摂食障害に苦しんでいる貴女へ

摂食障害に苦しんでいる貴女へ

摂食障害に襲われて、間違って自分を責めてしまってる貴方へ

もう、自分を責めなくてもいいですよ。

所謂「拒食症」の場合は勿論、「過食症」の場合も「食べちゃだめだ!
我慢しなきゃ!」と一人で頑張って来ましたね。

あなたは、ず~っと我慢して来たのではないですか?

親や誰かに「本当はわかってもらいたい気持ちをわかってもらう事を我慢」し、
「本当はして欲しい事をしてもらう事を我慢」し、「本当は言いたかった事を我慢」し・・。

もう、我慢しなくてもいいんですよ。

あなたが産まれた時、もしかしたらおっぱいを沢山飲む丸々とした可愛い赤ちゃん
だったかも知れません。

我慢なんかせずに沢山飲んで、沢山食べて・・・。

それでも、みんなはあなたの事を見て笑顔になり、沢山の愛を与え、
無条件に愛されたのではないでしょうか?

優しい貴女は、いつの頃からか我慢をし始めた・・・。

そうして、世の中の「悪意」に晒されて摂食障害に襲われる様になった。

「世の中の悪意」・・・例えばそれは女性を男性の道具としてみる考え方。

ー 「綺麗で、スマートで、脚が細く、お尻がキュッと上がって、
   スリーサイズは〇〇くらいが理想だな・・・」

世界で開かれる美女コンテスト、雑誌やメディアで謳われる”理想”の体型・・。
誰にとっての理想なのか?

それらは全て「男性側から見た理想」であって、女性に対する明らかな差別
だと思う。

素直なあなたはそれを信じ、我慢を重ね、摂食障害の餌食になってしまった。

さあ、「もう我慢をしなくてもいいよ」と自分に許可を与え敢然と差別に抵抗し、
摂食障害野郎(汚い言葉でスミマセン)から自分を取り戻す為に立ち上がりませんか?

もし必要な場合は、僕はいつでもあなたのチームに加わらせてもらいますので、
その時はご一報ください。

 

 

摂食障害や依存、うつ等に襲われてる人を責めてる人へ

 

「うちの娘は過食をコントロールできない。本当に意志が弱い娘だわ!」

「私の彼は何故ギャンブルをやめられないのかしら?
こんなダメな人とは思わなかった!」

「うちの主人はうつにかかって、会社を休んでいる。
このまま復職できないとクビになっちゃうかも・・・。
家族に対する責任感がないのかしら。本当に心が弱い人だわ!」

摂食障害や依存症、うつ等の神経症に襲われた人の配偶者や恋人、親等は、
それらの”症状”に襲われた恋人や配偶者や子供を「意志が弱い」とか「心が弱い」
「気持ちの持ちよう」、「性格が問題」等と勘違いなさってる人も多いようです。

でも、僕が見て来た感じではそれらの”症状”に襲われてる人の中で
本当に意志や心が弱いとか性格がねじ曲がってる人にはお会いした事はありません。

逆に皆さんは「意志が異常に強い」「異常に我慢強い」
「自分に厳しく他人に優しい素晴らしい性格」の人ばかりです。

ー
例えば、”過食”を例にすると意志が弱い人は「食べたいなあ!食べちゃお!」と
無意識からの衝動の赴くままに食べちゃっても意志の力で抵抗しないので
食べた後に”罪悪感”には襲われず満足するでしょう。

これは”過食”ではなく、単に「よく食べる人」です。

逆に意志(意識の力)が強い人は「食べたいなあ」という無意識からの衝動に対して
「食べちゃダメ!」と意志の力で抵抗する訳です。

でも、大抵の場合は”意識の力”は”無意識の力”には勝てません。
(※そして自分の意志の力が無意識の力に負けちゃうと「自分は何てダメなんだろう
・・。」と自責→過食の悪循環に陥って行きます。)

何故なら、”無意識の力”は人間がまだ進化する前の動物だった時代から
自分自身の心身を守る為に身に付けて来た力、言わば生存本能ですので、
それを無視する事はできません。

では「”無意識の力”が自分の心身を守る為に摂食障害や依存やうつを起こさせてる」
というのはどういう意味なのでしょうか?

