頑張り続けて燃え尽きそうな人へ
頑張り続けて燃え尽きそうな人へ
目次
「完璧でなきゃ」「頑張らなきゃ」「強くなきゃ」「急がなきゃ」
「正しくなきゃ」「勝たなきゃ」「成功しなきゃ」
「一生懸命努力しなきゃ」「楽しちゃダメ」・・・。
そうやって、自分に鞭打って仕事や勉強をやり続けた挙句、追い詰められ
燃え尽きそうになってしまう。
(※特に優秀な学生、経営者等の社会的には所謂成功者と言われる方の中にも
その様な苦しみを感じている方もいらっしゃいます)
勿論、「完璧にする事」「頑張る事」「努力する事」等それ自体が
悪い訳ではありません。
そういった信念を持ちながらも自分を必要以上に追い詰めずに
目標に辿り着く方も沢山いらっしゃるでしょう。
では「自分を追い詰めて苦しくなる人」と「そうならない人」との違い
は何なのでしょうか?
思うに「自分を追いつめてしまう人」は、自分の目標の達成が
恐怖に動機づけられていて、「そうならない人」は更なる成長や付加価値といった
欲求に動機づけられている、という違いなのではないでしょうか?
どういう事かと言うと、「自分を追いつめて苦しくなる人」の場合、
「楽をせず、頑張って努力して完璧にやり続けて成功し、目標を達成しないと
”恐ろしい事”になってしまう、或いは”人に知られたくない本当の自分”
が暴露されてしまう」という恐怖心から、急き立てられ追い立てる様に
無理をし続ける訳です。
それでは、この「恐ろしい事」とか「人に知られたくない本当の自分」とは
一体何なのでしょう?
ー それは恐らく「他人から認められない自分」であったり「無能・無力な自分」
であったり「他人から愛されない自分」「他人から受け容れられない自分」・・・
一言で言うと「価値のない自分」が露呈してしまう事を怖れている
のだと思います。
そしてこの根本(無意識)に刷り込まれた「自分には価値が無い」という
誤った信念の為に自分を追い立てて目標を達成して初めて自分に価値が与えられる
と思ってしまう訳です。
ー「完璧に頑張って成功し続けて初めて自分に価値が出る。そうじゃないと
自分に価値なんてない。自分に価値がない事を知るのも知られるのも怖い。
だからこそいくらしんどくてもやり続けなきゃ・・・」
これではまるで収容所で、ただ生き延びる為に、ただ拷問されない様に
強制的に労働させられてる人達と変わらないくらい苦しいのかも知れません。
一方「そうならない人(自分を追いつめない人)」は
「自分には価値がない」という刷り込みが無いか、或いはそれを解消した人達で
「これを達成できなくても、自分の価値がなくなる訳ではない。
でも更なる自己成長や付加価値を得たい」と「やりたいからやってる」
と言えるでしょう。
ですから、それで自分を必要以上に追い詰めたり苦行的に苦しめたりする
必要もありません。
それは最早、死を免れる為の強制労働ではなく、同じ作業でも
「建物を完成させたい」「他人の役に立ちたい」等の自分の欲求を満足させる
楽しみがあるはずです。
では、どうすればその「恐怖の強制労働」から抜け出す事ができるのでしょうか?
そのヒントとしては、まず「本来の自分には価値が無い」という根本の信念
に挑戦する事から始める事ができると思います。
例えば、仕事をしない、勉強をしない、何も達成しない自分には本当に価値がない
のでしょうか?
それを考える時に次の様な想像をしてみる事が役に立つかも知れません。
ー あなたの子供や愛する大切な人が病気になってしまった。
そして、何もできなくなったその人はあなたにとって価値のない存在でしょうか?
或いはまた、あなたが大事に育てているペットがいたとして
勉強も労働もしない何ら建設的な事を何一つできず、依存ばかりしてくる
そのペットには何の価値もないのでしょうか?
更にまた、あなたが「この人は価値がある」と尊敬できる人も
やがて歳を取り、介護が必要になったり、痴呆になり何もできなくなる・・・。
その人はその時点で何の価値も無い存在になってしまうのでようか?
生きていてはいけないのでしょうか?
次に今迄の人生であなたを愛してくれた人、受け入れてくれた人の事を
思い出してみるのもいいかも知れません。
ー 今迄の人生の中であなたを愛してくれた人、受け入れてくれた人は誰でしょうか?
