他人と自分の「違い」を知る

他人と自分の「違い」を知る

「夫とは”価値観が違う”ので別れようと思います」

「会社の人達とは”合わないの”で付き合いたくありません。
  辞めようかな?とも思います。」

僕の師匠の矢野惣一先生が以前「成長とは自分と他人の”違い”を知る」事
だと仰っておられました。

産まれたばかりの赤ちゃんは自分と他人の区別はつかないものです。
「このおっぱいは自分のものだ」と感じているようです。

でも徐々に自分と他人(母親)の物理的な区別がつけられる様になって
成長していきます。

ただ「心理的な面での自分と他人の違い」を認めるという事は
環境によって随分左右されると思います。


例えば、親が子供の価値観や考えをいつもそのまま受け入れて来た場合・・・。

その場合は、家庭から一歩外に出れば「自分と違う価値観の嵐」の洗礼を受けます。

そういう子供は「僕の考えが唯一正しい。他の奴らがおかしいんだ」と
決して相手を認めないか、

心の中では”こいつらが間違ってる”と思いながらも表面上ではうまく合わせて
ゆくか、

自分の価値観で生きられる世界や仲間とだけ繋がってゆくか、
という事になるかも知れません。

また例えば、親の価値観を刷り込まれたり、鵜呑みにせざるを得ない状況で
育った場合も同様の事が起こる可能性があります。

そういった場合、遊びや学校では”価値観の違い”に触れた場合は、
「自分の価値観と違う奴らとは付き合わない」という選択肢(逃げ場)
があるでしょう。

でも、仕事結婚では価値観の違う者同士が嫌でも一緒に仕事をしたり
一緒に暮らして行かなければならない訳です。

でも「この人達と合わないから仕事を辞めたい」とか「夫とは価値観が違うので
別れたい」とやっていれば、いつまで経っても”成長”は訪れないと想います。

勿論、仕事を辞めた方がいい場合や離婚した方がいい場合もあると思います。

ただ、もしかすると仕事が長続きしない人が増えているのも、
離婚する夫婦が多くなってるのも背景には「私の価値観に合わない場所や人を
切ってゆく」という人が増えているという事があるのかも知れません。

→つまり「私の価値観が正しくてあなたの価値観が間違ってる」
(I'm O.K. You are not O.K.)

そういう意味では職場や夫婦関係は価値観の違いを認めて受け入れ
「I'm O.K. You are O.K.」と成長する為のとても大切な”場”だと思います。

もし、あなたが少しでも当てはまっているのであれば、
どうか今の職場や夫婦関係から逃げないで、
相手の価値観をどうしたら認められるか?を考えてみてはどうでしょうか?

自分の価値観をきっちり伝えて、相手の価値観も受け止めて、
その上で歩み寄る為に、しっかり話し合ってみるのもいいと思います。

そうしてお互いが「O.K.」になれば、そこにはお互いの成長というギフト
も与えられるでしょう。

と、偉そうに書いてますが僕も結婚当初は妻の価値観との違いを認め難く、
よく衝突しました。

でもお陰様で今は「お互いにO.K.」という所まで何とか辿り着きました。
妻に感謝です(笑)

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。