「新型コロナウィルスへの不安,恐怖への対処法⑥」
「新型コロナウィルスへの不安,恐怖への対処法⑥」
<前回からの続き>
前回の記事で、
「不安に集中する時間」や「仕事や勉強、家事・育児等に集中する時間」
「趣味や興味がある事に費やす時間」
等を
一日の中でスケジューリングする事(時間の構造化)
をお書きしました。
では、
肝心の「不安に集中する時間」には一体何をすれば良いのでしょうか?
それを以下にお書きしたいと思います。
(1)ぬいぐるみか人形、なければクッションを用意して
それを抱っこし、自分がご自分の幼い子供になって、
そのぬいぐるみ(や人形、クッション)に入っている
と想像します。
(2)(自分が子供になってぬいぐるみの中に入っていると想像して)
今ある不安を声に出してつぶやきます。
(3)次に、ぬいぐるみを抱いてる自分がその子の親になったとして、
「〇〇になっちゃうと思って怖かったね」
「〇〇が不安だったよね」
などと実際に声に出して”その子”の不安や恐怖を否定せず、
寄り添ってあげましょう。
なでなでしたり、抱きしめてもいいと思います。
(4)次にぬいぐるみを置いて、半分に折った白紙を用意し、
(冷静な大人の自分として)左半分に今ある不安を
できる限り沢山箇条書きしてゆきます。
(5)今度は紙を拡げて、右半分にそうならない為の対策を
左に書いた不安ごとに書いてゆきます。
(例:左「ウィルスに感染したらどうしよう?」
→右「そうならない様に、
何かに触れたらすぐに除菌スプレーを使おう」)
(6)すべて書き終わり、時間が来たら、
その紙を真ん中から切り、
左半分は机の中などにしまい、
右半分は持ち歩く等して常に意識して、
できる部分から実行してゆきましょう。
※注1:できれば1時間なら1時間、自分で決めた時間の間は
その作業に集中しましょう
※注2:毎日似たような内容だとしても、
必ず一から白紙に書き出して同様の作業をしましょう。
※注3:もし「自分や大切な家族が感染して
死んでしまったらどうしよう?」
等の、手に負えそうもない恐怖が出て来た時には、
万が一そうなった時に「今のうちに何をしておけば
悔いを残さないか?」を考えて、
それをご自身や家族の為に行ってゆく、
という事も大切だと思います。
この方法には、「声に出す」「子供になる」「親になる」
「冷静な大人になる」「「書き出す」等の作業が入っていますが、
その一面を取り上げると、どれも前頭前野の活動が関与しないと
できない事ですので、前頭前夜の働きを促し、
乗っ取られた前頭前野を取り戻す事につながってゆくと思います。
次回は「②」の「過去の不安や恐怖に纏わる記憶の想起」
の部分を変える方法をお伝えしたいと思います。
#不安障害のカウンセリングについては、
こちらにお書きしてますので、ご参照ください
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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