親、祖父母、兄弟、過去の友人、親友、恋人、配偶者、子、教師、ペット・・・。
今は会えない人や天国に行ってしまった人、動植物でもいいので思い浮かべて
みませんか?
その人達に「私って、ただ生きてるだけじゃ価値は無いよね?」と聞いた
としたら、全員「そうだ。お前に価値なんて無い」と言うでしょうか?
それとも?・・・。
そういった事が「自分には価値が無い」という根本の刷り込みに
変化を及ぼす事ができるかも知れません。
そしてそれが変われば「恐怖の強制労働」から解放される第一歩となると思います。
もしご自分で難しい場合や、これ以上のヒントが必要な場合は、
お気軽にご連絡下さい。
#性格の改善のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
頑張りすぎてしんどい人・頑張れない自分を責めてる人へ
「人に甘えず仕事や家事を頑張らばきゃ!」
「頑張って仕事や学校に行かなきゃいけないのにできない私はダメだ・・。」
うちの相談ルームにお越しになる方は、ほぼ間違いなく「頑張り屋」さんです。
ストレスが大きくても頑張り続けて行き詰って相談に来られる方。
頑張らないと行けないのに頑張れない自分を責めて色んな症状が出てしまい
相談に来られる方・・・。
もしあなたが「私もそうかも?」と思うのであれば”頑張る方向を変えて”
頑張りませんか?
例えば、一般的にはうつ病の人には「頑張れ!」は禁句だと言われています。
→それは、その人が頑張り過ぎて「これ以上頑張れない」所まで行き詰ってるのに
さらに「頑張れ」と励ましちゃうと行き詰まりが余計に酷くなって
できない自分を増々責めてしまうからです。
でも、こういった「頑張り屋」さんの人達に「頑張るのを止めなさい」と
言ったところで、止められない場合が多いでしょう。
だってそれがその人の良さであり、今迄それで数々の困難を乗り越えてきた
のだから・・・。
わかり易い例(わかりにくいかも(笑))で言えば、
ーあなたは自分が”井戸掘りのチャンピオン”だと想像して下さい。
諦めない根性と体力と技術で数多くの井戸を世界の干ばつ地帯に掘ってきました。
ところが、今回はいくら深く掘っても水が出てきません。それどころか、
大きな固い岩に当たってしまいました。
あなたはそれでも「意地とプライド」に懸けてその岩につるはしで挑み続けます。
「カキン、カキン・・・。」岩はシャベルやつるはしを弾き返し続けます。
何日も、何日も・・・。やがてあなたはへとへとになり、手は血だらけです。
それでも岩に挑み続けます。
でも、もう限界です。手に力が入りません。そしてあなたは倒れ込んでしまい、
それ以上頑張れない自分、岩に負けてしまった自分を責めます。ー
その一部始終をもう一人のあなたが見てたとしたら、何て言うでしょう?
勿論、これ以上「”同じ事”を頑張れ!」とは言いませんよね?
かと言って「もう頑張らなくていい!」と言われたら、「ああ、やっぱり
自分はダメなんだ」と思っちゃうかも知れません。
→そうです、頑張り屋さんの人は頑張るのを止める事は中々難しいんです。
では、どうしたらいいでしょう?
さっきの井戸掘りの例だと「今は治療と体力回復に”専念しなさい!”」
そして「身体が回復したら、別の場所を掘る事を”全力で頑張れ!”」と
言うかも知れませんね。
つまり「治療と体力回復や別の事をするのを頑張れ!」と励ます訳です。
僕もそういった「頑張り屋」さんのクライアントさんには、色々な課題を出して
「(少しずつそれをやるのを)”頑張って下さい”」とお伝えします。
(※勿論、その人の”頑張れる度合”に応じた課題ですのでご安心を(笑))
そうすれば、「頑張り屋」さんの人はそれを頑張ってやって下さるので
短期で解決する確率が高くなるんです。
たた話を聞いて、「頑張らなくてもいいからゆっくり休みなさい」という
アドバイスだけじゃ、頑張り屋さんは中々納得できないと思います。
つまり、僕のお手伝いが超短期(9割以上の方が1~3回)で効果が出て
「3回通って全く効果が無ければ全額返金します」と謳えるのは、ひとえに
クライアントさんの「頑張り」に支えられているからなんです。
皆さん、頑張って頂いて有難うございます!
