エンパシー~共感は世界を救う・・・かも。

エンパシー~共感は世界を救う・・・かも。

先日、ルーツオブエンパシーの創設者である、カナダのメアリー・ゴードン女史
の講演会に行って来ました。

メアリーは「共感力の無さが”攻撃性”を生む。そしてそれは、家族何世代に
渡って連鎖してしまう虐待や暴力、或いは国家・民族間の紛争の原因となる」
と仰っていました。

そして彼女は、共感力を幼い頃から身に付ける為の教育を政府の理解と援助で
世界各地の沢山の小学校等に導入し、大きな効果を上げています。

その内容は、小学生等の学校の授業にその地域の母親が赤ちゃんを連れて来ます。

生徒たちは赤ちゃんの様々な表情や動作、泣き声等から
「今、赤ちゃんは何を感じてるのか?」という事を皆で読み取って行きます。

また、人形の赤ちゃんと実際の赤ちゃんの違いを一人一人挙げて行ったりも
してました。

そうする事によって相手(この場合は赤ちゃん)の気持ちを感じる能力(共感力
を育てていくそうです。

そうして共感力を養っていった子供達は、この先大人になっても攻撃性が少なくなり
虐待や暴力等をする事はないそうです。

多くの国の政府がこの教育を導入しつつあるそうですが、紛争地域の国家間
(例えば、イスラエルとパレスチナ)では、一方の国がこの教育に乗り気でも
他方の国が取り入れなければ、紛争の解決は難しいそうです。
(両者揃っての導入はまだ無いという事が、少し悲しいです)

この「共感力」を養う教育は、子供の頃から行った方が良いそうですが、
僕は我々大人でも、身に付ける事ができると思います。

例えば話を聞き、相手の表情や動作、呼吸等を観察しながら
「この人は、今どんな気持ちなんだろう?」「私に何を伝えたいんだろう?」等と
「相手の気持ちを理解しようとする事」を常に心掛けていると、
少しずつ共感力は養われてくると思います。

ただ、注意しないと行けないのは、共感とはあくまで
「相手の気持ちを感じて、それを共有する事」です。

ですから「相手はこんな酷い目に遭って可哀想」と考え、悲しくなるのは
相手の感情ではなく自分の思考→感情ですので、それは共感ではなく同情
全く別のものです。

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。