に行きたいと思うのですが、
行こうとすると体調が悪くなるんです」と仰る方もいらっしゃいます。
こういった場合で一つ考えられる事は「そもそも僕の事が嫌いで
無意識が抵抗してる」(笑)のでないとすれば、
「良くなろう」という変化に無意識が抵抗してると考えられます。
いくらトラウマを解消するお手伝いをしたり、無意識の中に抑圧して来られた感情を
解放して頂いたり、過食や依存等のパターンを崩す介入を差し上げたり、
スキーマを解消するお手伝いを差し上げたり、インナーチャイルドを癒して頂いても
無意識が抵抗する場合があります。
そういった事を防ぐ為にも「心の自然治癒力」を高める事を同時にして頂く必要
があります。
セラピーを切り傷を負った時の治療に譬えて言うと、消毒や傷口を縫う事、
薬を塗る事、絆創膏や包帯でカバーする事等に該当するかも知れません。
そして、傷が塞がって行く為には身体の「自然治癒力」が必要です。
でも、「心」の場合は、余りにも辛い状態で長年苦しんで来られていると
「心の自然治癒力」が低下し、無意識の抵抗に負けそうになったり、
「心の傷」や「心の穴」が中々塞がらない人もいると思います。
そうした場合には「心の自然治癒力」を高めてゆく必要があると思います。
従来の心理学で言うと「自我強化」、今の認知行動療法の進化型であるスキーマ療法
で言うと「健康な大人の部分」(ヘルシーアダルト)を強くしてゆく事こそ
「心の自然治癒力」を高める事に繋がってゆくと思います。
では、どうすれば「心の自然治癒力」を高める事ができるのでしょうか?
以下に、そのヒントをお書きしたいと思います。
<心の自然治癒力を高める為のヒント>
①「今の悩みや症状」と「本来の健康な自分」を分けて
それぞれの自分の心を占める割合を直観で%で表す。
※例:「今の悩み症状が占める割合」=80%
「本来の健康な自分が占める割合」=20%
②昨日、一昨日・・と、過去を振り返って行き「本来の健康な自分が占める割合」
が今より大きかった場面をできるだけ沢山書き出してゆく
③書き出したその場面を読み返し
「何故その時は本来の自分の支配率が上がってたのか?」を考える
※自分がどう考えていたからか?自分がどう行動してたからか?等
④その時に自分が使っていた”力”に名前を付ける
※例:「幸せになりたい力」「自分を取り戻す力」等
⑤その”力”を人生で最初に使った時の事を思い出す。
⑥その”力”を身に付ける時に影響を受けた人物は誰か?を考えてみる。
そして、あなたがその”力”を身に付けた事を知ってその人は
何て言うだろうか?と想像してみる
※お祖母ちゃん、家族、親友、マンガの主人公、ペット等
(思い浮かばなければ次へ)
⑦あなたがその”力”を持ってる事を一番よく知ってる人物は誰だろうか?
と思い出す
※過去の親友、祖母等の家族、ペット、ぬいぐるみ等
⑧その「あなたの力を一番よく知ってる人」が傍にいると想像して、
「私のその”力”のどういう部分が一番印象的でしたか?」と質問したら
その人物は何て答えるだろうか?と想像してみる。
次に「私のその”力”をあなたが見て、あなたの人生にどういう良い影響を
与えましたか?」とその相手に聞いたとしたら何て答えるだろうか?と考えてみる
⑨その相手の答えが、もし賞賛や感謝や承認であれば
「そう言ってくれて有難う」とその言葉を受け止める
⑩「その”力”をもし明日充分に発揮したとしたら、明日は今日と何が違ってる
だろうか? 半年後は今とどう違っているだろうか?」と想像してみる
以上の様な事を想像してみるのも「心の自然治癒力」を高める事に役に立ちます。
※これはあくまで一例で、ナラティブ・アプローチや解決志向アプローチ
を基にしたものです。
他にも「心の自然治癒力の高め方は色々ありますので、
もしご興味がありましたらお気軽にご連絡下さい。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
心の筋肉を鍛える
セミナー等に行って「ありのままの自分」が周りから承認され受け容れられて
嬉しくなる。
「このままの私でいいんだ」と何か世界が変わった様に感じて、
家に帰っても高揚感に包まれて眠りに就く。
翌日会社に行くと、上司から「ダメ出し」を喰らい、得意先さからは怒られ、
昨日の高揚感が嘘のように消えてしまう・・・。
「私って、やっぱり駄目じゃん」・・・。
一歩外に踏み出せば、
周りは「ありのままのあなた」を認めてくれる人ばかりではないでしょう。
時には「否定」、「ダメ出し」、「嫉妬」、「見下し」、「嫌味」や
怒りをぶつけられる事もあるでしょう。
そして「ありのままの自分」は脆くも崩れ去る・・・。
もし、あなたがそんな悩みを抱えておられるのならこれを機会に、
「心の筋肉」を鍛えてみませんか?