倒れるまで頑張り過ぎてしまう人へ
「誰にも甘えずに休日返上で仕事をやり続けて
うつになって動けなくなりました・・・」
「家事と育児を完璧にやろうとして、
イライラが溜まって夫に当たったり、
過食や買い物依存に襲われています・・・」
周囲の人から
「もっと人に頼ったらいいのに・・・」
とか
「頑張り過ぎだよ。もっと気楽に生きなよ」等と
言われても、中々それを止める事ができない・・・。
そんな方も沢山お見えになります。
では、何故それをやめられないのか?
それは大抵の場合、その人が持ってる「間違った思い込み」
から始まる悪循環が出来上がってしまっているからだと感じられます。
では、それを少し詳しく解説してみたいと思います。
まず、
「自分はダメだ」とか「自分はきっと嫌われる」
とか
「このままの私には価値が無い、愛されない」等の
間違った思い込みが刷り込まれます。(主に家庭環境等によって)
→それが「劣等感(劣等コンプレックス)」を形成します。
→そのままでは辛いのでその反動(形成)で
「自分は優れていなきゃいけない」とか「他人に嫌われてはいけない」
等といった「優越コンプレックス」が作られます。
→この「優越コンプレックス」は、言わば一切の妥協も失敗も許さない
絶対的な鬼コーチみたいなものです。
→そして、その鬼コーチ(優越コンプレックス)の指示に従って
(嫌われない為に)他人を優先したり、我慢し続けたり、
(優れた存在になる為に)頑張り続けたり、完璧を求め続けたりします。
→でも、いくら頑張り続けても「まだダメだ!」「○○ができてない!」
「もっとやれ!」と鬼コーチは決して”ゴール”を用意してくれません。
(流石鬼コーチです(笑))
→もしそこで「もういい加減こんな練習には耐えられません」等と
弱音を吐いたとしても
「ふ~ん・・・じゃあ、お前はダメ人間のままでいいんだな?!
そのままのお前じゃ誰からも愛されないぞ!それでもいいのか?・・・」
と鬼コーチに言われると、
(それだけは避けたいので)また自分に鞭を打って頑張り続けます。
→そうして、譬えて言うと「ゴールの無いマラソン」を走り続ける
事になります。
→「ゴールの無いマラソン」・・・そりゃ辛いですよね。
でも、鬼コーチの言う通り、元のダメな自分、愛してもらえない自分には
怖くて後戻りできませんので、心身がボロボロになっても進むしかありません。
→そして、もうこうなったら自分で止める事ができないので
最終的には無意識が「自動ブレーキ」を作動させて強制終了させます。
→つまり、「うつ」や様々な症状を使ってでも止める訳です。
→所が、「うつ」や「イライラ」や「依存」に襲われた自分を
「やっぱり私はダメだ・・・」と責めてしまい、
増々
①劣等感を強め
→②増々優越コンプレックスを強化し、
③鬼コーチの”ハードル”が増々上がる→だから増々ゴールが遠のき
→④クリアできない自分を増々責めてしまい
→①増々劣等感が強まる・・・・
といった悪循環が形成されてゆきます。
では、その「ゴールの無い悪循環」から抜け出すには
どうすれば良いのでしょうか?
そのヒントとしては、
①の劣等感にアプローチする
②の優越コンプレックスにアプローチする
③のハードルを上げる事を止めて強制終了する前に
自分でストップできる「OFF」スイッチを作る
④の自責にアプローチする
の4つの介入ポイントが考えられます。
以下にそれらを書いてみたいと思います。
<悪循環を断ち切るヒント>
①劣等感にアプローチする
→「自分はダメ人間だ」とか「きっと私は嫌われる」を
突き崩す為に「そうじゃないかも?」の”証拠”を
できる限り箇条書きにしていったり、他人からの証言も集める
(認知行動療法的です)
②優越コンプレックスにアプローチする
→「優れていなきゃ」とか「誰からも好かれなきゃ」を突き崩す為に、
「ダメな自分を受け入れる=一旦認める」
(心屋仁乃助さんや「ありのまま」のスピ系ですね)や
「嫌われる勇気」を持つ(アドラーですね)
③強制終了を阻止する
→「(もう充分頑張ったから、それ以上)頑張らなくてもいい」
等といった、自分への許可を出す事(矢野惣一先生ですね)
④自責にアプローチする
→これも①の「ダメな自分」、②の「優れていなきゃいけない自分」
③の「頑張り続けなきゃいけない自分」を受け容れる許可を与える事で、
”結果として”「それができない自分」も受け容れる事ができるようになる
と思います。
もしこれ以上のヒントを望まれる場合は、
カウンセリングを受けられる事もご検討なさってみませんか?
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こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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