「何でこんな人(夫・彼)を好きになってしまったのか」

「何でこんな人(夫・彼)を好きになってしまったのか」

「夫は冷淡で、気持ちをわかってくれないし、愛情を感じられません」

「彼は暴力的で私の話なんて聞いてくれません」

恋人や配偶者が他人からは「別れた方がいいよ」と言われるくらい、
冷淡であったり暴力を振るったり浮気癖や依存症に取りつかれている・・・。
でも、別れる事ができない
しかも以前の恋人も似た様なタイプの人だった・・・。

もしあなたがそうなら、
それはあなたが無意識の中に持ってるスキーマ(間違った思い込み・信念)
のせいかも知れません。

「人は自分のスキーマを誘発するような異性に対して性的に魅かれる」
という仮説があります。

例えばあなたが「私は大切な人に見捨てられる」「どうせ私は愛されない」
というスキーマを持ってるとすれば、あなたを見捨てる様な人、愛してくれない人
を無意識のうちに好きになってしまいます

逆にあなたを本当に愛してくれる人には魅かれずに「性格が合わないから」
「身長が低いから」等の”後付けの理由”で距離を置いてしまいます

つまり、意識は無意識のスキーマに逆らえないので、スキーマに反する相手だと
”アラ探し”をして無理やり別れる理由をこじつける訳です。

そうした挙句にスキーマ通りの相手を選んで「”やっぱり”私は捨てられる」
「”どうせ”私は愛されない」等とスキーマをより強化してしまいます。

では、どうすればいいのでしょうか?

まず、あなたができる事は
①間違った思い込み・信念(スキーマ)を特定し、
②それに反論を加えて行く事、です。

①間違った思い込み・信念みを特定する
間違った思い込み・信念の刷り込み「どうせ(やっぱり)自分は〇〇だ」
「しょせん他人は△△だ」「しょせん世の中は××だ」等といった形で
意識に浮かび上がってくる事が多いです。

例えば、夫に冷たくされた時や彼に暴力を振るわれた時に何て思いましたか?

「どうせ私は愛されない」「しょせん他人は私を見捨てる」
「しょせん他人は私を傷つける」「やっぱり自分は無力で弱い」
「しょせん他人は自分を支配する」「どうせ自分は無能だ」・・等々。

②「間違った思い込み・信念」に反論する
間違った思い込み・信念の刷り込み」が何となくわかったら、
「それは事実なのか?」を考えて、「そうじゃない証拠(反証)」を
書き出してみましょう

例えばあなたを愛してくれた人はいませんでしたか? あなたを見捨てない人は?
 あなたを傷つけず逆に守ってくれた人は?・・・等々。

それをいくつも書いていけばいく程、「間違った思い込み・信念」は
弱まっていくでしょう。

(※最終的には心屋仁乃助さんが仰ってられる様に「どうせ私は愛される!」
 までいければ理想ですが(笑))

但し、それでも「間違った思い込み・信念」が強力な場合はそれを刷り込んだ相手
(多くの場合は親です)への”怒りや心残り”を吐き出して
その刷り込みによってがんじがらめになってる無意識の中に居る子供時代の自分
(傷ついたインナーチャイルド)を癒していく必要があります。

それと同時に根っこの刷り込みから派生した禁止令(ビリーフ)を緩めていく
必要があります。

ただ、それらの部分はお一人では難しいですので、
必要な場合はお気軽にご相談下さい。