例えば、子供時代に親から「愛情」や「理解」や「承認や賞賛」、「安全や安心」が
得られなかった人は心の中にぽっぱりと穴(満たされない想い)が空いてしまいます。

穴が空いたままでは、それこそ”心の危機”です。

そこで無意識はその危機から自分を守る為に、その穴を埋めようとして、
過食や依存に駆り立てます。

でも心の穴は、”物”では埋められません。
だからずっとその”症状”が続いてしまう・・・。

また例えば、誰かに対する怒り等の感情を「出してはいけない」と
 他人に気を遣ってず~っと我慢して抑え込んで来た人達・・・。

とっても我慢強く、他人に優しい人ですよね?
でも感情を抑え込んでいるのは、かなり疲れますし、とてもエネルギーが必要な
事です。

でも我慢強く他人に気を使って抑え続けるとやがて「エネルギーが切れてしまう」
という”身体の危機”が訪れます。

そして無意識は、その危機から身体を守ろうとして、朝起きれなくしたり、
仕事から離れさせようとしたり、エネルギーを消費する交流や趣味でさえ
控えさせようとします。

言ってみれば、これが”うつ”の状態です。
 (※それでも頑張り屋さんで意志の力の強い彼ら彼女らは「頑張らなきゃ!、
  迷惑を掛けちゃいけない!と意識の力で無理やりに抵抗しようとします・・・。
  でも無意識の力には勝てない→自責→よりうつが酷くなる、
  という悪循環に陥ってしまう)

  勿論、過食や依存、うつ等の全てに当てはまる訳ではないのかも知れませんが、
  かなりの確率でこういった事が意識と無意識の間で繰り広げられていると
  考えられます。

それでは、どうしたらいいのでしょうか?

ー
まず、意識と無意識の葛藤があるから、より悪循環にはまっちゃう訳ですから、
意識の抵抗を無くす事から始める事ができます。

→「食べちゃいけない」を「食べてもいいや」に変える、 もっと言えば、
「楽しんで食べよう!」「味わって食べよう!」(※さらに上を行くのが
食べる事を自分の”ウリ”にした人がギャル曽根さんや石ちゃんでしょう。(笑))

 同様に「ギャンブルしちゃダメ」→「ギャンブルを楽しもう!」
 「我慢しなきゃ」→「我慢しなくてもいい」
 「感情を出してはいけない」→「出してもいい」
 「頑張らなきゃ」→「頑張らなくてもいい」
 「迷惑掛けちゃダメ」→「迷惑かけてもいい」等々。

但し無意識の力が強力な場合や誰かに対する満たされない感情が沢山溜まってる人は
カウンセリングを受けられて無意識に介入していく必要があると思います。

もし、あなたの周りにその様な苦しみを抱えた人がいれば、
責める代わりに理解してあげて頂いて、本人が望むのであれば
カウンセリングに連れて来て頂く事もご検討下さい。

 

 

依存症(ギャンブル・摂食障害等)と意識の偏り

 

ギャンブル、
アルコール、
摂食障害、
買い物、
ゲーム、ネット、携帯、
恋愛、SEX・・・。

様々な、所謂「依存症」と呼ばれるものに憑りつかれて
お困りになっている方も多いです。

こういったものに取りつかれたご本人や家族や周囲の方は
「お金や時間を無駄にして、だらしない」
「我慢が足りない」
等と”勘違い”をして、自分を責めたり、本人を責めたりしてしまいがちです。

でも、多くの場合はその”真逆”で
「自分の為に使うお金や時間や欲求をずっと”我慢”して来た人達」
と言えると思います。

どういう事かと言いますと、
その為にはまず人間の「無意識の働き」を理解する必要があると思います。

「無意識の働き」・・・それは例えば、
「甘えちゃいけない」と意志(意識)の力で甘えを断念してきた人が、
うつや様々な心身の症状を出す事によって、間接的に甘える事ができたり、

「怒っちゃいけない」と意志(意識)の力で怒りを抑圧し続けて来た人が、
突然配偶者や恋人や子供に大爆発してしまう・・・等。

特に定期的に「大爆発」してしまう人は
一見「怒りっぽく、感情をコントロールできない人」
に見られがちですが、実はその真逆で、怒りをずっと抑圧し、
コントロールし続けて来た人達が殆どだと感じます。

では、何故そんな事になるのか?

それは、意志(意識)の力で本来の欲求(甘えたい、怒りたい、等)を
抑え込んで来たので、その「欲求充足」の為に無意識の力が働いたから、
と考えられます。

同様に「依存症」に襲われている方も
「自分の為にお金や時間を自由に使いたい」
「もう我慢は懲り懲りだ」
「食べたい」
「甘えたい」
等の本来の欲求を意志(意識)の力で抑え込もうとし続けるので、
無意識が「欲求充足」に向けて「依存症」という形で発動すると考えられます。

ではもしそうだとすれば、どうすれば良いのか?