例えば、身体を鍛える時にはどうするでしょうか?
まず「ウエストラインを引き締める」とか「ヒップアップしたい」とか
「二の腕をシェイプしたい」、「足を細くした」・・・。或いは男性だったら「腹筋を割りたい」、「分厚い胸板にしたい」等、
「どこを鍛えるか?」の目標を持つと思います。
ですから、「心の筋肉を鍛える」場合も「どこを鍛えるか?」の目標から入る
と良いかも知れません。
例えば「怒られても持論を言い返せるくらいになりたい」とか、
「否定されてもすぐ切り替えられる様になりたい」、
「今迄は嫌な事があるとすぐ逃げ出してたけど、忍耐力をつけたい」等。
次にその「部分」をどうやって鍛えるか?ですが、
例えば身体の場合は器具を購入したり、ジムに行ったりするでしょうが、
「心」の場合は、お金は掛かりません。
というのは、家庭の中(の人間関係)がそのまま「ワンダーコア」になり、
会社や学校がそのまま「トレーニングジム」になるからです(笑)。
そして「どの部分を鍛えるか?」の目標を定めたら
ジムに”出勤”(登校)(笑)です。
ジムでは、中々降ろしてくれないランニングマシーンの課長や、
物凄い負荷を掛けてくるプレスベンチである得意先の社長等、
メニューが豊富でしょう。
その時に大切な事は、
「これによって、どの部分を鍛えてるか?」を常に意識する事です。
身体を鍛える時も、鍛えたい部位に意識を向けないと効果は減ってしまう
と言われます。
ですから、
「今日のメニューは、A社長のベンチプレスだ!さあ、これで怒鳴られても
動じない筋肉を鍛えるぞ!」とその”部分”に意識を向ける事が大切です。
※実際のジムのトレーニング内容が、もし強制労働だったとして、]
重い物を何度も持ち上げさせられたり、無理やり走らされたりしたら、
筋肉の付きも悪くなるかも知れませんし、
第一苦痛でしかないのでストレスが溜まり、とても続かないと思います。
要は「意識をどちらへ向けるか?」ですね。
更に、身体を鍛える時には「ウエスト何㎝減ったかな?」とか
「どれどれ、腹筋はどこまで割れて来たかな?」等とこまめにチェックする
はずです。
ですから「心を鍛える」時も同様に
「A社長のベンチプレスで前は5秒でノックアウトだったけど、
今は10秒くらい耐えられるようになったな」等と「心の鍛えられ具合」
もこまめにチェックするのが良いと思います。
但し「トレーニングの指導をきっちりと受けたい」とか
「いきなり負荷をかけすぎて、心の筋挫傷しちゃった」という方は
お気軽にご相談下さい。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
症状や悩みを通してあなたが経験し身に付けてきた事
「私は育った環境のせいでアダルトチルドレンになり
大人になった今も人との人間関係で苦しんでいます」
「過食嘔吐がいつまでも止められず、毎日苦しいです」
「職場に行こうとすると不安で体が動かなくなり
今日も休んでしまい、自分を責める毎日です」
精神的な悩みや心因だとされる症状に襲われている人は自分を責めたり
(その”原因”を作った)相手を責めたりしながら無力感に襲われている人
も多いと思います。
「自分はなんて弱い人間なんだろう?」
「あんな親でさえなければ私は今頃違う人生を遅れていただろうに」・・・。
確かに、あなたの今の辛さは元々は親のせいだったかも知れないし、
”あいつら”のせいだったかも知れない。
或いは自分の性格や捉え方のせいだったのかも知れない。
勿論自責や他責が強すぎたり、症状の軽減が急を要する場合は、
その解消のお手伝いをするのが我々の仕事でもあります。
ただどんなに辛い体験であれ、惨めな体験であれ、それはあなた固有の体験であり
その中で達成して来た事や学んで来た事が必ずあると思います。
そして、その「他の誰もが経験した事のない経験」が特殊であればある程
「あなたしかできなかった経験」を通して「あなたしかできなかった達成や学び」
が大きなものとして与えられてると思います。
ー 例えば或る人は幼い頃両親から愛情をもらえなかったとします。
しかもそんな中、学校で苛められて誰も味方のいない孤独な子供時代を過ごした。
どうにか就職したが過食が止まらず、自分に自信がなく「死にたい」
という気持ちをずっと抱えながら無理して仕事を続けた。
職場でも上司からパワハラを受け、おまけに相談できる人もいず、
毎日針のむしろの様だ。
とうとう、電車に乗れなくなり会社を休んでしまった。
自分を責め「死にたい」気持ちが増々強まって来てる・・・。
これはあくまで例え話ですが、この人はとても辛い人生だったと思います。
こんな状況を経験して生きて来た人はごく少数だと思います。
僕自身も残念ながらそういう経験はしていませんし、
他のセラピストや医師の中でも稀ではないでしょうか?