→その答えは、「依存」や「感情の爆発」、「心身の症状」といった、
非適応的な欲求充足をより適応的な欲求充足に変えてゆく事、だと思います。

(我が師、矢野惣一先生の「愛の偏り」で言うと)
様々な依存症に襲われている方の殆どは
(愛情を他者から)「受け取る」事と「自分を愛する」事にブレーキ
をかけてしまい、それを補う為に「依存」が出現する、と考えられます。

(※例えば、「自分を愛する為」には、自分の為だけにお金と時間を
  費やしてあげる事が必要ですが、それを自分で禁じているから無意識が発動し
  ”自分の為だけにお金と時間を費やす状況”=つまりギャンブル等です、
  を作り出してしまっている、と考えられます)

もし、これ以上詳しいヒントが必要な場合は、
一度カウンセリングを受けられる事をご検討下さい。

 

#摂食障害の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください

#依存症の改善のカウンセリングについてはこちら

 

 

好きな事をする~過食や依存に襲われてる人へ

 

前回、
過食や依存に襲われる人達の多くは
「自分の為に使うお金や時間や欲求をずっと”我慢”して来た人達が多い」
と書きました。

つまり、そういった人達は
「自分の好きな事をする事を我慢してきた」為に、その溜まった我慢が
火山の噴火の様に大爆発して「依存」という自分ではコントロールできない状態
になってしまうのだと思います。

10日前に過食の相談で来られた成人女性の方が
二回目の相談に、先日お越しになりました。

その方は、先日のカウンセリングの中でヒントを掴まれた様で
「(幼い時)自分の好きな事は何だったんだろう?」
と考えて、小学校以来忘れていた「自分の好きだった事」を
もう一度やってみる様にされたとの事でした。

そうすると、この10日間は過食衝動から解放された
との事でした。

思うに、
「大爆発する迄ため込んでいた”欲求”」を溜めこまずに小出しにしていった
(都度叶えてあげる事でガス抜きをした)から大爆発を防げるようになった
のでは?」と感じました。

勿論、それが全ての人に当てはまる訳ではないでしょうが、
ご参考迄に。

ただこう言うと「好きな事なんてわからない」と仰る方も出て来ると思います。

そんな方はそのお客さんがなさった様に
「私は子供の頃、何が好きだったんだろう?」と
思い出す事から始めてみるのもいいかも知れません。

#摂食障害改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照下さい

#依存症のカウンセリングについては、こちら

 

 

サブモダリィティー(無意識)が変わる瞬間
~過食嘔吐での事例

 

先日、過食嘔吐に長年苦しんでおられる人が来談し、そこで興味深い事を体験
しました。

過食嘔吐に襲われてる人は、多くの場合子供時代の親への未完の想いや心の穴を
抱えているか、それは乗り越えたとしてもその時のパターンが無意識で維持されて
いる」という僕自身の枠組みがあります。

ところが、その人は「未完了の想いはない」、「ストレスもない」と
仰ったので、そこには触れませんでした。

そういった場合は僕の枠組みを変えてSFAの「例外」を探って拡大したり
MRIの対処フレームを探り、逆説的な介入のご提案をしたりします。

ところが、それもクライアントさんの「枠組み」にどうもしっくり来ない・・。

そこで「思考の枠組み」にアプローチすべく、禁止令のビリーフチェンジ
をさせて頂こうと思ったが、禁止令もそれ程強くない・・・。
少し困った僕は、兎に角クライアントさんのリソース(資質・能力)に的を絞って
ひたすら傾聴とコンプリメントを重ねました。

そうしているとクライアントさんの表情や言葉が明らかに変化したように
感じました。

最後に無意識の枠組み(記憶)をリフレームすべく、NLPのサブモダリティーチェンジ
を試みさせて頂きました。
(過食に襲われてる方には普段は余り使わないのですが(笑))

サブモダリティーとは「記憶されている五感の要素」とも言えるべきもので
例えば五感の中の「視覚」を例に採ると「視覚の要素」として色や大きさ、
明るさ、動画/静止画、主観/客観、位置、ぼんやり/はっきり等があります。

そして、この記憶されてるサブモダリティーによって、
「今・ここ」での体験から生じる思考や感情、行動が大きく変わって来ます。

例えば、不安症の予期不安の時に何かのイメージや思考が湧いて来たり、
過食衝動が起きる時に食べ物のイメージが浮かんでくる等の時には
記憶されたサブモダリティーに沿ったイメージが出て来て、それに反応した
思考→感情→行動をとってしまいます。