何が言いたいかというと、
「そんな酷い経験は他の多くの人は経験していない。
だからその人固有の貴重な経験をしてきた」という事です。
だからこそ、僕達専門家がどう転んでも経験できない様な苦悩と達成と学びを
行って来たはずです。
そういう人達は言わば「アダルトチルドレン」や「過食」、「不安」、「希死念慮」の
スペシャリストな訳です。
例えて言うとサッカーのプロ選手にサッカーをやった事もなく
机上だけで勉強したコーチが「あのシュートはもっと落ち着いて蹴るべきだったよ」
等といったら怒られるでしょう(笑)
逆に教えてもらいたい事が山ほどあります。
「どんな練習したんですか?」
「どうやってその厳しい練習に耐えられたのですか?」
「どうしたらあんなハードなスポーツを90分続けられるのですか?」
「あんな激しい当たりの中で怪我をしない工夫は?」
「調子が悪いとバッシングされるのにどうやって耐えてるのですか?」・・・。
同じ様に、症状や悩みのスペシャリストの人に敬意をもって聞きたい事があります。
「そんな酷い家庭環境の中でどうやって生きて来たのですか?」
「過食を1回でも止めた事があるとすれば、どんな凄い意志の力を使ったのですか?」
「”死にたい”に襲われながらもどうやって学校や職場に通って来たのですか?」
「あなたの今迄の人生が、他の人が鍛える事ができない筋肉や体力を鍛える為の
トレーニングだったとしたらどんな筋肉や体力を身に付けて来ましたか?」
更に
「そのあなたが今迄苦しいトレーニングで身に付けて来た、
あなた固有の力を今のあなたの問題にどう使えるのでしょう?」
「そして、その力を使い続けたら、どんな未来が開けるのでしょう?」
・・・そんな事を想像してみるのもいいかも知れません。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
「たまたま運が良かっただけ」?
カウンセリングを差し上げてる時に、例えば・・・
クライアントさん
「信頼してた友達に裏切られ、イジメられる様になりました・・・」
カウンセラー
「それでも、学校休まずに行き続けたんですよね!」
カウンセラー
「しかも、人が信じられなくなってもおかしくないのに、
その後友人も作られた!一体どうやって、そんな事ができたのですか?」
クライアントさん
「たまたま向こうから話かけてくれた子がいて、
たまたま話題が合ったので・・・」
また例えば・・・
うつや不登校に襲われ、何度も心が折れそうになったのに、
学校をきっちりと出て就職もし、結婚までされてるクライアントさんに
カウンセラー
「あなたは不登校に襲われても通信制の高校に転校して卒業し、就職し、
またうつに襲われても頑張って仕事を続け結婚までされた・・・。
普通の人だったら、何度も心が折れてその先に進めなくてもおかしくないのに
あなたのその折れない心の強さは一体何なのでしょうか?」
クライアントさん
「心が折れそうになった時にたまたまいい人に恵まれたり、
家族や周りの助けがあったからだと思います・・・」
クライアントさんのお話をお聴きしていると
「そんな酷い状況が続いても、よく心が折れずに前に進んで来られたなあ!」
と思う事が多々あります。
「僕がこの人の立場なら、とっくに心が折れてたのでは?」と思う事も多い
です。
そして僕のその感想をお伝えすると、謙遜なさってか
「たまたま運がよく」「たまたま良い人に恵まれて」「たまたま助けてもらって」
等と仰る方が殆どです。
でも、僕から言わせれば
「”自分”が心を開いたから」友人ができた訳であり、
「”自分”が助けてくれる人の助けを受け入れたから」であり、
「”自分”が助けてくれるような関係をその人と築いていたから」であり、
「”自分”が前へ進む事を諦めなかったから」
と言えると思います。
もしあなた自身も色んな苦境を経験し、それでも心が折れずに
「何とかしたい」と前を向いておられるのなら、
まずはご自分が今迄発揮してきた”力”を再確認する事から始めてみませんか?
※もし、独りでは難しい場合はお気軽にお問い合わせ下さい。
#うつ病のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください。
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
最新コラム
- 2026年10月9日ブログ発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法⑤考える共感(社会的メタ認知)の強化(1)
- 2026年10月2日ブログ発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法④感情の自己調整力の習得
- 2026年9月25日ブログ発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法③メタ認知の強化(2)
- 2026年9月18日ブログ発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法③メタ認知の強化(1)