そこでサブモダリティー自体に変化を加えると、
反応(この場合は不安や過食衝動)自体も変わってくるというものです。

このクライアントさんにはまず、過食衝動が襲って来る時のサブモダリティー
を探って頂きました。

そうすると「あれっ?いつもは今食べたい食べ物がカラーの画像で
大きく頭に浮かんでくるのに、なぜか小さく白黒になってる!」と仰いました。

そして過食衝動は起こそうと思っても今は起きないそうです。

つまり、こちらから働きかけてサブモダリティーに変化を加える前に
勝手に変化していたのです。

思うに、クライアントさんのリソースをひたすらコンプリメントした結果として
サブモダリティーが自動的に変わったのだと考えるしかありません。
(この場合は思考の枠組みが変わった事で、無意識の枠組みが変わった訳です)

この体験を通じて改めて人間が持ってる力、一瞬で変化する心(脳)の回復力
の神秘さに気付かされました。

それを気づかせて頂いたクライアントさんとのご縁に深く感謝いたします。

(※注:どのクライアントさんも1回で症状消失する訳ではありません。
    どの技法・アプローチが有効かはクライアントさんによって違います。
    また、クライアントさんの目標が症状消失だけなら別ですが、
    僕は症状消失はゴールではなく、一つの過程だと思っています)

 

#私のカウンセリングの特長については、
こちらにお書きしてますので、ご参照ご参照下さい

#摂食障害改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照下さい

#心理学を勉強したい方はこちら

#心理カウンセラーになりたい方はこちら

 

 

大人の摂食障害~NHKの電話取材

 

先日、NHKの大阪放送局から「大人の摂食障害」についての電話取材
を受けました。

担当の方は「今、大人の摂食障害が増えているのですが、原因は何だと思
います?」といったご質問に対して「きっかけ(誘引)は色々なストレス
によるものが多いと思います。でも、もっと遡れば子供時代の親との関係
から来てる場合が多いと思います。」と私見を述べました。

それに対して担当の方は「子供時代の親との関係と言いますと?」と聞いて
来られてどうやら”根本原因”らしきものをお知りになりたいご様子でした。

確かに傾向としては「所謂、機能不全家族によって育てられたアダルトチルドレン
の方」や「幼い頃に傷ついてしまいトラウマを抱えた傷ついたインナーチャイルド
をお持ちの方」が大人になってから家庭や職場等における過度のストレスによって
発症する、というケースが多いように感じます。

現状のカウンセリング・心理療法でのこういったケースの主な治療方法・
解決方法としては、

①誘引となった(と考えられる)ストレスを軽減する方法を考え、思考や
行動を変えるように働きかける

②”根本原因”を特定し、その時の「未完了の問題・感情」を表出させたり
書き換えたり、という事を行う

③「原因究明」に拘らず、「解決」の方向に的を絞り、解決策を一緒に考えて
それを実行して頂く

そして、どの方法が一番効果的か否かは、はっきり申し上げてわかりません。

何故なら、人によっては「①」の方法で、誘引となったストレスを取り除けた
としても、”根本原因”の為に、また別のストレスが誘引となって症状がぶり
返す事があるかも知れません。

また、「②」の根本原因が特定できないケースもありますし、できたとしても
それを取り除く能力が、カウンセラー側に無い場合もあるでしょうし、仮に
取り除いたとしても、「形骸化された過食・拒食の”パターン”」が残り続
ける事もあるでしょう。

更に「③」の方法を採っても、”根本原因”を取り除かない限り、”解決”には
至らない、というケースもあると思います。

ですから、我々カウンセラー・心理療法家は、少なくとも「①」~「③」の
方法全てに精通し「①の方法でダメなら、②を。②でダメなら③を・・」
といった柔軟な姿勢が必要だと思います。

何故なら、私は「今の苦しみを取り除く為のお手伝いをする」という事を第一
に考える事が我々カウンセラー・心理療法家の務めだと考えるからです。

 

 

拒食症と低体重の危険

 

最近、いわゆる拒食症(神経性無食欲症)の方のご相談が何件か続きました。

拒食症も過食症と同様に、無意識の力が働いてパターン化してしまってるので
意志の力で止めようと思っても非常に難しいものです。

「(頭=意志では)わかっちゃいるけど」、「(無意識は)止められない」
という状態です。

ですから、まず「自分の意志が弱いからだ」とか「意志の弱い娘だ」等と
絶対に責めないで下さい。

ただ「どんな手段を使ってでも治そう」という意志だけは本人も家族の方も
持って頂きたいと思います。

何故ならば、拒食症はカーペンターズのカレンさんの例の通り、死に結びつき
やすいからです。(拒食症の死亡率は7~10%と言われています)

拒食症によって、低体重が進むと、栄養失調状態になり、様々な臓器への
負担や免疫力低下による合併症を発症し易くなります。

一般に「低体重」とは、BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)が
18.5未満の場合です。(例:155㎝、40㎏の人はBMI=16.6となります)

BMIがもっと下がって来たり、心身に症状が出てきた場合はまずは、入院治療
をされた方が良いと思います。

入院施設のある病院を探してみて下さい。(例えば大阪だと、大阪市大医学部
付属病院等)

まずは何はさておき、命を守る事が大切です。

そしてもしカウンセリングを受けるのであれば、体力が回復してから
「無意識のパターン」を崩す為の援助をしてくれるカウンセラー
(うちでも他でも)を探された方が良いでしょう。

 

 

摂食障害の治療方法(過食嘔吐を例に)

 

摂食障害に限った事ではありませんが、実際の症状がある場合は、

①その人個人の中に症状のパターンが維持されてる場合と

②現在の家族間等のコミュニケーションパターンを変えたり、幼児期の親に
対する葛藤を処理する必要がある場合
という2種類に分かれるというのが経験上確信している事です。

まず①のケースを想定して、症状が維持されてるパターンを崩す事を行って
ゆきます。
(※その為には勿論、お話をしっかりお聴きして、症状を維持しているパタ
ーンや症状が起きないパターンを把握しておく事が必要です)

→例えば
(1)過食が始まったら、反対の手で食べるようにし、吐く時も、いつもの反
  対の手を使う
(2)過食が襲って来たら、一番好きな事(例えばお気に入りの音楽を聞く、
  お気に入りの服を着たり靴をはく等)をやってから過食する
(3)過食が襲って来たら、5分間精一杯過食して次の5分は辞めて、更に次
  の5分を過食する・・・とペースを変える
(4)1週間の中で1日を決め、その日は逆に過食できるだけ過食する
(5)過食が襲ってくる時間帯や場所、シチュエーションがわかれば、その反
  対の(普段は過食が襲って来ないシチュエーションの)時に過食するよ
  うに努力する
(6)過食が襲って来る時に頭の中で浮かぶ言葉(=「食べたい」等)やイメ
  ージ(=ケーキやお菓子の画像等)を、別の言葉やイメージで置き換え
  る。
  更に吐く時に頭に浮かぶ言葉やイメージも変えて行く。
(7)過食嘔吐の場合は「過食」(もっと食べたい)と「拒食」(食べてはダ
  メ!)という2つの部分の葛藤があるので、その2つの部分の言い分を
  聞いてあげて折衷案を作ったり、対立を弱める
(8)過食が起きなかった日(例外)を探し、どうやってそうなったかを分析
  し、例外の日を拡大してゆく
(9)過食嘔吐を引き起こしてる脳の神経回路と対立する神経回路をダイレクト
  に作りパターンを崩す

もし「パターン崩し」をしても崩し切れない場合は、今現在関わってる人間
関係の中でパターンが維持されてる可能性が高いと思います(例えば、過食
が子供時代の親との葛藤や心の傷が原因で、その親と今でも一緒に生活して
いたり頻繁に関わっている場合等)。

⇒そうした場合は、相手とのコミュニケーションパターンを変えるか、それが
難しければ、子供時代の葛藤やトラウマ(大抵は「甘えたかったけど、甘え
られなかった」等といった”満たされない想い”が多いです)を解消して
ゆく必要があります。

いずれにしても、過食は元々は例えば「お母さんに甘えたかったけど甘える
事ができなかったので、過食等の症状を作る事によって甘えられるようになる」
等と言った意味や目的を持っていたはずです。

そして、その意味や目的が必要なくなって、単にパターンだけが残ってい
る場合と、今でも意味を持って「心の中の満たされない想い」を埋める為に
続いてしまっている場合があると思います。

そして「①」の場合は、1~2回のカウンセリングで症状消失する事が可能
ですが、「②」の場合はもう少し回数がかかってしまう事が多いです。

ですので、そのケース毎の治療が必要になって来ると私は考えています。

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。